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「日澄」・「日興」・「富木常忍」・「日頂」


今回の取材「啓運寺」で出てきた「日澄」についてその人物をご紹介してみましょう。
また、日澄自身についてはあまり記録がなかったので彼と関連ある人物などを、
何名か同時にご紹介したいと思います。日蓮没後の宗派、流れが少しわかります。

日 澄 (1261-1310)

日澄(にっちょう)は鎌倉時代中期から後期にかけての日蓮宗の僧。
富木常忍の子、日頂の弟。寂仙房と号す。日興の弟子で新六の一人。

日興弟子には本弟子六人と、日興の晩年、本六が高齢となり新たに定めた六人の高弟があり最初の六人と区別するため新六と呼ばれた。

1298年の「弟子分本尊目録」に日興の第一の弟子として本六の6名が記載されている。
[本六]
日目、日華、日秀、日禅、日仙、日乗
[新六]
日代、日道、日澄、日妙、日郷、日助



日 興 (1246-1333)

日蓮の弟子。日蓮六老僧の一人。白蓮闍梨と称される。
大聖人が池上本門寺でお亡くなりになる1282(弘安5)年10月13日の5日前の10月8日、大聖人は本弟子六人を定められました。

 [日蓮六老僧]
 日昭聖人 (1221〜1323)
 日朗聖人 (1245〜1320)
 日興聖人 (1246〜1333)
 日向聖人 (1253〜1314)
 日頂聖人 (1252〜1317)
 日持聖人 (1250〜没年不詳)

老僧とはいえ大聖人入滅時は日昭聖人を除いてすべて30代。いまで云う大幹部といったところです。



富木常忍 (1216-1299)

富木常忍(ときつねのぶ)は、鎌倉時代の下総国の豪族で、日蓮の有力檀越。
下総国守護千葉氏り被官で、1253年頃に日蓮の法華宗義に帰依し、以後日蓮門下の重鎮として「観心本尊鈔」をはじめ多くの著作や書状を日蓮から送られた。
日蓮の没後に出家、日常と号し、若宮の邸内にもうけた法華堂を法華寺に改め、師日蓮の遺文収集につとめた。



日 頂 (1252-1317)

日頂(にっちょう)は、日蓮の有力な檀越である下総国の豪族・富木常忍の養子となり、幼くして日蓮に師事した。日蓮の佐渡配流の際にも日蓮に従って奉仕している。
日蓮六老僧の一人。日蓮の没後、下総国真間の弘法寺を拠点として布教につとめた。
1293年養父常忍と対立し、故郷駿河国の日興のもとに赴き、重須本門寺の学頭となった。




では、また来月お会いしましょうね。




[参考文献]

書 名
叢書名
著者・編集
出版社
「鎌倉謎とき散歩」 湯本和夫著廣済堂出版
「鎌倉 8」  山と渓谷社
「鎌倉・横浜」 あるっく社編集部山と渓谷社
「鎌倉・歴史の散歩道」:中世の香りを残す古都を歩く講談社カルチャーブックス安西篤子監修講談社
「鎌倉歴史散策」カラーブックス361 保育社
「秘宝のある寺<鎌倉>」カラーブックス785 保育社
「鎌倉の寺」カラーブックス821 保育社
「鎌倉なるほど事典」 三浦勝男監・楠本勝治著実業之日本社
「かながわの古道50選 : てくてくマップ」  神奈川県
「(大きな字の本)鎌倉のあるきかた」 山口千恵美他執筆ゼンリン
「鎌倉散歩24コース」  山川出版社
「ひとり歩きの鎌倉」 新沼美津江著JTB
「鎌倉の古寺」:四季の花と仏像を訪ねてCan Books JTB
「鎌倉を歩こう」るるぶ98 JTB
「鎌倉を歩こう」るるぶ99 JTB
「小さな旅」各号 JR東日本
「あなたの街の新聞:鎌倉生活」各号 遊蟻舎
「鶴岡:つるおか」各号 鶴岡八幡宮
「呪術が動かした日本史」 武光 誠著青春出版社
歴史の意外な「ウラ事情 : あの事件あの人物の"驚きの事実"PHP文庫日本博学倶楽部PHP研究所
「通勤電車で楽しむ日本史の本」 小和田哲男著三笠書房
古都の風情がいまに残る : 鎌倉の小径、うら路、かくれ道」  実業之日本社
「女人鎌倉:歴史を再発見する15の物語」 安西篤子著祥伝社
「三浦半島記」街道をゆく42司馬遼太郎著朝日新聞社
「[決定版] 図説・源平合戦人物伝」歴史群像シリーズ特別編集歴史群像シリーズ編集部学習研究社
「学校では教えない歴史」 フリーランス歴史研究会コスモ出版
「鎌倉:四季の景」ブルーガイド情報版α002 実業之日本社
「鎌倉 湘南」マップル98:エリアマップ 昭文社
「新版 神奈川県の歴史散歩.下」新全国歴史散歩シリーズ14 山川出版社
「かながわの神社ガイドブック:こころの散歩道」 監修神奈川県神社庁かなしん出版
「エッセー 鎌倉百景」 佐藤 繁著門土社
「鎌倉を歩く'02」iアイジャパン18阿部由美子編集JTB
写真家が足で探した : 鎌倉の秘道.切通し・やぐら・花の寺」 中野正皓著日本写真企画
「古寺を歩く:全国の古寺の歴史と見どころ徹底ガイド日文新書渋谷申博/山中悟著日本文芸社
「鎌倉の寺小事典」  かまくら春秋社
「鎌倉の神社小事典」  かまくら春秋社
「田谷の洞窟:鎌倉の密教地底伽藍」現代名刹シリーズ1吉田 孝著宗教工芸社
「南紀白浜:名勝古跡:三段壁洞窟」  三段壁洞窟観光
各社寺拝観時の配布パンフレット   



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