「鎌倉恋便り」



石造宝塔は必見 「 別 願 寺 」(第11回−1)



「別願寺」(べつがんじ)は鎌倉駅から大町方面へ向かいJR横須賀線の踏切を渡って、名越に向かう道をしばらく進むと左側にあります。
鎌倉三十三観音霊場第十三番札所のお寺です。

もとは真言宗の能成寺(のうじょうじ)といいましたが、1282(弘安5)年、一遍の開祖した時宗に改宗して寺号も改めたそうです。

ここには、国重要文化財の石造宝塔があります。

                 

 




写   真       解    説      
重要文化財・石造宝塔

室町前期には鎌倉の時宗寺院中、第一の寺となり歴代鎌倉公方の 菩提寺として栄えました。
現在はどこにでもある風情のお堂があるだけとなっています。

この宝塔は、本堂左側小路を隔てた墓地の中にあります。
足利持氏(もちうじ)の供養塔として伝えられ、約3.2mもの巨大なものです。
しかし、実際は鎌倉時代の特徴を備えた安山岩製であり、銘刻がなく 誰の墓だか不明です。塔身の鳥居中央に縦に通る線は、扉が閉じていることを 示しています。



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