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                                     写真提供: 熊田登喜夫さん
       
         夏の御谷            御谷:古都保護法発祥の地

 鶴岡八幡宮の背後の山と谷が、「御谷(おやつ)」と呼ばれる森です。鎌倉一帯では
 「谷」のことを「やつ」・「やと」などといいますが、この地は聖地として「御」をつけて
 呼ばれました。

 御谷の北正面の山は千五百年前から「さん踞峰(こほう)」という霊地で、そこに突き
 出している二つの大岩盤は「登仙台」・「弘法大師護摩壇」という古くからの修行の場
 でした。また、八幡宮は明治以前「八幡宮寺」といい寺院も兼ねていて谷一帯には
 僧坊が建ち並んでいた所として、「二十五坊跡」という史跡にもなっており、歴史的・
 学術的に貴重な場所です。

 昭和39年(1964年)、この地に宅地造成の話が持ち上がり、これに反対する地元住民
 の運動「御谷騒動」は、鎌倉市民から文化人、やがて全国へと広まりました。そして、
 同年12月に(財)鎌倉風致保存会が設立され、全国からの寄付と市からの援助金
 あわせて1,500万円で御谷1.5haを買取りました。

 昭和41年(1966年)にはこの運動が契機となり、「古都保存法」が制定されました。
 こうしたことから、御谷は「日本のナショナル・トラスト発祥の地」及び、「古都保存法
 発祥の地」となっています。

 御谷山林は、緑地の手入れ初心者の方でも比較的作業しやすいフィールドです。
 御谷の「みどりのボランティア」には毎回市内外から多数のご参加があり、また、
 中・高校生をはじめとする学生の体験学習の場としても、活用されています。


      集合場所の地図        バス時刻表       JR鎌倉駅時刻表


 
    

      

    
        
                                 
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