昨今,オカルトや超能力といった怪しげなものが蔓延している。果たして何処まで本当なのだろうか?全部,偽物かもしれない。ひょっとしたら,全事象の1%位は,本当の出来事かも知れない。ここではまず,可能性を肯定したい。そこから,全ては始まるのである。今は昔,科学者とはそういうものだったのでは,ないだろうか。風が吹く,草花が花開く,そんな日常の出来事を全て神仏や,妖精,妖怪の類いの所為にしては,一向に科学は進歩しなかった。今,何故,現在科学で解明できない事を,手品や,心霊現象,果ては異星人の仕業にするのであろう?科学的精神を忘れてしまったのではないか?そんな危惧さえ生まれる。無論,全てが幻想であるかも知れない。だが,それはそれで良い。どちらにせよ,そこに科学的理論の構築が成されると確信するからだ。
そこで,このような事象を謎学と分類し,ここに謎学研究所を設置したものである。なお当研究所では,異星人または幽冥界の介在については探究しない。何故ならこれらの介在を信ずるよりも,人類の叡智を信ずるものだからである。
各研究室には[謎]と[考察]が列挙されている。それらアヤシゲな謎に対しマジメに考察するのも良いだろう。自分の信仰(科学信仰を含む)を再確認するのも良い。また空想小説のネタ集として活用するのも良かろう。(事実,各研究室の内容は私の小説ネタより引用している。)「謎」に対する反応は人其々であり,それを拒むものはない。当研究所の設立目的の一つは蓄積した知識の披露より,その知識の応用つまり発想を変えて既知の事実を見つめる事である。近代の専門細分化された社会に於いて全体的視野に立って物事を見つめる機会が少なくなって来ている。謎の中に事実が在り,事実の中に謎が残されているかも知れない。当研究所の訪問を機会に「木を見て森を見ず」の思想から脱却して自由な発想で物事を捉え直して頂けたら幸いである。
こちらは謎学研究所 きめら英嗣
第1研究室(超心理学)
人間の心理的事象について,超能力だけでなく広く一般的な謎も含めて考察する。
第2研究室(超科学)
科学分野全般に関する謎についてここでは考察する。
第3研究室(魔法)
心理的科学的要素も多分に含まれるが主に歴史的側面から考察する。
第4研究室(古代文明)
文明の発祥から古代文明の安定期までの謎を考察する。
第5研究室(伝説)
口頭伝承から神話や叙事詩に至るまで,広く伝説に関する謎を考察する。