↑ 本、出てます ↑
ロ グ
TOP


 
7月2日

 今日バーゲンで買った服、家に帰って着てみたら、ちゃんとお店で試着したのにやたらユルくて
 何でー?と泣きそうになったのですが、そういえば今日は胸にいっぱい詰まっていたということを
 すっかり忘れて試着してしまったのでした。
 この服は今後、「胸の大きい日」専用になりそうです。
 うわーんっ。




 
8月22日

 お久しぶりです。まだ生きていました。
 長のお休みをいただきましてありがとうございます。
 「夏が来たら更新しよう」と思っていたのですが、さっぱり夏が来ないので、
 『夏っぽい』感じだった今日に更新いたします。
 私が悪いんじゃないよ、太平洋高気圧のせいだよ。

 近況をご報告いたしますと、実家に帰って墓参りをして飲んで飲んで飲んで、
 ジャックスパロウにはまって3回もパイレーツ・オブ・カリビアンを観に行き、飽き足らずに
 ネットで情報を漁っていたらやおい小説にぶちあたっちゃって、やおいってのは
 線の細い美少年以外にも適用されるという事実に驚いてみたり、っていうかオーランドはともかく
 ジョニー・デップは40歳だぞ、いいのか?アリなのか?アリなんだな?アリでいいんじゃないか?
 うんアリにしようだってかっこ良かったし、なんて自己完結したりしていました。
 (読み飛ばして下さい。書きたかっただけです。)

 聞かれてないのに何で休んでたかって言うと、7月の上旬に、仕事で盛大なポカを
 やらかしまして 
(とは言っても、会社に甚大な被害を与える性質のものではなく、上司からも
 苦笑交じりで「今後気をつけなさいね」と口頭注意を受ける程度のものでしたが)

 サイトどころではなく落ち込んでしまったからでした。
 私だって人間ですので、普段はアホな文章を垂れ流していますが、一度落ちこむと夜長の雨音にさえ
 憂鬱な気分になる時期があるんです。

 そんな時頭を去来するのは、先行き不透明な自分の人生に関する漠とした不安。
 仕事もロクに出来ないのにこのままずっと自分一人の力で生きていけるのか、
 会社に、社会にご迷惑をお掛けしながら一人で生きるよりは、実家に帰るなりしてなるべく害を
 撒き散らさないように地味に静かに生きていこうか、いやでもそれでは老いて行く両親に心配を
 かけしてまう、ならいっそのことこんなバカ女でも良いと言ってくれる奇特な方の嫁に行って
 なるべく家から出ずに静かに暮らそうか、しかし27歳、地元に職は無し、男を探す為だけにUターン
 して良いものか、戻ったところでいい人と出会える可能性はいかばかりか。
 いやいやいくら静かな暮らしを望んでも、子をもうけ育むことで意に添わずとも社会と関わりを
 持たざるを得なくなるし、こんなバカ女に育てられた子供では、犯罪の低年齢化が進む昨今、
 とんでもない事をしでかすかもしれない。そもそも今のこの時代、環境汚染に年金制度の破綻、
 どう転んでも私は畳の上で死ねないのではないか?!

 と、思考は悪い方へ悪い方へと飛躍しつづけ、最後には半ベソで絨毯に「の」の字を
 書きたくなる気持ちに襲われてしまうのです。
 病んでるわけではありません。乙女は常にアンニュイなのです。

 ある夜もそんな感じになり、切ない気持ちにため息をついて、やるせなく視線を
 部屋の隅にやると、壁にひっつく足長おじさん、だんだら模様の粋な奴、
 虫の中で一番苦手な竈馬を見つけてしまいました。

 んもー生理的に苦手!ゴキより駄目!!
 益虫らしいけど、部屋にいると思うだけでも眠れなくなる罪な存在です。
 叫び出したいのを必死にこらえ、そ〜・・・と紙コップを持って近づき、上から被せて
 捕獲しようとしたら、寸前で斜めに飛び上がり脱出されてしまいました。
 心臓をバクバクさせながら尚も捕獲しようと、真夜中に追いつ追われつの大格闘。
 こちらが紙コップとティッシュで応戦すれば、相手もジャンプ力と不気味な肢体を
 駆使しての奮闘ぶり。一時はティッシュで取り押さえる程の善戦を見せた私ですが、
 足が一本もげそうな様子にひるんだ瞬間、脅威の大ジャンプで、あろうことか
 私のパジャマに着地。
 声にならない悲鳴を上げて死に物狂いで払い落とし、そこからしばしの睨み合い。
 双方微動だにせず様子をうかがうこと数十分。
 そろ〜〜と横から回り込み、とりあえず窓を開けて脱出路を作る。
 手を伸ばして「仙台タウン情報誌」を掴み、ハタハタ扇ぐこと数回。
 煩わしげに体を揺らしたカマド君に更に風を送り、方向転換して窓の方へ
 顔を向けた瞬間、バン!と絨毯を雑誌で叩くと、風圧と音に驚いて
 まんまと窓から外へダイブしてくれました。
 勝利!!

 安堵しながら窓を閉め、軽くかいた汗をシャワーで流し晴れ晴れとした気分で布団に入りました。
 さて、ところで私はさっきまで何をしていたんだっけ。
 ああそうだ、これからどうしようって悩んでたんだ。
 えーと、私は今27歳で、結構人生の岐路に立ってるのよね。
 気づかないうちに決断への時間は目減りしていくもので、いつまでも
 このままではいられ

 カサッ カサカサッ

 飛び起きて電気をつけると、先程奴を発見した場所に、さっきのより一回り大きい
 だんだら模様の・・・!

 ファ、ファミリー!?

 そしてまた戦いが始まり、女の夜は眠れぬままふけて行くのでありました。






 
8月28日

 22日のテキストを読んで、大丈夫?とメールを下さった方ありがとうございます。
 大丈夫ですよ、今は元気です。元気だから、日記として書けるので、心配しないでください。
 誰だってありますよね、物事がうまく行かなくて落ち込む時ってのは。
 私にとってそれが先月‐今月だったわけで、
 仕事うまく行かない→気分落ち込む→集中力低下→仕事うまく回らない→更に凹む
 ていう悪循環にはまってしまっていました。

 一人でいても気分は明るくなりません。
 こんな時、ただ話だけでも聞いてもらえたら。
 傍にいて、言葉少なに相槌を打ってもらえるだけで、心には平穏が訪れたりもするのです。
 ということで、恋人来訪の折、 「最近さ・・・色々、不安なんだ」
 としんみり口調で話し始めたところ、開始10分で彼は健やかな寝息を立て始めました。
 すっげムカツク・・・。
 今日に限らず、最近の恋人ときたら、私の部屋に来るなり寝入ってしまうことが多く、
 平素は「しょうがないよね・・・車で1時間かけて来てるんだもん」と見守っているのですが、
 今日だけは、今日だけでも私の話を聞いて欲しかったな・・・、と悲しく思ったのでした。

 ねぇ。

 今、もし私がいなくなったら。

 君は、悲しんでくれる?

 無防備な寝顔に心でそう問い掛けたら涙が出そうになり、バックを掴んで静かに部屋を出ました。
 あてもなく歩き出す夜10時。
 目が覚めて、きっと君は私の携帯を鳴らすだろう。
 そう思い、携帯をポケットに入れ、とりあえずコンビニへ。
 少し立ち読みをし、飲みたくもないコーヒーを買って、コンビニから出ても携帯は鳴りません。
 ブラブラ歩いてはコンビニを見つけて入り・・・を繰り返しているうちに、家からどんどん離れ、
 最後には、東北最大の繁華街「国分町」までたどり着いてしまいました。

 人を惑わすネオンの輝きが、今の私には眩しすぎます。
 歩くのに疲れ、以前行ったことのある落ち着いた雰囲気のお店にフラリと入りました。
 カクテルを数杯飲みながら、鈍っていく頭で恋人と私の関係を改めて考えてみたりして。
 空気のような存在?
 安心と怠惰は紙一重だね。
 考えても答えなんか出ない。
 ふと、カウンターに座っていた男性と目があいました。
 瞳で問い掛けられ、私も瞳で応じ、彼はするりと私の隣の席へ。
 名前も知らない、素性もわからない、でも、だからこそ気楽に話ができる相手。
 お互いが求めるのは、真実でも誠意でも愛情でもなく、ただ一晩のぬくもり。
 明日の朝になればお互い他人に戻る、インスタント・ラバー。
 寂しさを一瞬でいいから忘れたい、そんな孤独な男に、空虚を抱えた女は肩を預け、
 自然と足は立町あたりのラブホテルへ・・・。



 
なーんてこともなく、だ。
 最初に入った店で店員のお兄ちゃんとしょうもないエロ話で盛り上がり、
 いい気分で外に出たら、すでにベロベロに酔った会社の先輩に見つかり、
 一人で飲んでると言ったが最後、焼肉屋→カラオケ に連行されガガガSPを熱唱、
 更に白木屋に連れて行かれ、何とか気付かれず脱走し、ベンチに座って休んでたら
 酒+薬やってます?て感じのB系お兄ちゃんに纏わりつかれ、立つのもしんどくて
 しばらく話し相手してたらあやうく拉致られそうになり、中学以来の本気ダッシュで逃げおおせ、
 もう眠いのと足重いのとで漫画喫茶に入り、リクライニングシートで爆睡から覚めたら
 朝の8時を過ぎていました。
 四捨五入30歳にはキツいコースです。

 きゅうくつな格好で寝た為に痛む腰と膝をさすりながらバスで家に帰ると、
 恋人は私が家を出たときと同じ格好で寝ていました。

 ・・・。

 床をダン!と踏むと、な、何?何?と目を覚まし、
 うぁ〜もう朝じゃん、起きないと・・・うぅ・・・体痛ェ・・・なんだよぅ、
 起こして布団に寝かせてくれればいいのに・・・ケチぃー・・・zzz

 ・・・全てがもうどうでも良くなって、恋人を床に寝かせたまま、自分ひとりちゃんと布団で
 眠りについたのでした。
 もういいや悩みとかどうでも。布団フカフカだし。