ニューヨークで思ったこと
わたくし、2006年12月6日〜12日にNYに行ってきました。
そこでの行動手記です。
<3日目晩>
午後7時過ぎ 昨日のライブバー(ライブハウス)へ向かう。
今日の目標「ビールを飲む」。
小さなことからコツコツと。
店に着く。
表の看板には「8pm〜○★○△×▼※◎」「10pm〜○△×▼★○※◎」と
出演とたぶん説明と何ドルかが書いてある。
一旦立ち止まって見てみたが 読めねぇので素通り、そのまま進入・入場。
受付に無愛想な女。日米ライブハウス事情に変化なし。
昨日はいなかったのは、看板の上に書いてあった「FREE」が
入場無料っつーことだったんだな。そりゃ内輪のりなわけだ。
さて俺の前に女性客が2人。なにやら軽く無愛想女と揉めている。
そのうちその客がぶつぶつ言いながら撤退。「えっ・・敗北?」
さて俺の番だ。手強そうだな無愛想女。
「ハイ!」と「陽気な俺」バージョンで最初の一手を打ったのに
笑顔も見せず英語の連射が始まる。 負けるもんか!
どうやらどの出演者を見に来たのか聞いているようだ。
でもわしゃ誰を見に来たわけじゃなく、
あんたに勝って勝利のビールを飲みに来たんだ!
まず
英語はわからねぇとジェスチャーしてから、
ステージの方をふんわり指差して I said 「エニシング」.
合っているかは今もわからんけど。
そしたら She said 「OK. 8doller」. よしよし8ドルで入れるんだな。
8ドル払って俺の勝ちだ。
手にポンとハンコを押される。これは日米共通だな。
外にタバコを吸いに行っても再入場できる。
さらに進入・前進。
客席には80人位かな、あたりまえだけど ALL外国人。
本当は俺だけがONLY外国人なのかもしれんが
とりあえず英語がわからんのは俺だけだな。
さてビールだ、昨日はあきらめたが今日は飲んだるで!
今日もまたカウンターには別の人間が。男だがマイクではない。
四方八方から注文を受け、かなり忙しく動いているのに笑顔だ。
こやつできる。
しばらく観察していてわかったがビールにも何種類かあるようだ。
しかし名前も値段もわからない、チップは?どうすりゃええんじゃ。
虎穴に入らずんば虎児を得ず。
カウンターに言わずんばビールを得ず。
お客をすり抜けカウンターに寄ると
カウンターの男が俺に気づいて近付いてきた。
つかさず I said 「ビァー」。
レスポンスは英語連射砲。もう慣れたわいこの展開。
おそらく「どのビールにするんだ?」と聞いているんだろう。
「英語がわからない」とゼスチャーで示し、
なんでもいいよっつー感じで笑いながら「ビァー」。
するとカウンターの男は笑いながら「OK! 6doller」と言って
サーバーのビールを出してくれた。
チップはどーすりゃいいんじゃ?とりあえず7ドル出してみた。
カウンターの男はそれを見て「Thank you」ともうひと笑い。
やったぜ、俺の左手にはビール!
NYで最初のビール!
わずかな座るとこなんて埋まっているから立ったままで飲む。
炭酸弱めでアルコール強め。気の抜けたホッピーか?
まあ酒の飲めない自分がNYに来て地下鉄に乗って辿り着いた店で
立ったままビールを飲んでいることがおもしろおかしかった。
今日のささやかな勝利に乾杯です。
さて、演目がなかなか始まらない。ビールがもう空だ。
地面が少し揺れ始めている。
結局50分押しくらいでスタート。
チープ&シュールなコント(漫談?)から始まって
会場のいろんな所から小さな踊りを発生させて(出演者が客席やら
カウンターやらいろんなところにスタンバッています)最後中央へと
寄せ合わせていくと言った趣向のものでした。
ライブというより演劇に近いですね。
この場所はなんでもありか?気に入った。
しかし英語がわからんと全くわからん。
いろんな方法ややり方が自由に生まれ自由にやる中で
すべての作品に感情がこもっていないといけないと
押し付けがましいことを言うつもりはないが、
舞台において言葉の壁を越えるものは感情であろうと思う。
今回の旅行でよくそれを思う。
もしかしたら言葉の壁を感じた者にしかわからないことかもしれない。
そう考えりゃ俺もラッキーだ
現在、言葉の壁につぶされています。