格闘ビデオ・レアグルーヴ FILE.005

衝撃!ヘンゾvsエウジーニョの真実!(上)


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97年9月27日、ブラジル・リオデジャネイロにおいて行われた「ペンタゴン・コンバット」の
メインイベントで、ヘンゾ・グレーシーと、ルタ・リーブリのトップ選手エウジーニョ・タデウが
対戦した。

タデウとヘンゾの間にはいくつもの因縁があった。ヘンゾの弟のハイアンはグレーシー一族
の問題児で、タデウとの間には何度もトラブルが起こっていた。ある時、ハイアンと多デイは
リオのディスコで口論となり、この時、タデウが拳銃でハイアンを撃とうとしたのである。そ
の後も、ハイアンがタデウの教え子に暴行を加えたり、報復にタデウがハイアンの仲間をナ
イフで切りつけるという事件も起きた。

そんな中、97年3月の第4回エクストリーム大会で、ヘンゾのもう一人の弟ハウフとタデウ
の試合が組まれたものの、直前になってキャンセルされるという事件も起き、両者の緊張
は最高潮に達していた。

そしてとうとう、両者はペンタゴンの中で対面したのである。

(画像はあまり良くありませんが、あとでもう少し良いものになるかもしれません)


試合前、にらみ合う両者。レフェリーが試合を始めるまでしばらく時間がかかったため、
二人は1分近くも微動だにせずにらみ合っていた。とくに、ヘンゾの顔が怖い。
ヘンゾは身長178cm、体重78kgと紹介された。一方タデウは身長170cmと出ただ
けで、体重は公表されず。だが、日本で闘ったときに比べると、やや腹の辺りが出てい
る感じがする。


<試合開始>


両者軽いフットワークを踏む。タデウはルタ独特のキックにも似た動き、ヘンゾは
いつものようにボクシングのフットワークだ。タックルのフェイントを交えながら、軽
いジャブやローキックで牽制し合う。


1分30秒たったとき、ヘンゾがタックルで飛び込んだ。タデウはそれを正面から受
け止めようとしたが、ヘンゾはタデウの背中でグリップを握ると、サバ折りの要領で
テイクダウンを奪う!



なんとかガードポジションを取ったタデウは、ヘンゾの後頭部にパンチ。ヘンゾは
タデウを金網に押しつけるようにしてパスガードを狙う。これはタデウがなんとか
しのいだものの、ヘンゾはインサイドガードからパンチを放ち、スキをついてパス
ガードに成功。


サイドを奪われたタデウはすぐうつぶせに。ヘンゾはすかさずバックに回り、ス
リーパーを狙う。タデウは回転して逃れようとするが、スリーパーに捕らえられ
てしまう。ダデウ大ピンチ!

しかし、完璧に決まっていなかったのか、スリーパーから抜けられてしまう。
ヘンゾはその後もリアマウントを取るチャンスがあったが、ヘンゾに脱出される。ほ
ぼ「勝負あったか!?」というシーンだっただけに、ヘンゾにとっては悔いが残ると
ころだ。タデウがうまかったと言うよりも、ヘンゾの詰めが甘かったと見るべきだろ
う。

<3分経過>



タデウはからくも絶体絶命のピンチから脱出すると、フロントチョークに。

ここから後ろに倒れて極めようとするが、すっぽ抜けてまたガードに。


ヘンゾはこの体勢から、


足を横に払って素早くサイドに回り込み、


パスガードに成功!

タデウはまたすぐにうつぶせになるが、ヘンゾがチョーク狙いでバックに
回ろうとするとまたガードへ。


ヘンゾ、ガードの外からタデウをたこ殴り!体勢が不十分のため決定打には
ならないが、5,6発をタデウの顔面にたたき込んだ。

<4分経過>


ガードで耐えるタデウ。ヘンゾにはすでにスタミナ切れの兆候が見える。


金網に追い込んで、パンチ・頭突き・膝蹴りをたたき込むヘンゾ。ちなみに、右
に見えるのがウゴ・デュアルチ。タデウにアドバイスを送っている。


アップになるタデウの顔。鼻血を流している。

<(下)に続く>


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