短歌17

インパク参加
惜春

さきがけて辛夷は咲けりあしびきの
        山の切り崖裸木立に

辛夷

さみどりの芽立ち幼き木原にぞ
        辛夷は咲けリ幹白々と

浅みどり木々の芽吹きの中にして
        枝に貫きたり辛夷の蕾は

さみどりにほけ開きたる柳の芽
        枝さし交わし辛夷も咲けリ

処女子の白き歯並みの花笑みに
        含みて咲けリ山のこぶしは