
低流量での問題の根源
ポンプに問題を生じさせる原因は,熱的,流力的,機械的,摩滅性摩耗の4つがあります。
熱的問題 ポンプ内でのエネルギ変換時に生ずる損失で,逃げ場のないものが液体を暖めます。
流力的問題 羽根車が吸込と吐出しのおそらく両方で旋回逆流を起こすほど流量が低いと,蒸化,キャビテーション,衝撃がしばしば振動と重大な損傷を伴つて発生します。
機械的問題 ポンプ吐出し量が低下すると,半径方向と軸方向,両方の一定荷重と変動荷重が増大します。軸受の損傷,主軸と羽根車の破損,ケーシング,羽根車,そしてウエアリングでの摺動摩耗が起こります。
摩滅性摩耗 砂や灰のような摩滅性物質を大量に含む液体がポンプ内を連続して流れなければならない場合,流量が少なくなると,粒子がポンプ内を循環し,すぐに羽根車,ケーシング,そしてウエアリングと主軸さえも侵食します。