「鎌倉恋便り」



明治初期の人造池だった 「 散 在 が 池 」(第6回−2)



「散在が池森林公園」(さんざがいけ)です。

別名「鎌倉湖」ともよばれるこの池。湖としてはあまりにも小さすぎて、 小生も常々その由来を不思議に思っていた存在でした。

江戸・明治の時代、今の大船、岩瀬地域は「大船千石」という大水田が広がっていたそうですが、そこに必要とされる水源は近くの押砂川だけしかなく水争いなどが頻繁にあったようです。明治2年、小菅谷村の名主の梅沢与次右エ門が耕地用水確保のために、岩瀬村の栗田源左エ門と話し合い、江戸へ登る大名の馬の草刈り場であった、称名寺の山の谷あいに 土俵などで堰をつくり水をためたのがはじまりです。

「散在が池」は、3カ村の持山が周りに分散していたのでついた名前です。

当時からみると、池も拡張され、かなり大きくなったようです。
夏は、森に囲まれ涼しく、春・秋はハイキングコースなどもできていて楽しめますよ。沢へ下ると小川のせせらぎなどもあります。

あまり人も来ないので、いつ行ってもとにかく静かなところです。
密談には最適な公園だね、ここは(笑)

大船駅方面からだと、ここへ行くまでの道がまた最高なんですよ〜。

 




写   真       解    説      
「 散在が池 」

見るからに暗く静かな雰囲気に包まれた池(湖)。
昭和になってから鎌倉・岩瀬の水利組合が作り直していると聞きます。

なお、この池は明治時代から湧水が多くて、中心付近が急に深くなっているため 昔から子供の水死事故が多かったようです。
そこで付近の部落では「神次の話」という悲話をつくって子供達が池に近づかないように したそうです。
「 散在が池森林公園 」

現在ここは鎌倉市の森林公園となっています。
利用時間は午前8時30分から午後5時まで。
でも、交通の便が少々悪い場所なのでとても静か。まー孤独を味わいたい方には最適かな。 車、バイクがあれば問題なく行けます。(笑)

小生は、今でも暗記ものの勉強などする時活用しています。



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