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愛の町議会 |
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○議員(1番 原田敬一郎君)
8月23日の集中豪雨のことを言われておると思いますけども、7月23日でしたかね、
諫早水害のとき、あのときにこちらは余り降っておりませんでしたけれども、調整池
の水位が上がりまして、吾妻の山田新開、1工区、2工区からの逆流、こちらの野井沖
新田からの逆流、そういったものも起きております。こっちは雨は降らんでも、集中
豪雨がなくても、向こうの方で集中豪雨がすれば、調整池の水位が上がって、こっち
が迷惑をこうむる、そういったことははっきりと言えると思います。
次、干拓事務所の試算では、年間6万6,000立方メートルの土砂が、調整池沿岸の
大小11の河川から流れ込みます。流下速度が低くなったので、今まで以上にそれぞ
れの河口に堆積し、流れを遮るようになりました。当然これからずうっと頻繁に浚渫
をし続けなければならなくなったわけですが、潮どめ前は「排水門の排水口に潮によ
って潟が運ばれてきて堆積するので、排水門の招きが作動しなくなって、排水門の潟
の除去が大変だ」ということばかり言われていましたが、そういうデメリットばかり
ではなくて、大雨の干潮のときは河川が運んだ土砂を有明海の深みまで運んでくれて
いたというメリットもありました。
潮どめしたら河川からの土砂は沖へは行かず、調整池のマイナス1メートル前後に
堆積するようになったために、今までより頻繁に浚渫をしないと河口をふさぐことに
なってしまったのです。
町長がこの事実に気づいたのはいつですか、さらに資料の4ページにあります。こ
れは岡山県が2年前の平成9年3月ですね、2年前から実施している児島湖にかかる保
障水質保全計画書でございます。43年前の昭和31年に縮め切って以来、ずっとこん
なことをやっております。今まで生き物たちがただでやってくれていた水質浄化を、
締め切ったばかりにこの40年間に児島湖では900億円を使っています。これには河
川の浚渫は、岡山県では用排水路の浚渫は市町村がやるとあります。
これは岡山の場合です。長崎県がそうだと言ってるんじやありません。
同じ農水省がやっている干拓事業です。児島湖もそうでした。諫早湾と同じような
複式干拓です。締め切れば浚渫も頻繁にしなければならないということは、農水省 が
承知していたはずなので、町長クラスには相談や約束が、浚渫に関してですね、あっ
たのじやないでしょうか。地先の河口の浚渫は国がやるのか、県がやるのか、市町村
がやるのか、将来干拓工事が終わり、農水省が引き上げた後で受益者負担はさせない
という約束事はあるのか。
8ページに一番最後ですけども、8ページに検証所要時間についてという行程表が
ぁります。これは11月27日に開廷されるムツゴロウ裁判の現地検証の行程です。
行程の7、8番、有明川河口集合、8番千鳥川樋門とありますように、裁判所と被告
の国に有明川を見てもらいます。千鳥川の樋門を見てもらいます。あそこあたりを見
てもらいます。潮どめによって排水不良になったこととポンプがないことを検証しま
す。先ほどの町長はいつ浚渫の問題に気がついたかお答えください。
○町長 お答えいたします。
この浚渫のことについては、ずっと前から申し上げておるわけでございますが、潮
受け堤防が締め切った後にはああいう状態になりましたので、十分現地も調査して見
ております。
したがって、このことについては、何も市町村長と県との約束事があったんじやな
いかということは、約束事はあっておりません。
○議員(1番 原田敬一郎君) もう一度質問します。
締め切れば、当然愛野町の地先の有明川、千鳥川、そこの河口の浚渫が、頻繁にし
なければいけなくなるという事実に町長が気づいたのはいつですか。
○町長 そういうことについては、十分、時期はいつですかという日にちははっきり覚
えておりませんが、常々私ども千鳥川の管理の問題、有明川の管理の問題については、
十分それぞれ県営事業とか、町営事業で浚渫を行ってきておりますので、そういう時
点で十分承知いたしておりました。
○議員(1番 原田敬一郎君) できるだけ的確にお答えしていただくために、こういっ
た質問の詳細も前もってお渡ししてますし、資料もつくってきておるわけですけども、
とても残念に思います。
前県知事も「潮どめすれば、もうマイナス1メートルやけんが水害もなか」という
ふうに、ほとんどの人がだまされていました。調整池の水位をマイナス1メートルに
いつもしているから、後背地の雨水が潮の満ち引きに関係なく常時排水されると思っ
ておりました。
しかし、大雨が降れば調整池の水位もすぐ上がり、自然排水ができなくなるなんて、
締め切られてから初めて気づいた人が多いはずです。
町長は締め切り前から大雨が降れば、調整弛も水位が上がると知っていましたか。
○町長 お答えいたします。
調整池の水位は潮受け堤防、外側への排水が潮の干満によって左右する関係上、も
ともと標高マイナス1メーターよりも上昇する場合が非常に多いわけでございます。
そういうことで7月23日の諫早を中心にした大雨によって、調整池の水位が標高ゼロ
メートルまで上昇しておりますが、この間潮受け堤防外の潮位が調整池の水位を 大き
く上回っておりますので、満潮時には標高プラスの1.19メーターぐらいに達しており
ましたので、潮受け堤防があるために排水樋門からの逆流するような状況になったと
いうものではございません。
私どもはそういうことで、調整池が水位が下がると、また必要な場合に調整池の水
位を調整してもらうように、国の方にもいろいろお話をしたこともございますが、 将
来そういった排水樋門の調整によって水位を下げるということはできるわけでありま
すので、したがって、今回は特別でございますが、そういうことで国の方でも考えて
おられるということを聞き及んでおります。
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