西部署

まず西部署の場所だが、東品川に在ったという話だ。警察車両の登録地も全て品川である。そして、Iの4話に出て来る給水車には「西部区役所」と書いてあって西部区なる区分が存在するらしいので、この西部区を中心に活動しているのであろう。と言っても、あの辺では西部と言っても東側には陸は無い(笑)。管轄は主に東は晴海・西と北は新宿・南は五反田の辺りまでだろうか。
治安はと言うと、平和な工場群や閑静な住宅街が在る一方で、町中で四輪駆動車に乗って機関銃を ぶっ放すような物騒な連中もいる(21話)、とんでもない状態である。是非とも西部署には犯罪撲滅に向かって努力していただきたいものである。それと住民の皆さん、取り敢えず「針尾」の文字が書いてある建物には近寄らないようにしよう(笑)。
また、西部署には特殊車輌機動隊という組織が在る。多大な功績(苦情も(笑))を挙げる大門軍団のお陰だろう。そして、これ故に様々な特殊車輌が配属されて来るのだと思われる。

因みにソウル市には西部警察署が実在する。多分 普通の警察署だと思う(笑)。



捜査課

主人公達は捜査課に属しているが、これは捜査一〜四課 迄の全ての事件を担当する部署のようだ。劇中でも色んな事件に出動している。それどころかIの1・2話のように公安部が担当すべきと思われる事件まで担当している。
捜査課には課長・係長・部長刑事が1名ずつ、数名の刑事、事務員が所属している。
課長は、時に暴走する(笑)部下の為に本庁や記者達との折衝に当たる羽目になる事が多く、大変としか言いようのない役職である。特に本庁には何か問題があると すぐに呼び出され、査問委員会に出席させられた事も在った(78話)。よほど太い神経と強い気力を持たねば務まるまい。
係長は、事件が行き詰まると「大門君、何とかならんのかねぇ」と言うだけの 楽な役職でもあり、たまに指導力を発揮しようとして何か言ってみても部下から無視されてしまうという お気の毒な役職でもある。ま、どっちにせよ責任問題が生じたら一蓮托生なのだが(笑)。
部長刑事と刑事については次項で述べる。
事務員は女性で、主な仕事は事務やお茶汲みであるが、偶に無線連絡を行ったりする(12話)。



大門軍団

何と言っても主役になるのは、実際に捜査に当たる部長刑事と刑事達である。部長刑事は悪に対しては一切の妥協を許さない大門 圭介、部下の刑事達も揃いも揃って一癖有りそうな(元々 そういう刑事を集めたのだろうが)連中で、その苛烈さから彼らは大門軍団と呼ばれる。犯罪者達は彼らを恐れ、味方は頼りにする一方で彼らの過激な行動に度々 頭を抱えたようである(笑)。きっと、西部署長も気が気ではないだろう。しかしながら、高い検挙率を誇っている為に、全国の警察の中でも特別な扱いを受けているようである。以下に大門軍団の特色について述べる。

1.武器
刑事達は制式のニューナンブらしき短口径長の拳銃を持っている者が多いが、長口径長のマグナムを持っている者もいる。何故か自動式拳銃は皆無に近い(初登場時の桐生と平尾だけだろう)。ここまでは まだ判るが、部長刑事の大門が持つのは拳銃ではなく、なんとレミントンの散弾銃である。こんな物を持てるとは、やはり彼らは普通の捜査課員ではなく、特殊部隊なのだろう(特殊車輌が配属されたり、全国各地での特捜命令が下るし)。これらは刑事部屋のロッカーに収めているのだが、鍵を掛けてないので非常に心配である(笑)。また、車輌に搭載された武器としては、4WD SPECIALの放水銃(弾丸は出ないけど)、SUPER Zの催涙弾砲(2連装2基)、RS-1の機関銃(2基)がある。

2.車輌(全て日産製)
最初はCEDRIC・GLORIAの黒パトだけだったが(1・2話にはLAURELも登場)、その後はMACHINE X・4WD SPECIAL・SUPER Z・MACHINE RS・RS-1・RS-2・RS-3(MACHINE RSが改名)と、豪華かつ多彩な機能を持つ車輌達が登場した。とにかく尋常ではない装備である。
ただ、彼らが使う際、降りた後に鍵を掛けずに平気で離れてしまったりするので、ロッカーの拳銃同様、非常に心配である。実際、その不用心さが災いしてMACHINE Xが盗まれたり(69話)した。大門軍団は意外に隙が大きいのである(笑)。

3.捜査方法
この大門軍団の採る方法は、年がら年中 凶悪犯人を相手にしているせいか、とにかく乱暴である(笑)。確かに相手は、装甲車で砲撃したり(1・2話)、大量の爆薬を仕掛けたり(20話など)、携帯型ロケット砲で容赦なく撃ったり(II 29話)するような連中なので無理も無かろう。また、大向こう受けを狙っているせいもあるだろう。
まず、取調室で容疑者を尋問したり ちんぴらから聞き込みをする際に素直に話さない時は、殴る蹴るは当たり前である(女性を除く)。殴る蹴るの他にも、クレーンで吊して海に下ろしていったり(39話)、車のボンネットに腹這いにさせて両手をフェンダミラーに手錠で繋いで激走(II 16話)、といった方法も使われる。女性であっても、堅気でない場合は安心できない。逆さ吊りにされたり(6話)、薬缶から出る蒸気に顔を近づけられたり(31話)する。手掛かりを掴む為の厳しさは被害者さえも例外ではなく、例えば記憶を喪失している者には どんな手を使ってでも記憶を蘇らせようとする(37話など)。
追走も尋常ではない。狭い道(10話など)でも高速道路(45話)でも所構わず繰り広げられる。側面衝突や転倒ぐらいは序ノ口、道路(10話)や川を飛び越えたり、しまいには爆発炎上したりする(47話など)。しかも彼らはシートベルトをしていない上に、ヘッドレストの位置も全く合わせていない。これでは衝突・転倒の度に鞭打ち症になったり頭を窓に強くぶつけていてもおかしくないが、よくぞ大ケガをしないものだ。そして当事者達だけなら いざ知らず、何の罪も無い一般車も びっくらこいて転倒したり衝突してしまうのは哀れとしか言いようが無い。しかし「これも捜査のため」を以て瞑すべしなのだろう。そうそう、西部署管内の住民は道路に下手に物を置かない方がいいと思う。野菜・果物(10話など)やロールペーパー(43話)が見事に車に撥ね飛ばされた例が在るから。
銃撃戦も又 派手である。ほぼ毎回 犯人達は盛んに撃ってくるので、大門軍団も負けじと撃ちまくる。彼らの発砲件数は警察署単位では間違い無く日本一、いや世界一すら夢ではない。下手な軍隊より撃っているんじゃないか?と思うほどだ。こちらも場所を選ばず、人気の無い山や海では勿論の事、駅(4話など)や商店街(16話など)やスーパーマーケットの中(19話)といった、人が集まっている場所でも激しい銃撃戦を繰り広げるので、当然、流れ弾に当たる民間人も出て来る(19話)。そして犯人に対しては人権も屁ったくれも無く、射殺も辞さない(1話など)。とにかく大門軍団は悪に対して妥協しないのだ!
他に、捜査方法の特徴としては、大門に無断での単独捜査を絶対に認めない(31話など)事が挙げられる。これも危険な犯罪者を相手にする場合が多い為であろう。
そして事件が解決した後は、皆で煙草でも吸いながら歩いたり車に乗って談笑しつつ引き上げる。その知らせを受けた課長は収納箱からブランデーを取り出して乾杯!である(笑)。
ところで、天下無敵・泣く子も黙る大門軍団にも苦手があるように思える。それは女性(4話など)と知能犯(23話など)ではないだろうか。どちらも「力ずく」が使えない・使いにくい相手である。その辺りに大門軍団の特性が見えるような気がする。

4.団員構成
さて、この大門軍団は その時期により団員が変わっており、その構成は12種類が在る。最多はI 109〜123話(谷・松田・源田・鳩村・平尾・北条、但し未確認)とIII 8〜68話(南・鳩村・山県・平尾・北条・五代)の6人で、後者は最も回数の多い組でもある。
西部警察報告書

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