西部警察に登場した、印象に残る警察車輌以外の車輌について書いてみる。

TU-89「LADY BIRD」
I 1・2話に登場する米軍の最新鋭多目的装甲車(焦茶色)で、防衛隊の南富士演習場から盗まれた。西部警察を語る際には外せない車輌であるが、初回に いきなり装甲車が登場するところが、西部警察の目指す方向を示していたようにも思える。西部警察で出てきた犯人の武器の中では、物理的には最強だろう。射撃隊の猛射撃も跳ね返し(勿論、大門の散弾銃も効かない)、ダンプトラックの特攻も易々と受け止め、ダイナマイトの地雷原も悠々と突破してしまった。
銀座・国会議事堂前などを我が物顔で走り(しかもパトカーを供に連れて(笑))、パトカー軍団を火の海にするなど好き放題をしていたが、装甲車を操る日下は大門の挑発に乗って罠が仕掛けてある廃工場へ誘き出された。まず、油の池と そこに置いたローラに走破力を奪われ、電圧攻撃でコンピュータを壊され、放水で視界を奪われた。そして、ハッチを開けて銃撃しようとしたJ.Jは撃ち倒され、ゴンドラに乗った松田と巽が そのハッチに火炎瓶を投げ込んで放火した。かくて さしもの装甲車も大爆発を起こして斃れたのだった。
後部が小松製作所の工事車両を彷彿させる。

主な特長・機能
◆150mm戦車砲
劇中では松田刑事は「125mm砲」と言っている。どちらにせよ、主力戦車(大体 口径が120mm前後の砲を持つ)も びっくりである。そもそも4輪装甲車の分際で あんなに でかい砲塔を持つとは凄い。昔のドイツにも砲塔を持つ装甲車「PUMA」が在ったが、あれは8輪で しかも50mm砲である。技術が進歩した?そして この砲は暗視テレビ付電子照準装置を備えていて、自動照準である。
◆最高速度120km/h
450psのエンジン(ターボ付き)で約20tの車体を ここまで引っ張れるかなぁ?とにかく あの巨体が高速で走り回るとしたら、それだけで既に凶器である。
◆走破水深5m
シュノ−ケルで走行が可能だという。
◆車体熔融度2500℃
簡単には熔けないわけですな。
TU-89のページ(石原プロ)


DE TOMASO PANTERA
I 14話に登場。殺し屋が乗っていた車(赤・黒色)で、他のページに拠ると、V8 5.8L 330psのエンジンを積んでいるそうである。明子が劇画の題材にする為、偶然に この車を写生していたのが思わぬ手掛かりとなった。登場した時、「へ?こんな高そうな車(スーパーカー(懐かしい響きだ)だよね?)も壊しちゃうの?」と思ったのだが、その心配は無用だった(笑)。


NISSAN BLUEBIRD(510型)
I 31話に登場。桐生刑事の愛車(黒色)で、強盗犯の石黒に脅されて、この車により逃走幇助をする羽目になった。その途中で検問があったのだが何故か具合良く、2階部分に乗れる状態になっている自動車運搬車が停まっており、これをジャンプ台にして検問を突破した。着地した時に左フェンダーミラーが取れ、左前輪が かなり逝ってしまっている(タイヤが裂けている)にも拘わらず颯爽と走り去ってしまう。流石にプロ級の運転技術を持っているだけはある(笑)>桐生。しかし、それでも損傷が在ったのか元々買い換えようと思っていたのか、新しく車を買おうと思っていたようだ(32話)。


TOYOTA COASTER「SEXY ANGEL」
I 41話に登場。兼子刑事が知り合った売春婦の持つバニングカー(キャンピングカーみたいなもの?)である。側面に天使の絵が描かれている。


MERCURY COUGAR
I 45話に登場。銀行強盗が奪った金を更に奪う強盗団が使っていた車(白色)で、ボンネットには火の鳥が描かれ、いかにも「アメ車」といった成りだった。最初は黒パトカーが相手だったので逃げ切れたが、大門軍団がMACHINE Xを投入し、その新兵器である塗料弾も付けられたので捕まりそうになった。しかし、トラックのアルミ製コンテナに隠れて難を逃れた(どうも大門軍団は この様な頭脳作戦に弱いようである)。その後、東名高速道路の足利サービスエリアまでトラックに運んでもらい、そこから単独で逃走を図ったがMACHINE Xが猛追走して来た為、御殿場インターチェンジで降りた後に追い詰められ(でも、結構 粘ったぞ)、最後には大門に撃たれて爆発炎上した。


JEEP CJ7 RENEGADE
I 57話に登場。松田刑事に挑戦する井原が使っていた車(青色の車体に白色の幌)で、黒パトカーに追跡されるが、河原に逃げ込み その駆動力を利して土手を登って逃げ切った。


NISSAN SKYLINE 2000 GT-X(?)(C10型)「SUNDAY」
五代刑事の愛車(青色)で、登場早々 オフロードバイクに乗った郵便局強盗の追跡に活躍した(III 8話)。エンジンはDOHC 24 VALVE。名前は この車で優勝したカリフォルニアのSUNDAY RALLYから。古い車なのに豪快に跳ねてくれたので、見ている方が心配したものだ。五代は この車を警察車輌に認定してもらいたかったが、佐川係長に却下された。最後は横転し炎上してしまう。


偽SUPER Z(S30型)
III 14話に登場。車の性能差故に大門に逮捕されたと思い込んでいる深町が、SUPER Zの設計書を手に入れて制作した。外見はSUPER Zと同じだが(当たり前)、ボンネットに装備していたのは催涙弾砲ではなく機関銃だった。この話で、山県と五代が偽SUPER Zを懸命に追跡する場面と、大門と深町が富士スピードウェイで対峙する場面は今でも心に残る。深町は これに乗って大門と競走したが、(実質的に)敗れた。
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西部警察報告書

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