「鎌倉恋便り」



平安時代末期から存在する 「 権 五 郎 神 社 」(第13回−2)



「権五郎神社」(ごんごろうじんじゃ)です。

正式名御霊神社(ごれいじんじゃ)といいますが、御三年の役(1083〜87)で、左目を射られながらもその矢を抜かずに敵を討ち取り武名を轟かせた鎌倉権五郎景政(ごんごろうかげまさ)を祀っているので、権五郎神社と呼ばれています。
彼は関東武士の誉れといわれた剛勇でした。

創建は明らかではありませんが、鎌倉幕府以前からあった五霊社が始まりと言われています。五霊社は、平安時代の末期、関東で活躍した平氏出身の5つの家の祖霊を祀っていました。

また、深沢小学校の東北側にある梶原の御霊神社から移されここに建立されたという説があり、面掛行列(例祭日)、鎌倉神楽、御供流しなど有名な行事を沢山もつ神社でもあります。
                 

 




写   真       解    説      
御霊神社鳥居

極楽寺坂を長谷の方へ下る途中に「星月ノ井」という 覗くと昼間でも星の影が見えたというロマンチックな井戸があります。

この「鎌倉十井」(かまくらじゅっせい)の一つを過ぎて、最初の角に 元禄年間に創業という茶屋「力餅屋」があります。
ここを左折するとこの風景です。

鳥居の前を江ノ電が走っています。
弓立ての松

権五郎景政が弓を立てて休憩したと伝わる弓立ての松である。

この他にも境内には、いかにも重そうな丸い石がある。袂石(たもといし) といって景政の袂にまるで袂くずのように入っていた石とか。
力持ちの景政を讃える伝説としては面白い話です。



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