「帰って来た女ドラゴン」
「帰って来た女ドラゴン」 480*640 112KB

大判(600×800 183KB)

あの“女ドラゴン”が街に帰って来た!

 ある日、一見して日本ではないことがわかる、カラッカラに乾燥して赤っ茶けた大地を踏みしめて女ドラゴンが帰ってくる。これで邦題の義理は果たしたわけだ。お約束でチンピラどもがカラんでくるが一蹴する。もうしばらく歩くと漫才コンビみたいな少年二人が女ドラゴンをだまして彼女の数少ない手荷物を奪おうとする。しかし女ドラゴンがトンチと功夫で軽くヒネると、少年たちはその場で舎弟になった。
 故郷の街は悪の大ボスが牛耳っていた。女ドラゴンたちが道を歩いていると、ボスの子分たちが抵抗する少女を引きずって無理矢理どこかへ連れ去ろうとしていた。さっそく女ドラゴンと漫才コンビが助けて事情を訊くと、ボスの家に忍び込んで捕まったらしい。少女の重い口から漏れ出てきた言葉によると、孤児だった少女はチベット仏教の寺院で育てられた。その寺には秘宝として伝えられる宝石があったが、最近盗まれてしまった。それが様々なルートを経てこの街のボスの手に入ったことを知り、取り戻そうとしたのだという。
 一方、ボスの方はというと、屋敷に盗みに入られたことと女ドラゴンが街に帰ってきたことによって不安になり、家の警備を固め、さらに用心棒として悪名高きブラックジャガーを雇うことにした。
 女ドラゴンたちは夜になるのを待ってボスの家に忍び込んだ。警戒は厳重だったが、身軽な漫才コンビが宝石を見つけだして盗み出した(さすが本職はカッパライ)。女ドラゴンたちは少女に宝石を渡し、すぐに街を離れるように言った。
 故郷の寺への道を急ぐ少女。だが、そこにはブラックジャガーが立ちはだかっていた。少女を容赦なく殴り倒して宝石を奪うブラックジャガー。それを持ってボスの屋敷へ向かうのではなく、街を離れようとする。実は、なかなかの食わせ者で宝石を独り占めしようとしていたのだ。
 かたや女ドラゴンたちは道に倒れて瀕死の少女を偶然発見する。ブラックジャガーに宝石を奪われたことを告げ、宝石を取り返して寺に戻してほしいと言い残して息絶えた少女を前にして、激怒する三人。街はずれの荒野でブラックジャガーに追いついた。
 逃げるブラックジャガーを追いかけて女ドラゴンは走る、走る、走る。追いかけながら戦い、戦いながら逃げ、ついに谷川でブラックジャガーの逃げ道が遮られると、女ドラゴンはヌンチャク、ブラックジャガーは二丁トンファを取り出して(どこに隠し持っていたんだ?)最後の決戦となった。
 ここで女ドラゴンが負けたんじゃ作品が成立しないから勝ちます。やっと追いついた少年二人のうち一人が馬になり、もう一人がそれを飛んで跳び蹴りをかますとさすがのブラックジャガーもバランスを崩した。そこへ女ドラゴンがトドメの蹴りを入れると、ブラックジャガーは絶叫を残しながらスローモーションで谷底へ…。
 「あっ!」と少年たちは声をそろえて叫ぶ。「ブラックジャガーと一緒に宝石も谷底に……。」一瞬呆然とした女ドラゴンだったが、「いや、あの宝石は災いの元だ。誰のものにもならないほうがいい。」と言い、なにごとも無かったように旅立つのであった。夕陽に向かって歩む三人の後ろ姿に「劇終」…って、少女の遺言は?死んじゃった少女はどうなったの??

 この作品から、ワコムの新しいタブレット intuos を使用。今までの ArtPad2 に比べると面積が2倍になったので(私が買った i-600 は ArtPad pro と同じ A5 大)最初は違和感があったがが、一枚描いて慣れたようだ。
 売りの1024段階の感度は確かに今までと違う感覚で、「ペン」の「スクラッチボード」などを用いると、つけペン風の「入りと抜き」も再現できる。で、「せっかくだから、たまには主線アリの絵を描いてみるぜ!」とばかりに描き始めた。しかしタブレットが良くなっても利用者は変わらないのだから(当たり前)一発描きで綺麗な線を引けるはずもなく、結局今まで通り「削りだし」で主線を作った。こんな感じ
 で、背景としてアップの顔をいつもの描き方で描いていたら妙にリアルになってしまって全身像と顔立ちは異なるし、主線アリの絵は浮いて見えるし…で、数日かけて修正した主線を塗りつぶして着色することに。嗚呼。
 intuos は敏感になった分だけマシンパワーを要求するようで、少し Painter のブラシの動きが遅くなった。それと、挙動不審な面もある。ドライバソフトがまだ出来立てとのことなので、バージョンアップを期待したい。

Painter5.03J


(注):このCGおよび解説文はフィクションですが、元ネタのあるパロディです。ブルース・リャンのファンの人(居るのか?)、観ていたらすみません。
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