長い間頑張ってくれたベテラン愛馬たち4頭が今年ターフを去りました。
8歳馬のリザルトシチー・クルーズシチー、7歳馬のインフェルノシチー、6歳馬の
ライトニングシチーの4頭です。
うちの愛馬では現5歳世代が勝ちあがってくれなかったので、現役最年長が4歳
馬のガーディアンとディアマンテの2頭という若返りとなりました。
ラー厩舎を支えていた「いぶし銀たち」がいなくなってしまいました。
ベテラン愛馬が1頭、また1頭と去っていくたびに私の心の風穴が一回り、また
一回りと大きくなって、インフェルノの予後不良でとどめを刺され、巨大化した
風穴は最大限となりました。
そして、いぶし銀たちの引退で気づいたのですが、過去の愛馬たちの引退と感触
が違うのです。
過去の愛馬の引退は志半ばと言うか、中途での故障引退・未勝利引退なので
次の出資馬で・・・、次の代替馬で・・・。と燃えるものが沸いてくる状況もあるの
ですが、いぶし銀たちのようにサラブレッド馬生を全うした愛馬たちの引退って、
季節は秋状態なんですよねぇ。(寂)
今年、リザルトシチーの引退に始まって、最後はインフェルノの予後不良(これは
寂しさプラス凹みまで・・・。)と長い間頑張ってくれたいぶし銀たちののドラマも
終演となってしまいました。 でも、そんな個性派たちから教えられたことも多く
最後に「いぶし銀」たちの紹介を・・・・。
(今まで書いた部分と重複もありますが・・。)
1 リザルトシチー「最強の代替馬」

よく走ってくれました。77戦です。
これ以上の出走の愛馬は出現しないような気がします。
100戦まで走ると思っていたので、突然の引退は残念でした。
リザルトとの縁は友駿入会初年度にボンバーシチー・リュウオウシチーの2頭に出資
し、リュウオウの代替のシトラスシチーの代替として出会いました。
愛馬となってすぐ新馬デビューしてくれました。いいタイミングでした。
7月の函館新馬戦。芝1000戦でした。
思えばデビュー戦は8番人気の8着と期待できる内容ではありませんでしたが、
1戦ごとに上昇し、6戦目7戦目の連続2着の後、9戦目で念願の初勝利。
そして、昇級戦の黒松賞も勝って2連勝。続くオープン戦のホープフルSでは鞍上
に武豊騎手で5着と好走。そして、私自身の1口生活で重賞初挑戦の京成杯(GV)
に出走してくれ、またまた4着と好走。1番輝いていた時でした。
もしかしたら皐月賞出走まで漕ぎつけるのではないか、と夢を見させてもらいました。
その後、ちょっと無謀な重賞挑戦の連続で共同通信杯(GV)9着・弥生賞(GU)10着
とひとつずつ着順を落としていきました。弥生賞では1着がナリタトップロードで2着が
アドマイヤベガという名馬たちとも戦ったということで少し誇らしい感じもします。
で、その後若葉Sに出走予定という情報が入ったりしましたが、正直もう休ませた方が
いいのではと思いました。着順もまたひとつ下げて11着でした。
これでこの路線も終了かと思ったら、またまた次がありました。NZT4歳S(GU)に出走し
12着。
自分の持ち馬がオープン戦や重賞に出走するのは嬉しいものですが、この2戦は余計
でした。
で、その後は引退するまで短距離路線となりました。函館・潮騒特別で落馬競走中止
を経験してからは追い込み馬となってしまいました。
短距離で追い込み作戦。毎回毎回届かずの繰り返しでしたが、それでも、下総特別・
隅田川特別を勝ちました。展開が嵌まった時の大外一気は痛快でした。
欲を言えばもうひとつ勝って準オープン入りしてもらいたかったです。
今思えば、リュウオウシチーが400分の1で代替シトラスシチーの代替ということで
結局900分の1となったので、ちょっと口数減らされすぎではないか、と今更ながら
思ったりしています。
関東入厩馬で、夏は北海道戦だし、多分会えないだろうと思っていましたが、1度だけ
阪神に遠征してくれたのは有り難かったし、いい思い出となりました。
(阪神競馬場ではToncityさんの案内もあったし・・・。)
| 維持費等支出 | 配当等収入 |
| リュウオウ馬代金(税込み)30900円 リュウオウ・シトラス・リザルト 維持費・保険料等 81777円 合計112677円 |
128604円 |
| 収支 プラス15927円 | |
口数900分の1でありながら、配当が13万弱。リュウオウの馬代金+リュウオウ・シトラス・
リザルト自身のカイバ代もペイしてくれました。剰余もでましたし、完璧な代替馬でした。
2 クルーズシチー「崖っぷちに強いドラマチックホース」

重賞馬メイショウアムールの弟ということで父はバイアモンでしたが、価格が2400万と強気
の設定でした。口数が400分の1なので1口6万円と高額ホースです。
デビューは10月京都での新馬戦。生観戦しました。
南井騎手鞍上でまずまずのデビュー戦でした。
今はどこへ行かれたのか知りませんが、T調教師の厩舎に所属しました。
その新馬戦から3連闘の展開には驚きましたが、その後も別の愛馬2頭がその厩舎で3連闘
を経験させてもらいました。(結局3連闘×3回の経験で0勝です・・・。)
で、3連闘後、いずれ勝ち上がるだろうと軽く考えていました。
鞍上も南井→河内→ペリエ→安藤勝→吉田稔。
しかし、一流ジョッキーに乗ってもらうも成績は下降しました。
その後、腰の具合が思わしくないということが発覚して放牧となりました。
復帰戦は9月19日の阪神戦。もう時間がないし、ここで凡走するようだともうダメだろうと思いま
した。しかし、復帰戦を3着と好走。最後の福島未勝利戦に向けて、少しだけ期待をもたせてく
れました。
しかし、続く2戦目7着。3戦目6着と上積みなく・・・これで終わってしまった。と思いました。
が、まだ地方交流戦なるものがありました。
11月9日笠松での「りんどう賞」。鞍上吉田稔。良くやってくれました。
交流戦ながら勝ちました。栄光の未勝利脱出です。
もう、終わりと思っていたのに、これから先も現役続行・・・・。嬉しかったです。
仕事を少しだけサボってテレドーム聞いて良かったです。
さて、500万に上がって3戦目、たいした実績ないのに1番人気の小倉戦。
鞍上はデムーロ。(なんだ、鞍上人気なのか・・・。)
3着と好走し、500万でもいつかは勝てると思いました。
しかし、4歳時は骨折のため、長期の休養。
1年後、5歳となって復帰するも、気性的なものなのか走らなくなってしまいました。
ただ、調教では好タイム連発し(坂路1番時計を出したこともありました。)、馬そのものは本格化
してきているみたいでしたが、レースではさっぱりでした。
6歳になったころは、ただ付いてまわるだけのレースもあったりして、リストラの声も出てきました。
実際、能力はあるのに結果を出せない歯痒さはあったものの、リストラも仕方ないという思いも
出てきました。
ところが、そんな声がクルーズの耳に入ったのか、ある日の小倉の500万戦で最低人気で、いつも
どおりの後ろから付いてまわるだけのレースと見せかけておいて、ついに最後凄い脚を出してくれま
した。4着に入りました。テレビ観戦でしたが、熱くジーンとくるものがありました。
まだまだやれる。
その後も4着好走。次の交流戦では不本意な結果でしたが、調子は上がり中京戦では、まるでリザ
ルトシチーのような追い込みを見せ2着。さすが吉田稔騎手。
続くは東京戦、鞍上は横山典騎手。そしてクルーズ自身3度目の1番人気。芝1400と距離が少し長く
なるのが気になりましたが、前走の追い込んだ脚を考えれば、直線長いことも追い風になるかも、と
期待しましたが、残念ながら2着でした。
(今思えば、JRAでの勝つ最後のチャンスでした。)
7歳になって、年齢的なものもあってかレースは再び下降線へ。
岡田厩舎に転厩し、岡田先生からは「500万にいる馬じゃない。」との嬉しいコメントもいただきました。
(調教は相変わらず走りましたから・・・。)
で、そろそろ引退の時かなぁ、と思っていたら、障害転向の話が・・・。
それも飛越も巧いし、センスもあるとか。
おぉ、またまた復活の時が・・・・・。と大きな期待をしましたが、スタミナがなかったようで結果を出せま
せんでした。障害の息の入るペースでも少し辛かったようです。すでに8歳になってましたし・・・。
そして、今度が本当に引退の時となりました。
| 維持費等支出 | 配当等収入 |
| 馬代金(税込み)61800円 維持費・保険料等 93595円 合計155395円 |
98156円 |
| 収支 マイナス57239円 | |
高額馬ということと長期休養もあって配当が追いつきませんでしたが、いろいろなドラマを見せてくれたし、
この馬持てて満足しています。
特に「最後まであきらめるな。」ということを教えてくれた偉い愛馬でした。
3 インフェルノシチー「気づくのが遅かった自在型ホース」
初出資馬、ボンバーシチーで感動を経験させてもらった鹿戸幸治厩舎予定ということで、即決で
1口出資しました。(父ロドリゴデトリアーノ・募集価格1800万・400分の1口所有)
ただ、売れ残りがあり、代替にもまわったみたいです。
デビュー戦は8月札幌新馬戦(芝1200)12頭立て12番人気で12着とシンガリでした。
うーん・・・、ちょっと嫌なスタートとなりましたが、1戦ずつ上昇してくれました。
この辺はリザルトとよく似た展開です。
結局、勝ちあがるまで15戦を要しましたが、その間掲示板に8回顔を出して賞金的には美味しい
未勝利脱出でした。(気持ち的には歯痒さ一杯ですが・・・。)
で、その間芝ダートとも短距離路線でした。3戦騎乗した安藤勝己騎手からは「距離を伸ばした方が
いいのでは・・・・。」というコメントもありました。
初勝利を挙げた後は、脚元の関係もあって長期休養となりました。
復帰したのは1年後、4歳の5月。
休養明け昇級戦という展開でちょっと結果を出せず、陣営からも「距離を伸ばす。」という話も出てき
ました。
しかし、それは実現せず小倉で2着・3着と激走しました。(鞍上福永雄一騎手)
500万ももうすぐ勝てそうな雰囲気でしたが、脚元の関係で急遽放牧となりました。
福永騎手の進言とのことです。(Toncityさん情報)
残念な気持ちも確かにありましたが、インフェルノの将来を思う福永騎手の言葉はありがたかった
です。(多分、走らせようと思えば走らせられる微妙な状況だったのでしょう。)
そして、再度長期休養。
帰ってきたのは5歳6月。
4戦出走しましたが、結果をだせず、またまた放牧へ・・・。
6歳となり、復帰したのが1月。しかしここも1戦のみ。
4月から態勢も整いましたが、脚元の関係からかダート戦のみの出走となりました。
し、しかしインフェルノは頑張りました。
「距離を伸ばした方がいい。」と言っていた安藤勝己騎手を背に名古屋交流戦・アポロ賞を快勝。
2勝目を挙げることができました。(まだこの時点では距離を伸ばさず・・・・。)
続く名古屋交流戦・マース賞も安藤勝己騎手で1番人気となって連勝の期待がかかりましたが
残念ながら3着でした。
その後、500万戦で1戦し大敗すると、つ、ついに距離を伸ばしてきました。
な、なんと芝2500戦です。いきなり、いつも走ってる距離を倍以上も伸ばしてきました。
7歳になる一ヶ月前のことでした。(だ、大丈夫か・・・。)
心配された2500を大胆にも逃げました。(いつ失速するのか心配で心臓に悪いレースでした。)
し、しかし、快調に走っている・・・。おぉ、最後のコーナーでもまだ先頭じゃん。
直線ゴール前で後続につかまってしまったものの差のない8着。
こ、これは・・・、中長距離もいける。その時そう思いました。
で、7歳になっての初戦は更に距離を伸ばして芝2600戦。
おぉ、2600といったらボンバー以来の距離。今回は不安より期待の方が大きかったです。
長距離2戦めは、なんと後ろからの作戦です。なんでもやります。そんな感じでした。
鋭い追い込みで4着に突っ込みました。7歳1月のことでした。
その後はレースのたびにかかってしまい、結果を出せず・・・。
そして、7歳5月の加治川特別が悲しいラストランとなってしまいました。
| 維持費等支出 | 配当等収入 |
| 馬代金(税込み)47250円 維持費・保険料等 77830円 合計125080円 |
132437円 |
| 収支 プラス7357円 | |
体型的には長距離を走る馬には見えませんでした。パドックではいつも太いと言われ続けました。
7歳の時、小倉で初めてインフェルノのお腹を見た時も感動してしまいました。
振り返ればいろいろありましたが、自在型インフェルノにもう少し早く気づいていれば、また違った
馬生を歩んでいたのかもしれません。
インフェルノシチーのお腹
4 ライトニングシチー「ダートで3勝。無念の骨折引退」

ボンバーシチー・インフェルノシチーに続いての鹿戸幸治厩舎予定ということで必然的に出資。
父スキャン・(募集価格1800万・400分の1口所有)
ライトニングも売れ残りがあって、代替にまわっているようです。
デビュー戦は8月の札幌新馬戦(ダート1000)。
なんと、速い追いきり1本で出走してきました。
で、そのデビュー戦は4着と好走。将来性を感じさせてくれました。
5戦目佐藤哲三騎手であっさり勝ちました。それまで芝も1戦(1800)経験しましたが、やはり
ダートで期待が持てそうでした。
昇級戦も3着と好走し、今後の期待が大きくなりました。
500万に上がって8戦目、3歳7月の函館で2勝目を挙げてくれました。
昇級した1000万特別の層雲峡特別も4着と好走。
その時はこのまま準オープン、そして夢のオープンへ・・・・。なんて甘い夢を見てしまいました。
し、しかし過去の経験からも、やはり1000万の壁は厚い・・・。厚すぎる。
その後は、な、なんと2桁着順が続いてしまいました。そ、そんなぁ。
やはり、夢は夢なのか・・・・。
それとも、ライトニングの調子が下降しているのか・・・。
4歳の6月、500万に降級したら、初戦であっさり勝ってしまいました。
や、やはり、1000万の壁のようです。
と、となるとそれから先がまた大変です。もう降級ないし・・・・。
今思うと、降級初戦はあっさり勝つんじゃなくて2着・3着・2着位を経験した後、勝ってほしかっ
た。
現実に引退までの収支がマイナス7461円ということで、ひとつはそこがポイントとなってしまい
ました。(というのは半分冗談ですが、骨折がなければペイできた愛馬だけに残念です。)
で、そういう不安を持ったまま再度1000万戦へ。
再度昇級しての3戦目となる層雲峡特別で5着と好走。(2年連続の掲示板)
どうも層雲峡特別と相性がよかったみたいです。
しかし、5歳時は5戦走って掲示板なし。9着が最高・・・・。
壁をぶち破れないのか・・・・。
と思っているうちにライトニングも6歳に・・・。
でも、調教の動きも良くなってきているし、好走の予感もありました。
ハンデ戦の早鞆特別で5着と久々の掲示板。
よし、まだまだやれる。と思っていたら、骨折のため引退(年齢的な面も考慮して)との情報が。
うーん。残念。でも、今までのことを考えると仕方ないって感じでした。
やはり、夢のオープン馬というのはなかなか難しいということを再度実感しました。
少しだけ夢を見させてもらったので満足しています。
| 維持費等支出 | 配当等収入 |
| 馬代金(税込み)42000円 維持費・保険料等 67588円 合計109588円 |
102127円 |
| 収支 マイナス7461円 | |
父スキャンならダートは確実に走るだろうと思っていたので、3勝も挙げてくれて良かった
です。心残りはいぶし銀の中でライトニングだけ面会していないということで、少し残念です。
それと3勝馬なんて滅多に持つことができない現実があるのに、1000万の壁のために
3勝してもペイできなかったという現実・・・・・。
1口で儲けることを考えること自体夢の話なのでしょうか。
5 いぶし銀たちの成績
195戦10勝(2着9回・3着18回)
支出合計 502740円
収入合計 461324円
収支 マイナス41416円
いぶし銀たちの頑張りもあって、195戦も楽しませてもらいました。
彼らに対する支出は結構な金額ではあるものの、4万円の足が出ただけでした。
いろいろな経験もさせてもらいました。
心からありがとう・・・・・。感謝しています。
実に個性的な4頭でした。またこのような個性馬に出会いたいと思います。
それと長く走った4頭に共通項がありました。
4頭ともデビューが早かったのです。
仕上がりが早いというのは早熟ということだけでなく、
能力の裏付けもあってのことかも・・・ですね。
39 いぶし銀たち 2004.8/18
(ふぅ、久しぶりの愛馬あれこれでした。前々から書いておきたいと思っていた「いぶし銀たち」
の紹介です。さぁ、次は雑感を早めにUPしよう・・・・・。)
おわり
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