気ままにひとりごと

”黒い刺客”
ライスシャワー

by . Asaka-homare

                                         
父  リアルシャダイ
母  ライラックポイント(4勝)
母父 マルゼンスキー
平成元年3月5日生 牡 黒鹿毛
北海道登別 ユートピア牧場生産
                                      
 私が初めてライスシャワーのレースを見たのは、皮肉にもライスシャワーが逝ってしまった平成7年の宝塚記念でした。それまでライスのことは、知ってはいましたがたいして好きな馬ではなく、「長距離で強い馬」位のイメージしか持っていなかったんですが、ライスの戦死により非常に興味を持つことになってしまいました。
 ライスは3歳の8月にデビューし、新馬戦で勝利をおさめましたが、その勢いで挑戦した9月の新潟3歳ステークスでは11着に敗れ、その後、芙蓉ステークスに出走し、勝利し3歳は3戦2勝で休養に入りました。
 年が明け4歳となったライスは、皐月賞トライアルのスプリングステークスに駒を進めますが、ここで4着と敗退、本番の皐月賞でも8着といいところなくミホノブルボンに敗れます。その後、NHK杯でも8着と敗れますが、日本ダービーでは16番人気ながらミホノブルボンの2着に入り、ステイヤーの片鱗をうかがわせます。
 秋になり、菊花賞前に2戦を消化し、共に2着で戦績も安定してきた時期に菊花賞に挑戦し、ここでミホノブルボンの3冠を阻止し、初めてのGTを奪取します。その年の有馬記念にも出走しますが、古馬の壁は厚く8着と敗退します。
 ライスも年が明け、古馬となり目黒記念2着、日経賞1着、で挑戦した天皇賞春では、メジロマックイーンの天皇賞春の3連覇を阻止し、古馬長距離界でのbPを実力で勝ち取りました。
 しかし、その後は勝ちきれないレースが続き人気と期待を裏切り続けました。 もう誰もが「ライスは終わった」と感じていた、7歳のライスは2年ぶりの勝ちを春の天皇賞でおさめます。GTはこれで3勝目となり、種牡馬の道も見えたかにみえましたが、現在の日本競走馬の生産界で求められている血は、スプリンターの血であって、ライスのようなステイヤーの血は過小評価されているため、スピードもあるという実戦での裏付けを決定づけるために宝塚記念に出走しましたが、第3コーナーの坂の下りで左前肢骨折を発症し、競走中止、予後不良となってしまいました。
 強い敵がいると燃えたライスシャワー、黒い刺客とおそれられたライスシャワーは、私の心の中にはいつまでもいつまでも、強くてかっこいいライスシャワーのままで生き続けています。

                                       
ライスシャワー全成績
3年 8,10新馬新潟1000m1着2番人気

 9, 1新潟3歳ステークス(GV)新潟1200m11着3番人気

 9,21芙蓉ステークス中山1600m1着2番人気
4年 3,29スプリングステークス(GV)中山1800m4着12番人気

 4,19皐月賞(GT)中山2000m8着11番人気

 5,10NHK杯(GU)東京2000m2着9番人気

 5,31日本ダービー(GT)東京2400m稍重2着16番人気

 9,27セントライト記念(GU)中山2200m2着3番人気

10,18京都新聞杯(GU)京都2200m2着2番人気

11, 8菊花賞(GT)京都3000m1着2番人気

12,27有馬記念(GT)中山2500m8着2番人気
5年 2,21目黒記念(GU)東京2500m2着2番人気

 3,21日経賞(GU)中山2500m1着1番人気

 4,25天皇賞・春(GT)京都3200m1着2番人気

 9,19オールカマー(GV)中山2200m3着1番人気

10,31天皇賞・秋(GT)東京2000m6着1番人気

11,28ジャパンカップ(GT)東京2400m14着7番人気

12,26有馬記念(GT)中山2500m8着5番人気
6年 2,13京都記念(GU)阪神2200m稍重5着2番人気

 3,20日経賞(GU)中山2500m2着2番人気

12,25有馬記念(GT)中山2500m3着4番人気
7年 2,12京都記念(GU)京都2200m6着1番人気

 3,19日経賞(GU)中山2500m不良6着1番人気

 4,23天皇賞・春(GT)京都3200m1着4番人気

6, 4宝塚記念(GT)京都2200m稍重競走中止3番人気
通算成績25戦6勝 GT3勝
 
戻  る