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渡辺たかし後援会事務局
〒248-0013
鎌倉市材木座3-9-21
TEL/FAX 0467-33-4457

平成18年12月の議会報告 その5

鎌倉のまちづくりについて

議会での一般質問

渡邊隆議員:それでは、次に坂ノ下の海浜公園について伺います
既に前から多目的広場や温水プールなどが計画されておりました。かなり前からだというふうに思います。多目的の広場や温水プールはもちろんあった方がよいのですが、何もあの場所でなくてもよいのかなというふうに思います。

観光地としては一等地になりますので、まさに観光に資する施設、例えば鎌倉で不足している宿泊施設やPFIで成功している江ノ島水族館のようなものを考えてはおられないでしょうか。PFIでやりました山崎の温水プールの利用状況も含めて御質問いたします

金川剛文 生涯学習部長:  まず、山崎温水プールの利用状況についてお答え申し上げます。山崎の温水プールは、平成17年2月に、御承知のとおりPFIという手法で、こもれび山崎温水プールということで開業いたしました。

その状況をお答え申し上げますと、平成18年3月31日までの会員数は733人、目標は910人でございましたので、若干目標には達することができませんでした。一方、平成17年度の利用者数でございますけども、利用者数は13万7,035人でございまして、利用者数は目標の12万人を大きく上回っている状況でございます。事業といたしましては、健康増進や体力づくりを初めといたしまして、障害者、高齢者等の機能回復、児童の健康づくりの場として、また山崎小学校の水泳授業などを行ってる、そんな状況でございます。

安田浩二 景観部長:  鎌倉海浜公園、坂ノ下地区の整備についてでございますが、これは平成5年に策定をいたしましたプール整備を含めました公園整備計画がございます。ただ、策定後10年以上経過しておりますので、これについては見直しが必要と考えているところでございます。 整備計画の見直しにつきましては、現在、庁内関連各課等との調整、それから課題の整理というのを今行っております。現在の計画にとらわれることなく、あらゆる可能性につきまして検討をしていきたいというふうに考えております。また、整備に際しましては、PFIの手法など、民間活力の導入というものを視野に入れながら検討を進めてまいりたいと、そんなふうに考えております。

渡邊隆議員: 都市計画上ですね、さまざまな利用制限があることは理解しております。
しかしながら、施行令で公園施設としてメリーゴーラウンドや乗馬場ないし野外劇場や天体観測施設なんかも認められているようです。鎌倉で盛んなウインドサーフィンやヨットなどのシャワーつきの艇庫なども可能ではないかななんていうふうに想像を膨らませます。かなり幅広いことも認められてるように思えます。
民間との協働によって、かなりおもしろい仕掛けができるように思えます。景観には配慮しなければなりませんが、特に宿泊施設などを併設することにより、滞在型の鎌倉をアピールできる場所というふうに思いますが、いかがでしょうか。

安田浩二 景観部長:  御提案ありがとうございます。都市公園法におきましては、公園施設の建築面積の制限等、こういったことが定められているということもございまして、制約はございますが、ただいま御答弁申し上げましたように、整備計画の見直しに当たりまして、法を遵守する中で、現在の計画にとらわれないということで、滞在型に寄与するようなそういう施設等も、これ含めまして、あらゆる可能性というものを考えていきたいと、そういうふうに考えております。また、整備手法につきましても、これも先ほどの繰り返しになりますが、やはり民間の活力というものを導入していくということを視野に入れて検討を進めていきたいと思います。

渡邊隆議員: ありがとうございます。あらゆる可能性を、以前のことにこだわらないで調整していっていただきたいというふうに思います。また、計画を成功させるためにも、しっかり市場調査とか財政計画を予算化していただいて、それをきちんとやるということが一つの成功の基礎条件になってくるというふうにも思いますので、その点もよろしくお願いいたします。

次に、収入確保プロジェクトで売却の提言のありました市営弁ケ谷住宅跡地など、これ、材木座の紅ケ谷の一番上のところにあるところなんですけれども、の状況はどうなってるんでしょうか、お聞かせください。

兵藤芳朗 総務部長:  収入確保プロジェクトの提言がありました市営弁ケ谷住宅跡地の状況についてでございますが、まず収入確保プロジェクトの提言について若干御説明させていただきますと、市所有地の払い下げ候補地といたしまして、市営西泉水住宅跡地、それから御質問の市営弁ケ谷住宅跡地、それから手広汚水処理場、旧失対事務所跡地の6カ所が位置づけられているところでございます。

これまでの対応についてでございますが、汚水処理場跡地につきましては、これ3カ所ございますが、1カ所は平成16年に一般競争入札により売却いたしております。残りの2カ所につきましては、今年度、18年度に手広緑地の取得する際に交換用地として活用を図らせていただいたところでございます。旧失対事務所につきましては、消防団の機具置き場として活用を図っております。

御質問の材木座四丁目の弁ケ谷の住宅跡地でございますが、地元自治会、住民の方に子供たちの遊び場や駐車場として貸し付けをいたし、活用を図っているところでございます。ここは面積ございますので、残りの残地については未利用の状態には現在ございます。弁ケ谷の住宅跡地につきましては、道路幅員が御承知のように狭隘で、開発等に必要な道路幅員が確保ができないため、売却することは難しい状況になっております。今後、引き続きまして近隣住民の皆さんの意向等を尊重しながら庁内調整を図り、売却、貸し付けによる活用について検討は継続していきたいなというふうには考えております。

渡邊隆議員: お答えいただきましたが、売るに売れない状況もあるということのようです。
難しい面はわかるんですけれども、どのように活用したらいいかということで、ちょっと市民の方にも意見を伺いました。例えばですね、一つがフィルムコミッションの看板としてですね、滞在もできるロケ地として整備するとか、外国人が鎌倉で1泊できるような能舞台を併設した戸建ての高級宿泊施設をつくるとか、市民も利用できる露天ぶろがある宿泊型の温泉施設をつくるとか、中には人工のミニスキー場がつくりたいとおっしゃってる方もおりました。
これ、実現不可能な案が出されたように思いますが、スキー場も含めてですね、若い市民が研究して裏づけがあって言ってることです、子供が言ったんじゃありませんので
そんなことを実現してくださいと言ってるわけではないんですけれども、やはりいろんな角度ということはそういうことだというふうに思います。塩漬けにしてるんであれば、このような意見を笑うこともできないかなと、そういうところを検討していくということも必要なんじゃないかなというふうに皆さんの意見聞いてて感じました。

現在、庁内では公共施設の全市的配置計画検討委員会というのが持たれて、都市経営について検討されてるようです。所有資産の活用もそうですが、本日の答弁にあった収入確保や観光産業の振興を含めて、行政の限界というものも感じます。もちろん各部門の職員の方々が努力されていることは重々承知しております。しかし、縦割りではなくて、一つ一つを横にくし刺ししないと、都市経営の視点にはなかなか至らないのかなというふうに思っております。私は将来を見据えた財源の確保の視点で都市経営を考えていきたいというふうに思っております

今のままでは、福祉、教育、環境などに十分な財源がとれなくなってくるということがあります。石渡市長におかれましては、どのような視点で都市経営に臨まれているかというところをお聞かせいただければと思います。

石渡徳一 市長:  るる御質問をいただき、またその中で御提言をちょうだいしてきたわけでございますが、資産の活用につきましては、その価値を最大限に生かすということだと思います。どのように生かすのかというと、市民の方の満足が得られるように、市民の方といえば、次世代の市民の方も含めてだということでございます。その間をつなぐのは私の責任であるかもわかりません。

じゃあ、どのようにしていくのかというと、そのためにやはり将来をしっかりと見据えるということだと思います。また、それは言いかえれば、将来の洞察の力ということにもなるかと思います。それを踏まえて、市民の方のやはりニーズを的確に私は受けとめていかなきゃいけない。これが私の責務だというふうに思ってます。

そういった中で、人、そして財産あるいは財源、これを効率的あるいは効果的な工夫によって市民の方のサービスにおこたえしてまいることが都市経営の考え方というふうに考えております。

渡邊隆議員: ありがとうございます。市長、言われてるとおりだというふうに思います。
やはり公共サービスを提供していくというところが非常に、もちろん基本になるところだというふうに思います。公共サービスイコール市民の要望にこたえるというところだというふうに思いますし、それ翻ってみれば、市民の要望にこたえるには財源が必要になってくるというところであれば、鎌倉の持ってるユニークな財産を活用していくということも都市経営の一端として重要なところになってくるというふうに思いますので、ぜひ、今からでもそういう視点で取り組んでいただけたらというふうに思っております。

先日、妙本寺で行われたルートカルチャーというイベントを拝見しました。大変な盛況で、瀬藤さんという33歳の方が中心になって、鎌倉と本気で遊びたいというサブタイトルで文化発信のために若い人たちが活動しています。先月あったんですけど、今月もう第2弾ということで、今度は光明寺で催される予定です。すごい企画力、実行力、交渉力だというふうに思います。観光協力金の説得もやっていただければなんて思いますけれども。

あと、開館後2年間で120万人を突破したという金沢市立の21世紀美術館というのがあります。館長の蓑さんという方が助役に任命されて、企画と経営の両面に責任を負ったことに一つの成功例があるというふうにも聞いています。
行政は、あくまでも執行機関であります。市民の要望に基づいて決められたことを執行していくことにその能力がある。いかに鎌倉市の資産を活用して財源を確保していくかと、特に観光産業振興についてですね、やはりトータルで見てプロデュースをしていくというような人材が必要なんじゃないかなというふうにも考えます。
ないし、観光課とも産業振興課とも違う財源の確保に向けた専門部、ヘッドクォーターになるような部分も必要かというふうに思われますけれども、市長、いかがでしょうか。

石渡徳一 市長:  議員さんの御質問の趣旨のお答えになるか、お答えしなきゃいけないんですが、そのままのストレートなお答えになるかどうかわかりませんが、いずれにしても、やはり観光の視点でのまちづくり、私は住みたい、あるいは住みやすい町をつくることが、ひいては観光につながるというふうに考えておりますが、ただいまの議員さんのお話もよくわかります。

さまざまなやはり資産を活用して、この観光資源を生かしていくという視点であれば、そういった御質問の趣旨の担当部等々も必要だという御意見も、これも重く受けとめさせていただきます。 現在、このたび基本計画の答申をちょうだいいたしまして、その中で、それを実行していくための、計画をつくって終わりでなくて、これからも必要な専門会議をつくれというような御提言もいただいております。私は、その中でそういったプロデュースをできるような方あるいは専門の方、そういった方も取り入れながら、施策に反映をできたらなと、このように現時点では考えております。

渡邊隆議員: 第2期観光基本計画案というのを私もいただきまして、その最後にですね、巻末に、実現に向けてという中で、そういう観光推進本部会議というものを立ち上げると、これは発想的には前の観光基本計画と一番違うのは、今までは行政が主導で各グループを引っ張ってきたような形だったんですけど、それを横並びというか、同列に並べて、例えばお寺や神社や観光業者、生産者、関係団体、これ多分商工会議所とか観光協会だと思います、ないし行政や市民、市民団体というものがここに集まって会議をしていくということだというふうに思います。
これ、観光政策の意思決定に責任を持つことになりますとまで書かれてますので、かなり重い会議になってくるかなというふうに思います。やはりこういうプロジェクトの成功には、コーディネーターというものが必要だというふうに思います。

もちろん行政主導ではなかなか限界があるということで、こういう形に絵をかき直したんだというふうに思うんですけれども、リーダーシップ、ないしそのリーダーが情熱を持ってやると、ないし責任を持つということが非常に重要だと思います。 先ほど瀬藤さんという話しましたけれども、そういうプロデュースに向いてる方は向いてるわけで、やはり行政の方が果たしてそれに向いてるかというと、向いてないところもあるというところもありますのでね、やはり、ぜひそういうところを大胆に人選して、そういう方に責任を持って、権限も渡して、リーダーシップをとっていただくんであれば、必ずやいい形になるというふうに思います。
ただ、そのコーディネーターがやっぱり必要なのは、この計画を成功させる一つのポイントになるというふうに思いますので、ぜひ御検討いただけたらというふうに思います。

るる申し上げてきましたけど、私もサラリーマンを随分長くしてまして、市民税を払ってたんですけれども、やはり鎌倉市の税収ということを見てると、サラリーマンの方がこれまで、私の父親ぐらいの世代ですかね、そういう方が例えば梶原だとか逗子ハイランドだとか七里ガ浜とか、たくさん住まれて、1,000万、2,000万の収入を得てたという部分で、彼らがどうしてたかというと、東京に通ってただけで、余り鎌倉におられることはなかったと。
そういう意味でいえば、土日、せっかく休みなのに、家の前が渋滞してるとか、観光客がごみを落としていくとかいうところで、なかなか観光に対する理解が得られなかったと。

ただですね、例えば一つ、石渡商店というのがあって、そこはお土産物屋さんから、観光からその収入を得るというお店があったとするとですね、そこのお店が観光業者として成り立つには、やっぱり基盤整備、ごみを拾ったり公衆トイレをつけたり道路を拡幅したりという恩恵を授かっているわけですね。サラリーマンの方は余り関係ないわけで、ただ、その市政が今までそういうことで鎌倉市がある一定程度の観光地としてステータスを持ってきたのは、やはりそういうところによるものが多かったと思います。

やはり私がサラリーマン出身ということもありますけど、そのバックグラウンドを考えると、今まで商工業者の方たちは我々の税金でもうけてきたじゃないかというようなニュアンスも確かにあります。私自身もそう思います。
何で僕の税金が観光客に使われなきゃいけないんだろうなと。
例えば渡邊寺というのがあって、そういうお寺の方が拝観料を取ってる、ないし地所もいっぱい持ってると、いい車に乗ってるということであれば、私の税金はその人たちのために使われているのは余りよろしくないな、なんて思ってしまうこともあります。観光客なんか来なくていいよというような気持ちにもなると思います。

やっぱりサラリーマンの方というのは鎌倉で非常に多いと思いますので、そういう気持ちの方もいろいろいらっしゃると思います。特に私の支持基盤というか、バックグラウンドはそういうところですから、ぜひですね、ここでちょっと意見を言わせていただいてるんですけれども、そういうところであれば、これからでも観光でやっぱり食べていかなきゃいけないということであれば、その方たちの理解を得られるような形にしていくと。
財源が先細れば、やっぱり福祉に関してお金も使えなくなってると、そうすると、例えば商工会議所の会長さん言っていらっしゃるように、おもてなしの心という気持ちにもつながってくるというふうに思います。

やはり我々の税金がいかに使われるかということを代表して言うことは議員の仕事だというふうに思っておりますので、その点を御理解いただきながら、これからの都市経営というところ、ないし税金の使い方、ないし鎌倉市としての政策というところを考えていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。

以上で質問を終わります。

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