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地質図長崎火山岩類赤 溶結凝灰岩桃色 非溶結火砕流堆積物 黄色 凝灰角礫岩 緑色 溶岩(複輝石安山岩) 橙色 自破砕溶岩(複輝石安山岩) 紫色 自破砕溶岩(角閃石安山岩) 金比羅山(こんぴらさん 標高366m)はほとんどが輝石安山岩(きせきあんざんがん)という濃い灰色の溶岩でできています.そのなかで西斜面の中腹に角閃石安山岩(かくせんせきあんざんがん)というやや白っぽい溶岩が噴出しています.一続きの火山の中で岩石の質が急に変わっているのはおもしろいことですが,どうしてそうなったのかは今後の研究課題です. |
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溶岩の顕微鏡写真これは金比羅山の溶岩(輝石安山岩)を薄く磨いて(厚さ0.03mmぐらい),偏光顕微鏡という装置で見たところです.鮮やかな色を示しているのはかんらん石や普通輝石という鉱物です.この色は鉱物の色ではありませんし,色素で染めているわけでもありません.光が波の性質を持っているために偏光顕微鏡を通る途中で生じるもので干渉色といいます.身近な干渉色としてはシャボン玉の虹色があげられます. |
長崎市中心部の2kmほど北にある標高180mほどの小高い丘です.中腹には真言宗のお寺(本堂と奥の院に分かれている)があり,溶結凝灰岩の崖にある大きな穴の中に弘法大師を祭ってあるところから,穴弘法の名がつけられています.
ここに展示した資料に関係する原著論文は
布袋 厚(1986)長崎市穴弘法の溶結凝灰岩およびその周辺の火山層序,長崎県地学会誌(44)1-8.
布袋 厚(1989)斑晶鉱物からみた長崎市金比羅山の火山岩類,長崎県地学会誌(49)19-25.
に掲載されています.