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JR横須賀線、大船と北鎌倉間の線路際にある亀甲山法得院 成福寺(じょうふくじ)は、鎌倉唯一の浄土真宗のお寺です。 この寺の開山は鎌倉幕府三代執権 北条泰時の子で泰次といわれています。幼少より仏教を学び、得度の後は沙門院泰次入道と号し天台宗の僧となりました。しかし、1232(貞永元)年、親鸞に師事した泰次は成仏の名をもらい、浄土真宗に改宗しました。 祀られている南北朝期に作られたとされる木造聖徳太子像は、親鸞から与えられたものだといわれています。本仏像は、十六歳の太子をかたどったもので、玉眼を入れ、彩色を施した写実的な像です。 その後鎌倉幕府が倒れ、北条氏は滅亡。時の住職成円は執権北条時高の実弟だったため、追放されました。 以後、成福寺は室町時代までの七十余年間、無住の寺だったそうです。 九代目宗全の時代には小田原北条氏の迫害を受け、宗全は伊豆の北条に逃げ、その地に成福寺を建立しました。宗全は1612(慶長17)年鎌倉に戻るまでその地で暮らし、伊豆の成福寺も浄土真宗大谷派の末寺として現存しています。 |
| 写 真 | 解 説 |
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茅葺きの三門を入ると、小さな石仏が参道に沿って並んでいます。 寺の裏山にある「亀の窟」は、成仏がまだ沙門院泰次入道と名乗っていた時、こもって修行した岩屋といわれています。 |
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本堂には本尊阿弥陀如来像と親鸞、蓮如上人の画像が祀られています。 木造の阿弥陀如来像は寄木造で江戸時代の作。玉眼入で漆箔がほどこされています。 木造の聖徳太子立像は室町期の作。 |