チャイコフスキーコンクール 19 年 ピアノ本選会(NHK) ロストフ交響楽団 ピアノ協奏曲 第一番 変ロ短調 小学生の頃のとても深い空間 おもいで ピアノが黒く光り、真紅のふわりとした布がかけられているように この曲は透明感のある黒が基調で、裏地が一面の真紅になっている ピアノの音色そのものの透明感や深さ リズム 抜群の作品 以下 映像の断片 今回は ロシアっぽい舞台が浮かんできた ロシアのしんしんと冷える夜 石畳の街灯 ちらちらと白い結晶が舞い下りてくる 部屋には 蝋燭の灯かり 厚手の古いカーテン ガラス窓 なんの飾りもないのだけれども 熱い一杯のスープのような 存在がいる ロシア帽についた雪 音の結晶 靴の音が心地よく鳴る 遠いモスク 窓の灯かり 燃え立つような頬 こころのなかにある宝石 帰り道 暖炉の香い 薔薇の香り 服からオーラの香気が匂いたっている ワインの真紅 乾いたぬるい空気が 部屋の天井の方で かげろうになっている 炎 濃いお酒が燃える炎 赤いくちびる 蝋燭を包みこむ部屋の真っ暗な闇 空気の淀み 大河 時の流れの深さ 立ち止まる澱み めまい 渦 めまい 渦 そして 溜め息 薔薇園 露が降りている 紅茶の湯気 木漏れ日 浅い緑色 萌葱色 馬が駆けている 丘の小道 雨上がり 向こうに短い虹がさしている 庭の扉を開けて 帰ってきた二人ずれ 空の広がり 始まり 大木 白樺林に沿って 二人で駆ける 神秘的な池のほとり.....つづくのであった 以下は ちょっと聴いただけの 速効感想で 一時的なものです 1位 ボリス・ベレゾフスキー このひとは あまり特徴もなく 精彩がない 平板 なような気がしたけど 聞き手が悪いらしい(眠い) 2位 ウラディーミル・ミシュク タッチが鮮鋭 光がある 香気や余韻も出している リズムがある 音色の出し方がとてもきれい もっと強く弾いて欲しい音がたくさんある 生きた音の連なりが死んでいるところがある