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☆ 商 売 の 街  大 町 ☆
そ の 地 域 と 歴 史

鎌倉時代、商業に対しての認識が未成熟であったことに加え、軍事要塞都市の必要性から、商業は、 大町、殻町(米町)、魚町、大蔵辻、武蔵大路など限られた地域でのみ許されていました。なかでも 大町は鎌倉の商業の中心地であったのでこのように呼ばれていました。


今月ご紹介した本興寺がある大町ですが、鎌倉時代はいったいどのような町であったのでしょうか。
大町は当時、現在の下馬交差点から名越周辺に及ぶ大きく賑やかな町であったようです。
具体的には名越、傘町、松殿、松中、中座、米町、魚町、辻町、下馬、大町原、塔の辻、向原等 の町に分かれており。米町は現在の大町四角から下馬方面、魚町は四角の南方、現在魚町橋の朱色 の橋の架かる周辺。辻町はさらにその南側。小町と材木座を結ぶ繁華街の中心でありました。

大町の四ツ角の辺りは「町屋御免地区」といわれ商売が許されていたため、一大繁華街をなしていました。前記したように周辺には米町、魚町、中座などの古い地名があり、滑川夷堂橋から下流は、昔、炭売川と呼ばれていました。これらもかつての商業地区の名残です。

「吾妻鏡」に和田合戦(和田の乱:田谷の洞窟参照)について「又於米町辻・大町大路等之切処合戦」とあり大町付近で激戦があった様子が記されています。
大町大路とは、足柄山から相模を経て横須賀・走水に至る古東海道の鎌倉の一部を指し、長谷・甘縄神社辺りから名越の長勝寺までと推察されています。

では、また来月お会いしましょうね。




[参考文献]

書 名
叢書名
著者・編集
出版社
「鎌倉謎とき散歩」 湯本和夫著廣済堂出版
「鎌倉 8」  山と渓谷社
「鎌倉・横浜」 あるっく社編集部山と渓谷社
「鎌倉・歴史の散歩道」:中世の香りを残す古都を歩く講談社カルチャーブックス安西篤子監修講談社
「鎌倉歴史散策」カラーブックス361 保育社
「秘宝のある寺<鎌倉>」カラーブックス785 保育社
「鎌倉の寺」カラーブックス821 保育社
「鎌倉なるほど事典」 三浦勝男監・楠本勝治著実業之日本社
「かながわの古道50選 : てくてくマップ」  神奈川県
「(大きな字の本)鎌倉のあるきかた」 山口千恵美他執筆ゼンリン
「鎌倉散歩24コース」  山川出版社
「ひとり歩きの鎌倉」 新沼美津江著JTB
「鎌倉の古寺」:四季の花と仏像を訪ねてCan Books JTB
「鎌倉を歩こう」るるぶ98 JTB
「鎌倉を歩こう」るるぶ99 JTB
「小さな旅」各号 JR東日本
「あなたの街の新聞:鎌倉生活」各号 遊蟻舎
「鶴岡:つるおか」各号 鶴岡八幡宮
「呪術が動かした日本史」 武光 誠著青春出版社
歴史の意外な「ウラ事情 : あの事件あの人物の"驚きの事実"PHP文庫日本博学倶楽部PHP研究所
「通勤電車で楽しむ日本史の本」 小和田哲男著三笠書房
古都の風情がいまに残る : 鎌倉の小径、うら路、かくれ道」  実業之日本社
「女人鎌倉:歴史を再発見する15の物語」 安西篤子著祥伝社
「三浦半島記」街道をゆく42司馬遼太郎著朝日新聞社
「[決定版] 図説・源平合戦人物伝」歴史群像シリーズ特別編集歴史群像シリーズ編集部学習研究社
「学校では教えない歴史」 フリーランス歴史研究会コスモ出版
「鎌倉:四季の景」ブルーガイド情報版α002 実業之日本社
「鎌倉 湘南」マップル98:エリアマップ 昭文社
「新版 神奈川県の歴史散歩.下」新全国歴史散歩シリーズ14 山川出版社
「かながわの神社ガイドブック:こころの散歩道」 監修神奈川県神社庁かなしん出版
「エッセー 鎌倉百景」 佐藤 繁著門土社
「鎌倉を歩く'02」iアイジャパン18阿部由美子編集JTB
写真家が足で探した : 鎌倉の秘道.切通し・やぐら・花の寺」 中野正皓著日本写真企画
「古寺を歩く:全国の古寺の歴史と見どころ徹底ガイド日文新書渋谷申博/山中悟著日本文芸社
「鎌倉の寺小事典」  かまくら春秋社
「鎌倉の神社小事典」  かまくら春秋社
「田谷の洞窟:鎌倉の密教地底伽藍」現代名刹シリーズ1吉田 孝著宗教工芸社
「南紀白浜:名勝古跡:三段壁洞窟」  三段壁洞窟観光
各社寺拝観時の配布パンフレット   



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