今の日本のプロレスを形作った元祖は、大相撲で関脇だった力道山である。彼が外国人プロレスラーを倒して行く姿を見て、敗戦で打ち拉がれていた日本国民は活気を取り戻し、外国に対する劣等感を(少しは)吹き飛ばした。間違い無く戦後の英雄と言えるだろう。以後も、格闘技者としての素質を生かして廃業後にプロレスラーに転向した力士は多く、相撲とプロレスの縁は意外と深い。
ここでは、プロレスラーに転向した関取を紹介する。「プロレスラーに転向した」とは、「曲がりなりにも(結果として試合に出られなくても)職業としてプロレスラーを目指した(職業だから「プロ」レスなのではあるが)」と言う意味で、「プロレス試合の出場経験が有る」という意味ではない。従って、大碇綾若大ノ海を始めとする力士は除く。
下表には載せていないが、九州山は日本プロレスでレフェリーを務めた。

力士名リングネーム備考
幕内
清美川清美川 梅之(旧)全日本プロレス→アジアプロレス→(旧)国際プロレス
50歳半ばにしてドイツのハノーバー トーナメントで優勝
主に海外で試合
レフェリーも務めた
昇輝昇日本プロレス
力道山の相談役として入社後に転向したが負傷でデビュー成らず
駿河海駿河海日本プロレス
怪力で鳴らした
初代 日本ジュニアヘビー級王者
東富士東富士日本プロレス
昭和30年 3月にデビュー
得意技はパワー殺法
元横綱の自尊心と温厚な性格が災いして大成せず昭和34年 1月に引退
力道山力道山日本プロレス
昭和30年11月 初代アジア ヘビー級王者( 8回連続防衛)
昭和33年 8月 第 2代インターナショナル ヘビー級王者(19回連続防衛)
昭和39年 2月アジア タッグ選手権王者(12回連続防衛、37年 2月・ 7月( 1回防衛)・38年 5月( 6回連続防衛)に奪回)
戦後日本の英雄
現在の日本のプロレスの開祖で、興行者としても辣腕を振るった
得意技は空手チョップ
藤田山藤田山日本プロレス
リングアナウンサーも務めた
芳ノ里芳の里日本プロレス
力道山の弟弟子
吉田川吉田川
真田
日本プロレス
得意技は猪突猛進の怪力殺法
豊登豊登日本プロレス→(旧)東京プロレス→国際プロレス→新日本プロレス
怪力で鳴らして鯖折りや手四つからの腕殺しを得意とし、腋を鳴らす仕草が特徴だった
WWA世界ヘビー級王者
昭和39年 2月アジア タッグ選手権王者( 1回防衛、 5月( 7回連続防衛)・40年 7月( 3回連続防衛)に奪回)
昭和44年 5月 初代IWA世界タッグ選手権王者( 4回連続防衛)
生来の博打好きが災いして経理の乱脈を追及され、日本プロレス代表取締役社長の座を追われた
昭和45年 1月に引退
扇山高橋
扇山
国際プロレス
昭和48年に引退
大位山大位山 勝三国際プロレス
悪役の独立愚連隊で活動
得意技はパワー殺法
昭和56年 8月に引退
輪島輪島 大士全日本プロレス
得意技はゴールデンアームボンバー
腰を痛めて昭和63年12月に引退
天龍天龍 源一郎全日本プロレス→SWS→WAR→フリー(新日本プロレスの試合に参加)→全日本プロレス→フリー
昭和51年11月にデビュー
昭和59年 2月UNヘビー級王者(10回連続防衛、61年 4月(10回連続防衛)に奪回)
昭和59年 9月インタナショナル タッグ王者(鶴田と組む、 6回連続防衛、62年 2月に奪回)
昭和62年 9月 第 5代PWF世界タッグ王者(阿修羅・原と組む、 5回連続防衛)
昭和63年 3月PWFヘビー級王者( 2回連続防衛)
平成10年日本J1王者
平成11年IWGPタッグ王者(越中と組む)
平成11年12月IWGP王者
ジャイアント馬場・アントニオ猪木・ジャンボ鶴田をフォールした
得意技はパワーボム・WARスペシャル・DDT・53歳・天龍チョップ・グーパンチ・延髄斬り・ダイビング背面エルボードロップ
大ノ海石川 敬士→孝志フリー→全日本プロレス→SWS→WAR→(新)東京プロレス→石川一家
昭和56年 6月アジアタッグ選手権王者( 5回連続防衛、59年 2月( 2回連続防衛)・60年 4月・60年10月( 2回連続防衛)・62年 7月( 2回連続防衛)に奪回)
得意技は喉輪落とし・相撲ラリアット・スモーピオンデスロック(蠍固め)、気迫溢れる戦法で人気が有った
小錦KONISHIKI平成21年10月12日に「新日本、蝶野正洋25周年特別興行」での「曙、吉江豊、ジャイアント・バーナードの3WAY戦」で特別レフェリーとしてデビュー
南海龍南海龍ドラゴンボンバーズ
相変わらずの大酒でデビュー成らず
双羽黒北尾 光司→光覇フリー(新日本プロレスの試合に参加)→SWS→WAR→武輝道場
格闘技大会「バリートゥード」に出場
得意技は踵落とし
相変わらず練習嫌いだったらしい
南海龍南海龍ドラゴンボンバーズ
相変わらずの大酒でデビュー成らず
孝乃富士安田 忠夫新日本プロレス→猪木事務所
平成 5年 6月に新日本プロレスへ入門
平成14年 2月IWGPヘビー級王者
得意技は閂固め
渾名は「ドスコイファイター」
アントニオ猪木に期待されている?
平成23年 2月 4日に引退
曙チーム・ヨコヅナ
平成17年 2月にWWEでデビュー
当初はK-1などに出場したが活躍できず
大刀光大刀光 修WAR→SPWF
得意技は空中殺法
渾名は「張り手ポップコーン」
力櫻力皇 猛全日本プロレス→NOAH
平成12年 3月にプレデビュー、12年 5月にデビュー
GHCタッグ選手権王者
若麒麟鈴川 真一IGF
平成22年 9月25日にデビュー
十枚目
玉ノ川玉の川
恵良
日本プロレス
荒っぽい試合を得意とした
速浪速浪 武夫アジアプロレス
粘り強さを身上とし、体重別日本選手権でも活躍した
緑岩緑岩日本プロレス
天山嘉地 久晴(旧)全日本プロレス(入門前)、フリー(廃業後)
豪快な試合で人気が有った
フリー時代は国内のリングには上がらず韓国などで活動した
花嵐嵐(初代)
ダンク・タニ
大黒坊 弁慶
WAR→大日本プロレス
得意技はランニングスプラッシュ・喉輪落とし
卓越山高木 功
嵐( 2代目)
ラブ・マシン・ストーム
全日本プロレス→WAR→SPWF→全日本プロレス
昭和61年にデビュー
得意技はフライングボディプレス
土木作業員風の格好をする
一時は姿を消したが復帰した
玉麒麟田上 明ジャパンプロレス→全日本プロレス→NOAH
昭和62年にデビュー
得意技は喉輪落とし・ダイナミックボム・大開脚キック・俺が田上
タイガーマスクと決起軍を結成した
三冠ヘビー級(インターナショナル・UN・PWF)王者
世界タッグ・アジアタッグ選手権王者
維新力スモウ リキ(アメリカ修行中)
維新力
SWS→WAR→NOW
得意技はスピード・跳躍力・スタミナを生かした空中殺法
平成 4年 1月に引退、 6月に復帰、 6年 9月に引退
平成 6年 1月UWAミドルヘビー級王者
内臓疾患で引退したが半年後に復帰した
星誕期星誕期平成18年12月29日にデビュー
皇牙皇牙華☆激
平成21年 5月17日にデビュー
霧の若将軍岡本IGF
平成24年 2月17日にデビュー

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