「GAME OF DEATH(『死亡遊戯』CDジャケ絵)」
「GAME OF DEATH(『死亡遊戯』CDジャケ絵)」 531*530 97.2KB

賭けるものは死しかない!闇のなかに生涯最大の敵を見た!
(『死亡遊戯』日本初公開時のキャッチコピー)

 1978年、ブルース・リーは死後五年を経てスクリーンに蘇った。その題名は『死亡遊戯』。
 まず『ドラゴンへの道』でのヌンチャクをビシッと決める姿が現れると、007のテーマの作曲者であるジョン・バリーの名曲に乗って、ルーレットやダイス、ダーツやドミノ、そしてカードやチェスなど、様々な「ゲーム」の道具がある時は回り、流れるように、あるいは踊るようにスクリーンをよぎっていく。その間を縫って出演者たちの紹介。見事な、いやカッコ良すぎるオープニングタイトル。他のブルース・リー作品(『燃えドラ』を除く)のオープニング/エンディングは正直言って古臭いが(失敬)、この『死亡遊戯』はブルース・リー映画の中で…というよりもむしろ映画史上屈指のオープニングタイトルを持っている。上の絵はオープニングを模した。左上はカード、左下はルーレット、右上はダーツ、その下はドミノ。
 劇が始まってからの、代役によって演じられたドラマ部分には不満が残るものの、本物のブルース・リーが登場する「レッド・ペッパー・タワー」でのフィリピノ・カリの使い手ダニー・イノサント、韓国合気道[ハプキド]の池漢載、身長220cmの巨人カール・アブドゥル・ジャバール(当時NBAのスター。まさにキャッチコピーの「生涯最大の敵」。)との戦いは、全てを忘れさせてくれる。
 ラスト、ボスを倒すシーンは再び代役が演じ、ちょっとトホホな落ちで終わるが(笑)、エンディングは恋人役の女優コリーン・キャンプの歌"WILL THIS BE THE SONG I'LL BE SINGING TOMORROW"でシックに決める。

 ブルース・リーが撮影した部分で使用されたのは十数分のみであるが、実は二時間ほどのフィルムを残していたと言われている。
 そのごく一部はビデオ化されているドキュメンタリーの『ブルース・リーの神話』(または『ブルース・リー神話』)や『ブルース・リーの生と死』で見られたが(『神話』のエンディングでブルース・ハープのもの悲しい調べと共に映し出されるNGや未使用カットは、スクリーン以外のリーの生き生きした姿をかいま見せて胸に迫るモノがある)、残りの部分の詳細はもちろん現存しているかどうかさえ不明であった。しかし最近、ブルース・リー作品の版権を買い取ったメディア・アジアによって現存することが確認された。これはBruce Lee Factoryの香港ツアーの参加者のみに一部が公開され、色々な意味で話題になった。残る部分も同社が来年(99年)に企画しているツアーで公開される予定だという。
 『死亡遊戯』はリーが全容を語ることなく逝ってしまったため、本来の姿は謎に満ちた作品である。それだけにかえってコアなドラゴン・ボンクラ…もとい、ブルース・リーファンの間では一番好きな作品だという人が多いし、中には「自分はブルース・リーマニアではなく『死亡遊戯』マニアだ」という人さえいる。詳しいことは哲さん主宰のSTAY COOLで近いうち(98年11月27日)に公開されるというレポートや、その他のブルース・リーサイトに任せたい(ファン歴の浅い私の手には負いかねるので)。

 この絵は副題にもあるように『死亡遊戯』のサントラCDのジャケット画として描いた。ある人が自分の好きなCDのオリジナルジャケットを自作したというのを見て、最近エプソンのプリンタPM-2000Cを買ったこともあり(新型がもうすぐ出るそうでチト悔しい)、自分も真似したくなったのだが音楽は趣味といえるほど聴いてはいないので、ブルース・リーモノになった(笑)。約12cm四方で350dpiだと、1663×1660ピクセルになった。『死亡遊戯』のCDとエプソンやアルプス電気の性能のいいプリンタを持っていて自分でも印刷したいという人は連絡ください(いないと思うけど)。
 『死亡遊戯』のサントラは輸入盤のみである(題は"GAME OF DEATH/NIGHT GAMES"品番はFILMCD 123)。関東地方の人ならTUTAYA新宿店に行けば買えると思う(現在在庫が残っているか否かは定かならず)。そうでない人は、海外の通販サイトで買えるそうだ(ただし要クレジットカードでもあり、御自分の責任で)。
 この作品からPhotoshopを導入した。今さら4であるが。Photoshop5のpsdファイルはPainterで読み込めないというので4が安く売られていないかと探していたら、通販サイトで割と安かったので、とうとう買ってしまった。
 Photoshopを使ったといっても、今回はオブジェクト作成にはPainterが主で(ルーレットやダーツ、カードなどはPainterのシェイプを基に作った)、Photoshopはレイヤの編集や背景の岩肌風のテクスチャや木目、そしてロゴの作成に用いたくらいである。しかし、Photoshopの編集機能に助けられた面もある。
 Painterのインターフェイスが使いづらいとかフローターやマスクの性能がいまいちだとか、Photoshopとの互換性が悪い、という意見を耳にすることがあるが、元来目的の異なる別のソフトであるし、PainterはPhotoshopのプラグインではないのだから仕方がない。“各有各的好処”と中国の諺にもある。だから、「Photoshop4のブラシは重い」とか「筆圧感知が鈍い」とか文句を垂れてはいけないんだろうな(笑)。

Painter5.03J+Photoshop4.01J

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