SLの仕組み

簡単な分類です
1.火室・・・・・・燃料を燃焼させ、その熱を周囲の水に伝えて蒸気を作る。
2.ボイラ胴・・・火室と煙室を結ぶ円筒形の部分で内部に多数の煙管を備え火室内の燃焼ガスを煙突に導く途中において、煙管周囲
         の水に熱を伝えて蒸気をつくる。また中央上部に蒸気ドームを設け、なるべく乾燥した蒸気を多量に蓄え、必要に応じ、
         シリンダその他に供給する。
3.煙室・・・・・・ボイラの一番前の円筒形の部屋で、シリンダで使用済みの蒸気を吐き出しノズルより、または通風器によってな蒸気を
         煙突に向かって噴出させて通風を起こし、火室内における燃料の燃焼を盛んにするところ。
4.シリンダ・・・蒸気室と一体につくられている。シリンダ内にピストンを納め、蒸気室(ドーム)からの蒸気をピストン弁またはスベリ弁り
         作用によって、このピストンの前後の交互に供給し、ピストンに往復運動をさせるところで、蒸気の持っている熱エネルギ
         ーを機械的なエネルギーにかえ、機関車の牽引力を発生させるところ。
5.走り装置・・・シリンダから供給された機械的エネルギーを主連棒や連結棒を介して動輪に伝える装置。
6.ブレーキ装置・・・機関士のブレーキ操作によって車輪に制輪子(せいしんし)が空気圧で圧着しブレーキがかかる装置。
7.炭水車・・・水と石炭を積む車。

蒸気機関車の仕組み

1.石炭燃焼
火室で石炭や重油を燃焼してできた燃焼ガスや煙は、煙室内から大小の煙管を通り煙突から排出されます。


2.蒸気発生&蓄積
火室の外部や煙管の周りには水が充満しています。これが燃焼ガスによって暖められ沸騰し蒸気となります。
この蒸気は一旦蒸気ドームに蓄積されます。



3.蓄積された蒸気の供給
蒸気ドームに蓄積された蒸気は一つはインゼクタ、空気圧縮機、給水ポンプに。もう一つは加減弁から蒸気室を
通りシリンダに供給されます。




4.過熱管で乾燥した蒸気に
蒸気ドームに蓄積された蒸気には水分が含んでいます。その水分がシリンダに送られるとシリンダ内の水分
を取り去りシリンダに悪影響を来します。それでこの蒸気を加熱管に送り大煙管内を2往復させて乾燥させま
す。蒸気ドーム内蒸気→加減弁→乾燥管→加熱管(2往復)→


5.加熱管からシリンダに
加熱管で暖められて乾燥した蒸気は蒸気室に入り、ここからシリンダに送られてピストンを動かします。ピストン
を動かし不要となった蒸気は煙室に導かれ煙突から排出されます。




6.シリンダから走り装置へ
シリンダのピストンの移動によって生じた力は、走り装置(主連棒など)によって動輪に伝わり、機関車は動きま
す。



7.ブレーキ装置
機関士がブレーキ弁を扱うとエアーにより動輪に制輪子が圧着しブレーキがかかります。機関車のみの説明
です。


以上簡単な説明です。