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逗子湾の望む標高93mの披露山の山頂付近に、披露山公園(ひろうやまこうえん)はあります。 披露(ヒロ)の名は「ひらきあらわす」という、めでたいこと、良いことを公表する意味があり、鎌倉時代将軍に献上物を披露したところ、あるいは献上する品物を披露する役人が住んでいた所ともいわれています。 披露山公園は1958(昭和33)年6月7日に開園しました。 敷地面積は5.8ha、公園の広場は太平洋戦争時の海軍高射砲陣地跡で、3つの高射砲砲座(直径12m)と監視所の地下室が残されていました。 これらを利用して、砲座は展望台・円形花壇・猿舎に、監視所跡はレストハウスへと変わったそうです。 駐車場には、終生逗子で過ごした「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄の碑があり 『人生の本舞台は常に将来に在り』 と刻まれています。 駐車場から園内に入るとレストハウスの他、小動物園もあって休日は親子連れやカップルで賑わいをみせます。 また、付近には相模湾に突きだした岬の頂上にある「大崎公園」などもあります。 |
| 写 真 | 解 説 |
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披露山公園には無料の駐車場があり、ほとんどの人は車を利用して登って来ます。 駐車場 49台(午前8時30〜午後4時30分) 標高はわずか93mですが、公園までの坂を体験すれば徒歩ではかなり大変な場所だと実感できると思います。 園内に入ると、かながわの景勝50選の石碑が立っています。 |
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駐車場の脇から浪子不動まで続くハイキングコースがあります。 「披露山・浪子不動ハイキングコース」 と名付けられているこのコースは、逗子海岸へ降りる徒歩20分ほどの道のり。 途中に「浪子不動」があり、徳冨蘆花の小説「不如帰(ほととぎす)」に登場する披露山を見上げるような場所に建つ古いお堂。小説のヒロイン片岡浪子に由来する通称で親しまれています。 お堂の前の海岸には、「不如帰」の碑が建てられており、碑の下には蘆花が用いた筆と硯がおさめられています。 |
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展望台(写真手前)は公園の頂上にあり、ここからは披露山庭園住宅地や鎌倉の材木座海岸や由比ガ浜を見渡すことができます。 また遠くは江の島、相模湾の海岸線、富士山なども一望できる景勝です。 猿舎(写真左奥)にはニホンザルが飼われています。 ニホンザルは世界で最も北に住むサルで、メスの家族を中心にしたグループがいくつか集まって群れをつくり生活します。 どちらも海軍の高射砲砲座跡に建っています。 |
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レストハウス(写真右奥)の前には円形花壇(写真中央)があります。 レストハウスは海軍の高射砲陣地監視所の上に建ってるそうです。 円形花壇も海軍の高射砲砲座跡にあります。 写真左に見えるのが猿舎以外の小動物園です。 ホロホロチョウ、インドクジャク、ウサギ、モルモット、ウズラ、セキセイインコ、 ナゴヤコーチン、クジャクバト、ウコッケイ、クサガメ、ミドリガメ、チズガメなどを見ることができます。 戦後半世紀以上過ぎた今も、軍の遺跡がこのような形で残っています。 |