格闘ビデオ・レアグルーヴ FILE.003
ホイラーvsエウジーニョ(3)
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<27分経過>
セコンドの口論が続く中、闘いが再開される。ホイラーのタックルはまたもつぶされ、引
き込んでガードへ。そこから体をずらし、エウジーニョのバックに回ろうとすると、エウジー
ニョは立ち上がり、相撲状態になる。
エウジーニョはそのままセコンドが座っているソファーまで押し込んでいく。ホイラーが体
勢を入れ替え前蹴りを放つと、今度はエウジーニョがソファーに座る形になる。そこで放っ
たホイラーの軽い前蹴りがエウジーニョの顔面にヒット。エウジーニョは立ち上がると、この
闘いで初めてタックルに行く。ホイラーの両足を取って担ぎ上げるとそのまま床にたたきつ
ける。
しかし、勢いがつきすぎたため、ホイラーのサイドを取ることは出来なかった。またガード
ポジションの攻防へ(この間、セコンドの口論はまだ続いている)。両者とも、さすがに疲れ
ているようだ。動きが少ない。密着したままホイラーがパンチを打ちつづける。乾いた音が
響く。エウジーニョがパンチを打ち返すと、ホイラーは蹴って距離を取り、スタンドへ。
<33分経過>
エウジーニョはホイラーのタックルをつぶしても、グラウンドでも攻防を嫌いすぐに立ち上
がる。離れ際にパンチを放つが、これは当たりが浅い。しかし、次にホイラーがしかけたタ
ックルは、壁際だったのでエウジーニョもつぶすことが出来なかった。段差に押し込んだま
まパスガードしようとするホイラーだが、この体勢ではうまくいかない。結局立ち上がって
離れる。
両者に疲れが見える。特にホイラーは構えも取らずに棒立ちになっている。ここまでどち
らかというと先手を取って攻めていたホイラーだが、手数はかなり少なくなっている。エウ
ジーニョの方はホイラーが攻めてくるのを待っているので、結果としてスタンドでのにらみ
合いが延々と10分以上も続くことになる。
<46分経過>
ホイラーの前蹴り、エウジーニョのパンチ・ローキックによる牽制が続く。エウジーニョが力
を込めたローを放つが、足を滑らせてしまう。ホイラーはすかさず押さえ込もうとするが、エウ
ジーニョが腰の当たりに組み付き、テイクダウンを奪いに行く。
エウジーニョがパスガードをねらうが、出来ないと見ると離れようとする。そこをホイラーが
タックルで追撃するが、ふりほどかれてしまう。これが最後の攻防だった。
両者が中央に戻ったところでセコンドから声がかかり、闘いは終わった。ルタ側によると、
ヒクソンが中止を求めたとのことだが、おそらく時間が決まっていたのだろう。ホイラーとエウ
ジーニョが抱き合って健闘をたたえあうと、セコンドから拍手が起こる。紳士的な幕切れだっ
た。
ビデオはこの後ヒクソンの演説、それに対するルタ側の質問の後、柔術勢による反省会(?)
が映ったところで終わっている。
(EOF)