「鎌倉恋便り」



激しい源平合戦の末、鎌倉幕府を築いた源氏には、
日本各地に様々な故事が沢山残されています。
「番外編」 として和歌山県の南紀白浜/田辺から
源氏にゆかりのある史跡をご紹介しましょう。


史跡 「弁慶・産湯の井戸」「弁慶松」(第7回−3)



快傑・武蔵坊弁慶が衣川に死してすでに780年以上(1998年現在)が経ちました。
田辺市の人達は、弁慶を大変誇りに思い、市内に多くの彼にまつわる史跡を残しています。

その中で市役所の敷地内にあった「産湯の井戸」と「弁慶松」の二つをここではご紹介します。

                 

 




写   真       解    説      
弁慶・産湯の井戸

昔、熊野の屋敷跡とされるところに弁慶産湯の井戸があったそうですが、 衣川での弁慶の壮烈な立往生が伝えられると人々はその死を悼み 井戸の傍らに松を植えて弁慶松と名付けたといわれています。

産湯の井戸は、当地で発掘された同時代の井戸をもとに 復元したものだそうです。
弁 慶 松

史料によればこの松は、天正年間杉若越後守の 上野山築城にあたって伐採されたがその後寛丈年間に古蹟保持のため 井戸のほとりにあった松の一つを二代目弁慶松としたといいます。

昭和50年、五代目の松が枯死しましたが幸いその種子から育てた 幼木がありその地が都市計画事業地になっていたため 市役所の敷地に移し植えて現在に至っているそうです。



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