|
ビートルズ・ファンであるのか? |
|
YES! ビートルズ・ファンです。 |
|
リミックスのオファーを受けた際、CDよりも、DVD用途のリミックスをして欲しいというオファーのほうが強かったのか? |
|
映画のサウンド・トラックのほうがプランとして最初にあったが、最初はオリジナルのサウンドで採用・再発する予定だった。しかし検討をした結果、試しに5.1chサウンドでよりよいサウンドを引き出すために作業を行うことになった。出来上がったサウンドが非常に出来が良かったため、映画で採用しようということになった。この後、EMIとアップルから、CDもリミックスを行なおうということになった。 |
|
『Rubber Soul』からの「Nowhere Man」「Think For Yourself」について、現在のように機材が発達していない時代にレコーディングされた音源をリミックスしたことによって、最新機材でレコーディングしたかのような素晴らしい出来上がりであるが、これは、現代の若者にビートルズを聴いてもらいたいという意識はあったのか? どのような思いがあってリミックスしたのか? |
|
嬉しい質問である。若者にアピールするという点では意識して作っていない。この2曲は、他の曲と比べ取っ付きにくいというイメージがあると思うが、それがそのように感じてくれたならば、満足である。 |
|
あなたのプロフィールを見ると、ビートルズ以降の新しい現代的な音楽の仕事をしているが、1960年代の当時のマスター・テープを聴き返してみて、影響を受ける部分はあったか? |
|
多いに影響を受けた。一つ一つのマスター・テープを聴いてみて感じたことは、第一に音の良さ。もう一つは、4チャンネルしか無い時代に、あれだけの音を作ったビートルズの凄さ。96チャンネルあり、デジタル・テクノロジーによってレコーディングが簡単になった現在であるが、1チャンネルにギター、ベース、ドラムを詰め込んで、あれだけの素晴らしいサウンドは信じられない。妥協がまったく感じられない。自分はアナログ・レコーディングも経験してきたので、今回のような仕事も出来たのだと思う。これから先、ビートルズのようにプレイできるバンドを見つけたら、一緒に仕事をしてみたい。 |
|
今回の作業を終えて出来上がった作品は、最終的に誰がOKを出したのか? |
|
全ては自分に任されていたが、最終的には、レコード会社とビートルズの面々がOKを出してくれた。しかし、試しにリミックスしたものをジェフ・エメリックに聴いてもらい、これをビートルズに聴いてもらった。 |
|
最後に、この番組のリスナーにメッセージをお願いします。 |
|
自分が今回、ビートルズのマスター・テープを聴いて影響を受けたように、今回のリミックスされた曲を聴いて、みなさんも影響を受けてくれたら嬉しい。そして楽しんで欲しい。 |