「鎌倉恋便り」



江戸時代初期から続く 「 玉 泉 寺 」(第102回)



玉泉寺(ぎょくせんじ)は、観光地として賑やかな北鎌倉とは反対の玉縄に位置します。近くには大船観音龍宝寺などがあり、静かな住宅地にあるお寺です。

江戸時代の初期(1616年)に没した小林若狭という人物が開いたといわれ、背後に聖天の祠があったことから、聖天山歓喜院玉泉寺と号します。参道を入って境内の正面に本堂があり、右手には弘法大師の立像が祀られています。
また、境内の墓地には”よくばり地蔵さん”や、室町時代の某一族の墓である”やぐら”などがあります。
本尊の秘仏は正月三が日だけ開帳されます。

 




写   真       解    説      
三   門

玉縄小学校近く住宅街の間に奥まった山すそにあり、構えた三門はなく、ひそやかな佇まいのお寺です。

真言宗大覚寺派
本堂と弘法大師立像

本堂に祀られている本尊の不動明王像は、胎内にもう一つ小さなお不動様を抱えているのが特色です。
この小さなお不動様は、鎌倉時代に願行上人(がんぎょう)が作ったもので、胎内不動と呼ばれています。



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