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鶴岡八幡宮前からの横大路とみられる道と三差路になる所の右側に宝戒寺(ほうかいじ)があります。山号は金龍山といい、鎌倉時代の執権北条氏の屋敷跡に1335(建武2)年北条氏を滅ぼした後醍醐天皇を開基とし、その命を受けた足利尊氏が建立したといわれています。 鎌倉三十三観音霊場の二番札所でもあります。 新田義貞の鎌倉攻めで、東勝寺の炎の中で壮絶な死を遂げた北条一族の怨霊を供養する目的に、東勝寺を移す形で創建されました。時代の頂点を極めた北条一族の光と影をこの地に見ることができます。門柱に刻まれた北条氏の家紋である三鱗(みつうろこ)が哀れを誘います。 宝戒寺は鎌倉には2寺しかない天台宗の寺で、本堂の脇の歓喜天堂には公開はしていませんが、鎌倉時代後期の作と見られる高さ152cmの秘仏歓喜天立像(国重文)もあります。土紋装飾をもつ珍しいものです。 |
| 写 真 | 解 説 |
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寺の入口の石柱には、「北条執権屋敷跡」とあります。 二代目執権・北条義時以来、北条高時まで幕府執権の中枢の地でした。 ここは比企能員(よしかず)を招き入れ謀殺した北条氏の邸跡でもあります。 鉄の門扉に北条氏の紋所である三鱗(みつうろこ)があり、いかにも”北条氏ゆかりの寺” と物語っています。 |
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本堂は開放されていて、誰もが気軽にお参りできます。 本尊は木像地蔵菩薩座像(国重文)です。 両脇には梵天と帝釈天とがあり、地蔵菩薩と同じ頃につくられたとみられ、 その前には十王像、右脇には閻魔大王や北条高時像。左側には不動明王や准てい観音 などが祀られています。 そのほか境内には鎌倉唯一の太子堂や、北条高時をまつる鳥居と社、日本最大の木像の 歓喜天を安置するお堂などがあります。 |