☆おまけエッセイ☆ 〜私がテルマに惚れた理由〜


私がこの映画を観たのは、ちょうど末っ子が保育所に上がった頃だったと思います。勤めもそこそこに結婚し、出産して育児に追われ、慌ただしい日々を過ごしていたけれど、少し子供からも手が離れて自分のまわりが見えるようになった頃だったんですね。

ふと気が付いてまわりを見渡すと、未婚の友人達は独身を謳歌し、仕事を持つ友人達はバリバリのキャリアウーマン、お母さん仲間はパートに出始め・・・じゃぁ私は??
専業主婦ではないものの家業があるため外にも勤められず、夫や子供、家庭に縛られ・・・すっかり世間から隔離されているような状態に思えたんですね。

『私、こんなところで何をしてるんだろう?こんな生き方をしていていいんだろうか?本当の私はこんなんじゃない。もっと違う人生があったんじゃないんだろうか??』
私に限らず、女性は結婚後の一時期、こんな風に思い悩む時が必ずあるのです(と、私は思っています)。


そんな時、この映画に出会ったんですね。

「マンネリな日常を不満に思いながらも自分ではどうすることもできない世間知らずな主婦」というテルマのキャラクターが、その当時の私自身とダブって見えたのだと思います。
そんなごく普通の平凡な主婦が、あれよあれよと言う間に日常から解放され変わっていく・・・あぁ、なんという快感!
犯罪という形ではあるけれど、逃避行の課程で日常のしがらみを吹っ切り、本当の自分を見つけだしていく・・・。

『自分を変えたい、本当の自分を見つけたい』。

私がやりたくてもやれない、でも、一度でいいからやってみたい!ということをテルマは実行してくれたんです。

2人の乗った車がグランドキャニオンの崖に飛び込んだ瞬間、心臓をカナヅチでガーンと殴られたようなショックを受けました。でも同時に、とてつもない感動も・・・。考えれば悲惨なラストなのに、ものすごい爽快感!彼女たちは最後に本当の自分を見つけたんだ・・・。

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その後私の人生が変わったかというと、別段それほど代わり映えもしないのですが^^;・・・でも、この映画は私に『何か』を与えてくれた事は確かです。勇気?希望?それが何か、よく分かりませんが・・・。

その後、たくさん映画を観ましたが、この映画を観たときの衝撃と感動を上回る映画にはまだ出会っていません。きっと、この時ほど映画と自分の気持ちがピッタリ合った事はなかったんだと思います。これからもたくさんの映画を観て、『テルマ&ルイーズ』を越える映画に出会いたい!・・・というのが、私のこれからの目標なのです。



☆ 最後まで読んで下さった皆さんへ ☆


ここまで読んで下さった皆さんへ。。。

「大、大、大好きな『テルマ&ルイーズ』について、思いっきり語ってみたい!」という私のワガママに最後までおつき合い下さいまして本当にありがとうございました。私と同じようにこの映画が大好きな方と出会えたら・・・また、これを読んでこの映画に興味を持ってもらえたら・・・嬉しいなぁって思います(^^)。
どんな事でも構いませんので、下の送信フォーム、またはメール・掲示板にてぜひご意見・ご感想を一言頂けたら嬉しいです。

1999年11月1日 ペコ

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