熱帯魚ショップで一度は目にした事が有るとおもいますが、メタリックブルーに輝く熱帯魚!
これがアフリカンシクリットの中で誰もが知っている「アーリー」(フライエリー)です。
何と言ってもこのアフリカンの仲間の魅力はメタリックブルーを中心として体色が美しく、
迫力が有り、マウスブリーダーである点でしょう!
| ショップではよく「この手の熱帯魚は水質に特徴があり初めての方には難しい!」と言われています。
ところが、実際に飼育してみるとそれほど難しい種類ではありません。底床や櫨材に一工夫するだけで十分です。
アフリカンシクリットはアフリカ大陸の水質がアルカリ・硬水のマラウイ湖やタンガニイカ湖に住んでいます。水槽の中にその水質に近い環境が維持出来れば元々丈夫な魚たちですので問題無く飼い続けることができます。 ただ、アクアプラント(水草)も一緒にと考えられている方には進められません。 この水質、アルカリ・硬水の環境で育成出来る種類のアクアプラントは少ないようです。私も何度か挑戦しましたが、水草なのか苔の固まりなのかわからなくなり諦めました・・・。 |
| アフリカ大陸の下記図のところにあるマラウイ湖やタンガニイカ湖が一般に言われるアフリカン・シクリットの故郷です。
それぞれの湖は独自の進化を遂げ個性の強い種類が多く興味をひかれます。マウスブリーダーと基質産卵等がその顕著な例でしょう。それに、数cmの物から50cmを超えるものまでが同じ魚種で、タンガニイカ湖にはランプロローグスの仲間のほとんどが生息し、マラウイ湖には旧ハプロ系が大半を占めています。 それぞれの湖にしかいない固定種も多くより一層趣深いものになっています。 |
オスは青を基本とし、メスはこげ茶色の体色が中心で、♂♀の区別が容易なものが多いようです。
「アーリー」をはじめとしオスのメタリックブルーは海水魚に負けない鮮やかな色だと思います。
代表者としてはアーリー、ピーコック、エレクトラ、モーリー
小型の種類も多く体色が原色の色で60cm水槽でも簡単に飼育できるものがいる。
水質はマラウイ湖よりもアルカリ・硬度とも高い環境です。(PH:8.2 硬度:12)
大型ではフロントーサ、中小型ではプリチャージー、ランプロローグス、ジュルドクロミスの仲間。
| 魚種全般
大きさは全体的に20cm前後が中心です。フロントーサやフスコタエニアータ等が30cmオーバーで、アウノロカラー達は15cm弱、そして、ランプロローグスやジュルドの仲間たちはだいたい10cm前後となります。(大まかですけど) 色彩的には海水魚に引けを取らないようなものも多く、言わずと知れた青は「アーリー」、黄色は「レレウピー」やムブナの仲間、赤は少ないですが「カタンゴレッドフィン」等、原色のものが揃っています。それに日本では考えられないような大きな湖ですから同じ種類でも北と南では色彩的に違うものも多く一般に地域異変と呼ばれています。 ランプロローグスの仲間は生息地域に合せ特に変わった進化を遂げています。食性から肉食のものはより早く泳げるように流線形に近い形になった者や底床の有機質を食べるものはドジョウのような体型になっているものもいます。合せて、狭い地域で生活しているものは一般に隠れやすいように小型化し、遊泳するものは逆に大きな体型をしています。 |
| 60cm水槽でのアフリカン飼育
水槽の大きさの問題でまとまった数を導入することはできません。 小型の種類を1〜2ペア程度が良いかと思います。 ランプロローグス・ブリチャージーやジュルドクロミス等はペアーになるまではチョット恥ずかしがって小競り合いが有りますが、落ち着き繁殖が始まると、一回目・二回目・三回目〜と続き、お兄ちゃん、ぼく、弟〜と大中小の稚魚たちが泳ぐ姿を見ることができます。
水槽の中という限られた領域では雑種のできる可能性が非常にあります。 |
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アフリカンシクリットとして、ショップでよく目にする「ゴールデンゼブラシクリット」や「イエローストライプ」「カエルレウス」は色彩的に美しくしぐさも魅力的な物です。ところが、元来の食性が苔を食べる種類のため縄張り意識が強く、水槽の限られた領域では強いものが弱いものを攻撃し最悪の場合死まで追いやるぐらいの気の強さですから、導入するのは覚悟してか、控えた方が懸命です。 |
| 維持管理
最初のうち換水は2週間に一度1/3前後で、ある程度落ち着いてきたと思ったら、2週間〜1ヶ月に1/3前後を行えば維持出来るでしょう。 ph測定器、試薬があれば水質を測定しアルカリ質を維持しているか確認するとより的確です。 *これに海水の元を入れたら海水魚が先々飼えます? 如何ですか? |
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| マウスブリーダー |
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| オスメスの絆が薄く産卵の時だけのカップリングで、産卵形態は平たい石の上等にメスが卵を生みその卵をメスは口の中に入れます。その時、オスの尻鰭にエッグスポットという丸い模様をメスがそれも卵だと勘違いして顔を近づけた時に、受精します。その後、産卵の終了と同時にカップリングは壊れ、メスは一人で卵を口に含んだまま稚魚がある程度育ち餌が取れるようになるまで何も食べずに頑張ります。(4週間から5週間) アフリカン以外ではアロワナやエジプシャンマウスブリーダが有名。もどる |
| 底床や櫨材の工夫 |
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| アルカリ・硬水の環境を作る事が必要です。
底床に「珊瑚砂」「ケイ砂」「クールグレイ」(スドー社)などアルカリ質にする物を使い櫨材には「珊瑚砂」や「パワーハウス海水」(小野田ALC社)等を使うと簡単に作ることができます。また、添加剤でPH・硬度を上げるものが有りますから使ってみるのも手です。 もう一つ、「荒塩」や「専用ソルト」を添加した方が水質の維持がより簡単です。もどる |
| 地 域 異 変 |
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| ピーコック(アウノロカラー系)の仲間はマラウイ湖の広い地域に生息している為、ブルーが強いものや黄色が強いものなどが多くいます。実際には種に別けられていますが、稚魚の時(色がでるまで)はどれも同じに見えます。そのため、購入の時は図鑑などを見て決めるしかなく実際育てて違うタイプになることもあるようです。ですので特にこの種類は信頼がおけるショップで購入する方が良いでしょう。また、フロントーサは一般にブルー色の強い方が珍重され、今ではインボイス名や捕獲された地域名で類別されていることが多いようです。もどる |
| 基 質 産 卵 |
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| いろいろなタイプあるが、基本的には家を作り(探し)その中に卵を産み付けて、夫婦揃って稚魚が大きくなるまで面倒を見ながら育てる事です。ブリチャージー等は植木鉢を半分に割ったものを入れておくとその中の上面に卵を産み付けます。また、ブレヴィスやオケーラートス等は巻き貝の殻を住家にし産卵をしますが、水槽内では一般にサザエやフジツボで代用しています。もどる |
| 雑種の問題 |
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| 水槽内などの限られたところで飼育しているとどうしても雑種ができてしまいます。特に「アウノロカラー系」や「ジュルドクロミス系」等は簡単に交雑してしまいます。ですので、もし子どもを取りたいと考えている時は、カップルだけ別水槽にするなどの対策が必要になります。一部の魚種では改良品種が中心で当たり前になっているものもいますが、一般にアフリカンはワイルド性が一つのいい面だと思いますので防ぐことが必要だと思います。
今、安価に売られているアフリカンの大半が東南アジアで繁殖されたものが多くなってきていますが、商業的に大量生産?している関係で管理面で問題があるのか分かりませんが、明らかに雑種と思われる固体が販売されておりますので注意が必要です。 もどる |