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北鎌倉もかなり奥まった場所にある「多聞院」(たもんいん)まで
足をのばす観光客は少ないとみえて境内は静かに落ち着いた雰囲気があります。 多聞院への参拝は北鎌倉駅を利用するよりむしろ、大船駅から"鎌倉湖畔循環"のバスに乗って 「常楽寺」を拝観した流れで訪問した方が観光ルートを作成しやすいでしょう。 多聞院(真言宗)は天衛山福寿寺と号して南介僧都(なんかいそうず)が開山。 文明年間(1469〜87)に開創されたといわれています。当初は観蓮寺といい 山ノ内の瓜ガ谷にありました。のちに現在地に移築して改名し、隣にある「熊野神社」の 別当職になっていたといいます。 本尊は多聞天ともいわれる毘沙門天。 脇には岡野観音ともいわれる十一面観音があります。 鎌倉の由井(由比)の長者・染屋太郎時忠の3歳の娘が鷲にさらわれて食べられ、 岡野のあたりに骨が散っていたので時忠が骨を納めて観音を造立させ、 のちに運慶が造り直したと伝えられています。 |
| 写 真 | 解 説 |
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大船駅発・鎌倉湖畔循環バス ”常楽寺”下車、徒歩4分。ここは静かな山間の住宅地です。 毎年4月上旬、本堂前には紅白咲きわけの花桃が愛らしい花をほころばせています。 多聞院正面から横を見ると「熊野神社」の鳥居があります。 熊野神社のご神体木像の台座には、甘糟(あまかす)家の太郎左右衛門尉平長俊 が、1579(天正7)年に勧請したと記されているそうです。 |
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本尊は多聞天ともいわれる毘沙門天。 脇には岡野観音ともいわれる十一面観音があります。 また、牛頭天王(ごずてんのう)という木像は、山ノ内の八雲神社の祭神として 多聞院となる前の観蓮寺で一緒に祀られていたものといわれています。 その他に弘法大師像や聖観音像、地蔵像、薬師如来像なども安置されています。 |