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鎌倉駅から若宮大路に向かってすぐ、道路の向かい側の横浜銀行と中央公民館に挟まれて、小さな赤い門が見えます。ここが”おんめ様”と呼ばれ安産祈願で室町時代から庶民に親しまれてきた日蓮宗「大巧寺」(だいぎょうじ)です。 朱塗りの門を入ると、路地と間違えてしまうような参道の両側に椿、マンサク、ミツマタ、キョウチクトウ、シュンラン、ムラサキシキブなどが植え込まれてこじんまりとした参道を歩きながら一年中何かしらの花を楽しむことができます。 この参道をすすむと、本堂の横を回り込んで寺の正面へと抜けます。 実は若宮大路に面している朱塗りの門は裏門で、三門は小町大路側にあります。三門は質素な門ですが、境内を若宮大路から小町大路へ通り抜けができるため、通りすがりに手を合わせる地元の方々の姿もかなりみかけることができます。 この寺はかつて十二所にありましたが、頼朝が平家に大勝利をおさめたことで「大巧寺」と名を改めてこの地に移されました。 また、本尊が「産女霊神」(うぶすめれいじん)で、”おんめ様”と呼ばれ室町時代から安産や縁結びを願う人々から親しまれており、境内を訪れるとお腹の大きな女性が目立ちます。 |
| 写 真 | 解 説 |
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鎌倉駅から若宮大路へ抜けると、道路の向かい側の横浜銀行と中央公民館に挟まれて 小さな赤い門が見えます。 寺の門とビルの変なコントラストに当惑してしまいますが ここから大巧寺へ入ることができます。鎌倉駅から徒歩3分といったところでしょうか。 駅から近いこともあり、遠くから安産祈願で訪れる方も多いお寺です。 |
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大巧寺は、元は十二所(じゅうにそ)にあった浄土宗大行寺という 源頼朝の祈願所でしたが、ここで軍議を開いて平家に大勝、「巧」の字が与えられて 寺名を改め、1320(元応2)年に現在地へ移されました。 門の傍らには「源頼朝評定所」と記された石碑が立っています。 本堂の門は閉ざされていますが、近寄ると薄暗い堂内で極彩色の天井絵が 鮮やかに浮かび上がります。 ”おんめ様”ということで、この写真の撮影時も安産祈願のご夫婦が後を絶ちませんでした。 ここでは安産祈願の判を押した「腹帯」をいただくことができます。 |
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大巧寺の名が入った石碑の路地奥、かなり遠方に二つの石門が立っています。(わかるかな?) これが小町大路側の三門、寺の表側になります。写真は小町大路から撮影してます。 小町大路は静かな町並みに面した道で、この付近には日蓮辻説法跡などの史跡があります。 本尊の産女霊神は550年ほど昔の室町時代、難産の為に死んで怨霊となり 人々を苦しめていた女の霊を当時の5世住職であった日棟が鎮め、安産の神として祀ったことに 由来します。以来安産祈願の寺として庶民に親しまれています。 |