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                            2004年2月3日更新  
TOSS長崎善能寺正美

撮影地 長崎県南松浦郡新魚目町立串郷

TOSS理科写真集 /天文/惑星      
 「火星」



  2003年8月26日撮影

【解説】

1 火星です。
  1分間シャッターを開けて撮影しました。
  絞りが弱かったからでしょうか、明るすぎてぼやけています。
  回りに写っている星(恒星)は動いていませんが、火星は動いて写っています。
  これは、恒星より火星が地球(人間の目)に近い証拠です。
  汽車に乗っていると、遠くの景色は動きが遅いのに、近くの電柱はどんどん通り過ぎていくのと同じではないでしょうか。

  解像度の関係でしょうか、私のパソコンでは恒星が■に見えますが、テレビでモニターすると、もっときれいに映りました。

中川 弘治先生からメールをいただきました。
とても貴重な情報なので、了解を得た上で掲載させていただきます。

福井県自然保護センターの中川です。

TOSS理科写真集の中の火星について誤りがありましたのでお知らせします。

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火星
http://www.fsinet.or.jp/~m-zen2/toss/rinkrika/kasei/kasei20030831.htm

1 火星です。
  1分間シャッターを開けて撮影しました。
  絞りが弱かったからでしょうか、明るすぎてぼやけています。
  回りに写っている星(恒星)は動いていませんが、火星は動いて写っています。
  これは、恒星より火星が地球(人間の目)に近い証拠です。
  汽車に乗っていると、遠くの景色は動きが遅いのに、近くの電柱はどんどん通り過ぎていくのと同じではないでしょうか。

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私も同じような写真をとったので分かるのですが、善能寺様が恒星と思ったのはデジカメのノイズなんですね。
デジカメは長時間撮影するほどノイズがでてきます。
最近のカメラはノイズリダクションをつけたり、ノイズ低減回路を組んだりして
いまして、ずいぶんとノイズが減りました。昔のデジカメではノイズが多すぎて
長時間撮影では使い物にならないと聞いています。

地球が自転していますので、恒星も火星も等しく24時間で360度分動いて見えます。
同じ理科写真集の中でオリオン座の写真がありますが、星が長時間露光のため少し流れていますね。恒星もこのように地球の自転のため動いて見えるわけです。
ちなみに、太陽も月も同じように動いて見えます。中学で「日周運動」という言葉で学習しているのがこれです。

倍率の高い望遠鏡をのぞいていますと、(自動追尾させていないと)天体がすぐに視界からはずれますので「ああ、地球がうごいてるんだなあ」と分かります。
日周運動です。

善能寺様がいう火星や月が近いことによる見え方の違いは、火星が公転する、月が(地球の周りを)公転するという運動の結果、出てくるようです。

恒星の見える位置、何月何日の何時頃このへんに見えるというのは100年ぐらいはほとんど変りません。(星占いの出てきた2500年前になると、地球の歳差運動のために現在とは若干かわっちゃいますが〜例えば今日生まれた人は水瓶座生まれです。が、今日の太陽の位置は山羊座と重なっています。2000年前は2月2日は水瓶座と太陽の位置が重なっていたんです)

月は地球の周りを1ヶ月ぐらいかけて1周していますから、毎日、毎日、月と星座の位置関係を調べると大きく変えているのがわかります。

一方、火星は687日かけて太陽の周りを1周しますので、365日の地球にくらべて遅い。運動会の長距離走をイメージしますと、内回りで早くまわっちゃう地球と、外回りで遅い火星というイメージですか。地球が火星に追いついて追い抜くようなものですね。地球は2年2ヶ月で1周差をつけてまた火星に追い抜きます。
それで、地球から見る火星の見え方は、星座との位置関係で言うと、前の日より東の方にずれたように見えたり(順行)、止まっているように見えたり(留)、西の方にずれたように見えたり(逆行)するのですね。このように、星座との位置関係で毎日の動きを観察すると人を惑わせる動きをする星というので惑星と言う名前が付きました。前の啓林館の中学教科書にはこの火星と星座の位置が変わる連続写真がありました。

さて、ここの部分は星座ソフトを使うと理解しやすいです。

自分はステラシアタープロと、ステラナビゲーターVer3と、ステラナビゲーター
Ver6を使っています。「つるぷら」「星空はかせ」は、イマイチきれいじゃない
ので使っていません。ステラナビゲーターVer6は機能が多すぎて一般の方には使いにくいソフトです。動作も重いし。Ver3の方が使いやすいのですが、旧バージョンなので、今あるかどうかわかりません。
学校関係の方には、何と言ってもステラシアタープロがオススメです。
きれいだし、動かし方もけっこう簡単です。
当センターのHPでもこのソフトをオススメしています。
以下、HPからの抜粋。

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ステラシアターという星座ソフトを使うと火星の動きを簡単に調べることができ
ます。
フリー版とプロ版があってプロ版も3ヶ月無料で使えますのでダウンロードして調べてみてください。
このソフトの使いやすいところはHキーを押すと1時間進む。シフト+Hキーを
押すと1時間戻るというように自在に時間を変えることができる点です。
同じように、Dキーをを押すと1日進む。シフト+Dキーを押すと1日戻る。
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プロ版では「追尾」を設定できます。この機能で、火星の逆行、順行の様子を手軽に再現できます。
【やり方】
1.火星を右クリック。「追尾を設定」を選択。
2.Dキーを押すと、火星を中心にして、時間が1日ずつ進んでいきます。
3.シフト+Dキーで、時間を1日ずつ戻っていきます。
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ステラシアターのダウンロード先はこちらhttp://www.toxsoft.com/sswpro/lite.htm


なお、このソフトは歳差運動も再現していますので、2000年前の同時刻の空も分かります。

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中川 弘治 (Mon) 2.Feb.2004

中川弘治先生、ありがとうございました。

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