鈴木ヒロミツ死去 2007/03/14

 鈴木ヒロミツ死亡のニュースを見て驚きを禁じえませんでした。
 最近の若い人達にとって『鈴木ヒロミツ』という名前はあまり馴染みがないかもしれませんが,私たちの世代から少し年上の者にとっては,モップスのヴォーカリストとして印象が強い人なんですよね。
 モップス(Mops)は1967年に『朝まで待てない(阿久悠(作詩)-村井邦彦(作曲)』でデビューしたグループ・サウンズですが,当時から実力派バンドとして知られ,デビュー・アルバムの『サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン』を聴くと,後に欧米のガレージ・ロック・ファンから高く評価されたことが納得できます。鈴木ヒロミツのエリック・バートンを彷彿とさせるヴォーカルも,GS時代にあっては本格的って感じでしたしね。
 もっとも,正直言って私にとってのモップスは『月光仮面』と『たどりついたらいつも雨ふり』なんですが...
 死因は肝細胞癌。今年一月に癌が発見されそれから2ヶ月後に亡くなったということは,発見されたときにはもう末期に近かったんでしょう。
 享年60歳。GS世代も還暦を迎える年齢になっているのですね。

 BGM :サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン / モップスモップスが1967年にビクター・レコードからリリースした1stアルバム BACK


根岸君の憂鬱 2007/05/05
 『デトロイト・メタル・シティー』は,主人公である根岸君が自分が本当にやりたい『おしゃれ系音楽』では「お遊戯」だとか「キモい」とか散々の評価なのに,嫌々やっている『悪魔的デスメタル』ではカリスマ的な才能を現すというギャップがその面白さのひとつですが,このような自分が本当にやりたい音楽と,実際にやっている音楽とのギャップって現実の音楽界でも良くある話なんですよね。
 たとえば,往年のGS(グループサウンズ)なんかはその典型です。たとえば,王子様的キャラが売り物だったタイガースは,レコードでは夢見る乙女向けのソフトでエレガントなナンバーが中心でしたが(これはこれで良いのですが)ステージではストーンズの曲を好んで演奏していましたし,また,当時としてはずば抜けたPOPセンスの持ち主であったかまやつひろしが在籍していたスパイダーズも,優れた自作曲があるにもかかわらず,レコード会社の指示により自作ではない『夕陽が泣いている』をシングルとして録音しなければならず,しかもこの彼等の意に添わない『夕陽が泣いている』が,皮肉にも彼等にとって一番のヒット曲になってしまいました。
 もちろん,これは日本に限ったことではありません。『グリーンタンバリン』の全米No.1ヒットを持つレモン・パイパーズは,この曲をはじめとしたプロデューサーでもあるポール・レカ主導によるポップ・ナンバーではなく,ガレージ・ロック的なサウンドが彼等本来のサウンドであり,アルバムにはその両方のサウンドが収録されています。しかし,このアルバムを聴くと,彼等本来のサウンドからは特にこれといった個性は感じられず,正直言って,ポール・レカ主導によるポップ・ナンバーのずっと出来が良いのです。
 やりたい音楽では評価されず,やりたくない音楽で評価されてしまう...これは本人達にしてみれば,不幸なことなのかもしれませんね。 BACK

70年代Rock Album Best25 2007/05/14

 レコードコレクター誌で『70年代のロックアルバム・ベスト100』なんてのをやってるので,私が選んだらどうなるだろうと考えてみました。100枚選ぶのはちょっと大変なのでTOP25をセレクトしてみたのですが,順位をつけるのが苦手なもんで,とりあえずミュージシャン名順に25枚並べてみました。

ALLMAN BROTHERS BAND / THE ALLMAN BROTHERS BAND AT FILMORE EAST (1971)
BAD COMPANY / BAD COMPANY (1974)
BOB MARLEY & THE WAILERS / LIVE! (1975)
COLOSSEUM / LIVE (1971)
DAVID BOWIE / THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS (1972)
DEEP PURPLE / LIVE IN JAPAN (1972)
ELTON JOHN / GOODBYE YELLOW BRICK ROAD (1973)
FRANK ZAPPA / ONE SIZE FITS ALL (1975)
GENESIS / SELLING ENGLAND BY THE POUND (1973)
IAN DURY & THE BLOCKHEADS / DO IT YOURSELF (1979)
JOHN LENNON / JOHN LENNON/ PLASTIC ONO BAND (1970)
KING CRIMSON / RED (1974)
LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN (IV) (1971)
MIKE OLDFIELD / OMMADAWN (1975)
NEIL YOUNG & CRAZY HORSE / LIVE RUST (1979)
PINK FLOYD / MEDDLE (1971)
POLICE / REGGATTA DE BLANC (1979)
QUEEN / A NIGHT AT OPERA (1975)
RAMONES / THE RAMONES (1976)
ROXY MUSIC / VIVA! ROXY MUSIC (1976)
STRANGLERS / BLACK AND WHITE (1978)
T.REX / ELECTRIC WARRIOR (1971)
TELEVISION / MARQUEE MOON (1977)
TODD RUNDGREN / SOMETHING/ANYTHING? (1972)
WHO/ WHO'S NEXT (1971)

 これはあくまでも個人的に好きでなおかつロック史上でも重要だと思われるものをセレクトしたものであり,個人的に大好きなアルバムTOP25となると,これはまた全然話は別です。そちらは気が向いたら今度書いてみたいと思います。

 BGM : Music From The Films Of Audrey Hepburn / V.A.1993年にこの世を去った女優オードリー・ヘプバーンが主演した映画のテーマ曲を集めたコンピ盤 BACK


ポルナレフ復活 2007/05/20

 今年3月に母国フランスで34年ぶりにコンサートを行ったミッシェル・ポルナレフですが,現在7フランスを含むヨーロッパ諸国をツアー中とのこと。レコードコレクター誌6月号に3月13日にパリで行われたコンサートの写真が載っていましたが,カーリー・ヘアーにサングラスと,まさにあのミッシェル・ポルナレフそのままの姿でした。
 ヨーロッパ・ツアーが終わったら,ぜひとも日本にも来ていただきたいものです。本人は来日を希望しているそうですが,果たして実現するのでしょうか?
 もし,来日が決まったら?そりゃぁもちろん行きますよ!

 BGM : Live At Carnegie Hall / Fujiko Hemmingフジ子ヘミングが2001年,ウィーン・アルティス弦楽四重奏団とともにアメリカのカーネギー・ホールで行った演奏を収録したライヴ盤 BACK


80'sRock Album Best25 2007/06/17

 今月号のレコードコレクター誌の特集が『80年代ロック・アルバム・ベスト100』だったので,それに便乗して『私的80年代ロック・アルバム・ベスト25』を選んでみました。

   (ミュージシャン名)     (アルバム名)
01.BRIAN ENO & DAVID BYRNE / MY LIFE IN THEBUSH OF GHOSTS 1981
02.SCRITTI POLITTI / CUPID & PSYCHE 85 1985
03.
TALKING HEADS / REMAIN IN LIGHT 1980
04.
CAPTAIN BEEFHEART / DOC AT THE RADAR STAION 1980
05.
PETER GABRIEL / PETER GABRIEL III 1980
06.
BRIAN WILSON / BRIAN WILSON 1988
07.
JULIAN COPE / WORLD SHUT YOUR MOUTH 1983
08.
JOY DIVISON / CLOSER 1980
09.
XTC / SKYLARKING 1986
10.
ROXY MUSIC / AVALON 1982
11.
JOE JACKSON / JUMPIN' JIVE 1981
12.
METALLICA /  ...AND JUSTICE FOR ALL 1988
13.
JAPAN / TIN DRUM 1981
14.
PRINCE & THE REVOLUTION / PURPLE RAIN 1984
15.
THOMAS DOLBY / GOLDEN AGE OF WIRELESS 1982
16.
DURUTTI COLUMN / ANOTHER SETTING 1982
17.
ELVIS COSTELLO / SPIKE 1989
18.
DAVID SYLVIAN / SECRETS OF THE BEEHIVE 1987
19.
BRAVE COMBO / HUMANSVILLE 1988
20.
UB40 / LABOUR OF LOVE 1983
21.
STING / "...NOTHING LIKE THE SUN" 1987
22.
PET SHOP BOYS / INTROSPECTIVE 1988
23.
DUKES OF STRAFOSPHEAR  / CHIPS FROM THE CHOCOLATE FIREBALL 1987
24.
3 MUSTAPHAS 3  / SHOPPING 1988
25.THEY MIGHT BE GIANTS  / LINCOLN 1988

 とりあえず順位もつけてみましたが,10位以下はわりと適当です(^^;)。
 実は,1曲だけ最初にupしたものと変えています(『23』)。これを入れ忘れていたとは,我ながら吃驚ですよ。

 BGM :Encontros e Despedidas / Milton Nascimentoブラジル音楽界の巨人,ミルトン・ナシメントが1985年にリリースしたアルバム BACK


『金麦』のCM 2007/06/21

 サントリーの『金麦』のCMで流れているのは,ヴァージョンは異なるけれど,あれは『ビター・スウィート・シンフォニー』......じゃなくて『ビタースウィート・サンバ』(原題『Bittersweet Samba』)ですね。オリジナルはハーブ・アルパートとティファナ・ブラス(Herb Alpert & Tijuana Brass)が1965年にリリースしたアルバム『Whipped Cream & Other Delights』(邦題『蜜の味』但し2005年にリリースされた国内復刻盤『ビタースウィート・サンバ』となっています)に収録されている曲で,リリースされた当初は大ヒットした『蜜の味』の陰に隠れたアルバム中の1曲にしか過ぎませんでした。それが現在40代から50代の日本人なら知らない人はいないと言っても過言ではないくらいに有名になったのは,なんといっても1967年から放送されたラジオの深夜放送『オールナイト・ニッポン』のテーマとして使われていたからであるのは言うまでもありません。
 ちなみに,作曲者のSol Lakeはこの他にも『悲しき闘牛』等ティファナ・ブラスの曲を数多く作曲した人であり,ウェス・モンゴメリーで有名な(矢野顕子もカヴァーした)『More And More Amor』もこの人の作曲によるものです。

 BGM :Countdown to Extinction / Megadeathあの,マーティー・フリードマンが在籍していたヘヴィー・メタル・バンドが1992年にリリースしたアルバム BACK


EneloopのCM 2007/06/26

 SANYOの乾電池EneloopのCMで流れているのはデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の『チェンジズ(Changes)』ですね。これはまたなんとも渋い選曲です。
 『チェンジズ(Changes)』はデヴィッド・ボウイが1971年にリリースしたアルバム『ハンキー・ドリー(Hunky Dory)』の1曲目に収録されている初期のデヴィッド・ボウイを代表する曲のひとつであり,現在でもLiveの定番となっています。
 確かに『Changes=変化』ほどデヴィッド・ボウイに相応しい言葉はありませんよね。
 それにしても,『ハンキー・ドリー(Hunky Dory)』のジャケットのボウイさんの妖艶ぶりときたら...まさに性別を超越していますね。

 と,書いてからネットで調べたら,このCMは去年の12月から流れているみたいですね。
 いやぁ,ふだん深夜アニメ以外はほとんどTV見ないんで知りませんでした(^^;)。

 BGM :Lefty / Art Gafnkel天使の声を持つ男,アート・ガーファンクルが1988年にスティーヴ・ガッド,ニッキー・ホプキンス等名うてのミュージシャン達をバックに録音したアルバム BACK


Tim Buckley & The Monkees  2007/07/12

 『ミュージック・エアー』で放送されている『モンキーズ・ショー』を見ていたら吃驚,なんとティム・バックリィが出てきてしかも12弦ギター弾きながら1曲歌ってるじゃないですか(歌っているのは『Song To Sirene』)。フランク・ザッパが『モンキーズ・ショー』に出ているのは知ってましたが,ティム・バックリィまで出ていたとは知りませんでした。このバックリィが出てきた回は『モンキーズ・ショー』でもかなり後半の回なので,彼を登場させたのはザッパの時と同様モンキーズのメンバー達の意志によるものなのでしょうね。
 ティム・バックリィ(Tim Buckley)は1966年にELECTRAからデビューしたシンガー&ソングライター(1stアルバムのプロデューサーはドアーズと同じPaul Rothchild)ですが,1974年に28歳の若さで他界しています(死因は薬物の過剰摂取とのこと)。
 そして,彼の実子であるジェフ・バックリィ(Jeff Buckley)も1994年にアルバム『Grace』でシンガー&ソングライターとしてデビューし高い評価を受けますが,2ndアルバムを録音中の1997年に30歳の若さで溺死しているんですよね。

 BGM :Live In Hplland / Residentsレジデンツが1985年に行った『The 13th Anniversary Show』ツアーの中からオランダでのLiveを収録したCD BACK


98.6 2007/07/15

 1967年に全米7位のヒットとなったキース(Keith)の『98.6』という曲のタイトルの意味がずっと謎だったのですが,どうやら,これは『華氏98.6度』...つまり(アメリカ人の)平熱という意味のようですね。
 しかし,『華氏98.6度』を摂氏に直すと『37度』になり,日本人だと微熱ですよね。ということは,アメリカ人って日本人より体温が高いってことなんでしょうか?

 BGM :Unknown Pleasure / Joy Division1980年に23歳の若さで自ら命を断ったイアン・カーティスが在籍していたマンチェスター出身のバンド,ジョイ・デイヴィジョンのデビュー・アルバム BACK


AWA'S(アワーズ)のCM  2007/08/04

 サントリーから発売されている『泡の出る焼酎AWA'S(アワーズ)』のCMで使用されている曲はバグルス(Buggles)の『ラジオスターの悲劇(Video Killed The Radio Star)』ですね。なるほど,曲中の「ア〜ワ・アワ」というコーラス部分と『泡』をかけてるってわけですか(^^;)。
 『ラジオスターの悲劇(Video Killed The Radio Star)』は1979年に全英1位(全米では40位)となった曲ですが,数年後,原題通り「ヴィデオ(MTV)がラジオを殺す」時代が現実のものとなったことから,先見の明を持った曲としても評価されています。
 バグルス(Buggles)は1977年にジェフ・ダウンズ、トレヴァー・ホーンによって結成されたバンドですが,彼ら二人が1980年にイエスに加入したときには心底吃驚しちゃいました。現在から考えれば,この二人がイエスに加入したことはしごく当然のことと思えるのですが,当時は「エレクトリック・ポップ・バンドのメンバーがどうしてイエスに入ったんだ?」と不思議でならなかったのです。
 後にジェフ・ダウンズはエイジア(Asia)に参加,そしてトレヴァー・ホーンは1980年代を代表するプロデューサーとなります。ちなみにイエスの最大のヒット曲である『ロンリー・ハート』のプロデューサーもトレヴァー・ホーンです。

 BGM :Stage / David Bowie1978年の全米ツアーの演奏を収録したLiveアルバム BACK


Top 20 Albums 2007/08/14

 『レコードコレクター』誌で増刊号(1960年代から1980年代にかけてのtop100 Album)を出すために,読者からも各自のTop20を募集しており,私もえねま的Top20 アルバムを選んでみたのですが,ぼやぼやしてるうちに締め切りが過ぎちゃいました。
 せっかく選んだのにそのままってものシャクなので,とりあえずここに書いておきます(^^;)。

01. DOORS / THE DOORS (1967)
02. WHO / WHO'S NEXT (1971)
03. ZOMBIES / ODESSEY AND ORACLE (1968)
04. CAPTAIN BEEFHEART /DOC AT THE RADAR STAION (1980)
05. BEATLES / MAGICAL MYSTERY TOUR (1967)
06. MIKE OLDFIELD / OMMADAWN (1975)
07. SCRITTI POLITTI /CUPID & PSYCHE 85 (1985)
08. BRIAN ENO & DAVID BYRNE / MY LIFE IN THEBUSH OF GHOSTS (1981)
09. KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING (1969)
10. PINK FLOYD / THE PIPER AT THE GATES OF DAWN (1967)
11. FRANK ZAPPA / SHEIK YERBOUTI (1979)
12. HARPERS BIZARRE /THE SECRET LIFE OF HARPERS BIZARRE (1968)
13. BEACH BOYS / PET SOUNDS (1966)
14. JULIAN COPE / WORLD SHUT YOUR MOUTH (1983)
15. LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN (IV) (1971)
16. KATE BUSH / NEVER FOR EVER (1980)
17. TELEVISION / MARQUEE MOON (1977)
18. CREAM / LIVE CREAM VOL II (1972)
19. PETER GABRIEL / PETER GABRIEL III (1980)
20. BRYAN FERRY / THESE FOOLISH THINGS (1973)

 選んだ基準は,1ミュージシャンにつき1枚に絞った他は『好きである』という他は特にないのですが,強いて言えば,聴いたときに心を揺さぶられたアルバムってところでしょうか...

 BGM :It's Jack The Lad / Jack The Lad / Bjork英国のトラッド系ロック・バンド,リンディスファーン分裂後,地味な方のメンバー達が結成したバンドが1974年にリリースした1stアルバム BACK


Doors40周年 2007/08/21

 『The Dig』No.49,『ストレンジデイズ』9月号,そして『レコード・コレクターズ』9月号と,ドアーズの特集が続いています。これはドアーズが今年でデビュー40周年であるということと,ニュー・リミックス音源のベスト盤とオリジナル・アルバムの紙ジャケ盤が発売されるからなんでしょうが,それにしても,1967年から1971年という短い期間にオリジナル・アルバムを6枚(Live盤,Best盤は除く)しか発売しなかったバンドが,こうして立て続けに特集されるのは,現在でもなお,リアルタイムのファンだけではなく,リアルタイムではまだ生まれていなかったような新しいファンを生み続けているからなんでしょうね。
 とはいえ,初めてドアーズを聴こうという人には,このニュー・リミックス音源のベスト盤はあまりお薦めできません。というのも,ここまでオリジナル音源とミックスを変えてしまった物を,Beatlesの『Love』のような企画物ならともかく,ベスト盤としてリリースして良いのだろうかと思ってしまうんですよね。個人的には2000年にリリースされたベスト盤の方がお薦めです。

 BGM :Live Stock / Roy Buchanan『世界最高の無名ギタリスト』の異名を持つテレキャスター弾き,ロイ・ブキャナンが1974年にニューヨークで行ったLiveを収録したアルバム BACK


40周年記念ミックスのパンフ 2007/08/28

 『The Very Best Of Doors (40周年記念ミックス)』のパンフがあまりにも格好良かったので,思わず今日のお買い物と一緒に袋に入れてもらっちゃいました。これが紙質も良いなかなか気合いの入ったパンフで,ドアーズのバンド名の元となったハクスリーの著作『知覚の扉』の復刊の宣伝まで載っています。
 ところで,今回発売される紙ジャケ・リミックス盤6枚を購入すると,それを収納する特製ボックスがもらえるということですが,これって,昨年発売されたDVD+CD12枚組BOX『Perception』と同じ図柄ですよね...注意書きに「ボックスのデザインは変更になる場合がございます」って書かれているけれど,実際はまだデザイン決まってないんだな,きっと(^^;)。

 BGM :All For The Reason / Haven英国マンチェスター出身の4人組バンド,ヘイヴンの2ndアルバム BACK


ザ・ブラック 2007/09/03

 『YouTube』にGS(グループサウンズ)でGS(グループサウンズ)の映像を探してみたんですが,無いとは思っていましたが,本当に無いものですね。あっても,それはほとんどが当時の映画にGSが出演していたシーンをUPしたもので,実際のLive映像となるとほぼ全滅です。まぁ中にはレコードとは別音源の物もあったりして,そういう面で楽しめないこともないのですが,それはあまりにもマニアックな楽しみですからねぇ...(^^;)。
 とはいえ,そんな映画中の演奏シーンの中にも,『ある女子校医の記録”失神”』('68)という凄いタイトルの映画のサイケ調ディスコで演奏しているブラックのようなとてもレアな映像もあるんですよね。というのも,このブラックというバンド,1枚もレコードを出してないんです。もちろん映画用にでっちあげられたものではなく,『日本ロック紀GS編』(黒沢進)によれば,当時新宿にあった『パニック』というゴーゴー・スポットの専属バンドだということです。このレコードを出してないというのが幸いしてか,所謂GS調ではない英米のガレージ・バンドにも通じるサイケなサウンドを聴かせてくれるんですよね『』『』『』....もっとも『3』はいかにもGSって感じですが...(^^;)。だが,これはこれで良いものです。

 BGM :Deodato 2 / Deodatoブラジル出身のキーボード奏者&アレンジャーのデオダート(本名Eumir Deodato)が1973年にリリースした,所謂クロスオーバーの先駆けであるとともに代表的なアルバムの1枚 BACK


ルミ・ハンギング・オン 2007/09/05

 先日,『YouTube』にUpされていた『ザ・ブラック』というレアなGSの映像について書きましたが,その他にも数は多くはないものの,珍しいGS関連の映像が『YouTube』にUPされています。
 その中でも,こんなものがあったのか...と驚いたのが,当時(60年代後半)の女性アイドルの一人である小山ルミが歌う『You Keep Me Hanging On』です。バックの演奏はヴァニラ・ファッジのヴァージョンを元にしたものですが,この水玉衣装を着たGSはいったい誰なんでしょう?ともあれ,コメントにもあるように,乳を揺らしながら(^^;)歌う小山ルミの姿は必見です。
 また,これもカヴァー物ですが,ギターの弾き語りでビートルズの『Blackbird』を歌うアラン・メリルの映像も驚きでした。これは田園コロシアムで行われたタイガースのコンサートの前座として出たときのものらしいのですが,ウォッカ・コリンズを結成するより以前,若干18歳のときの映像だということです。

 BGM :Pussy Cats / Nilssonニルソンが当時の飲み仲間であったジョン・レノンをプロデュースに迎えて制作したアルバム BACK


漢字の邦題 2007/09/11

 ピンク・フロイドのアルバム『Atom Heart Mother』の邦題は言わずと知れた『原子心母(げんししんぼ)』ですが,ただ単に原題を直訳して並べただけのこの邦題が,何故かとても意味深いものに思えるから不思議です。字面も良いし,響きも良い。この邦題を考えた人(東芝EMIの人だと思うけれど)は天才だと思います。それにしても,当時の東芝EMI幹部は良くこの邦題にOKを出したものだと思います。
 『原子心母』のような漢字のみの邦題って他にもいくつか印象深いものがありますが,その中でもユーライア・ヒープの『対自核』と,ムーディー・ブルースの『童夢』が特にインパクトの強い邦題として記憶に刻み込まれています。もっとも,前者の『Look At Yourself』,後者は『Every Good Boy Deserves Favour』と,原題とは意味が違うような関係があるような...(^^;)。
 ちなみに『童夢』でググってみると,クルマの会社や大友克洋のマンガ,そして某ガッカリなボーダーの名前ばかり先に表示されますが,それらよりもムーディー・ブルースの『童夢』の方が古い(1971年)ということを,ムーディー・ブルース.ファンとしては声を大にしたいのであります......(^^;)。

 BGM :Atom Heart Mother / Pink Floyd日本においてピンク・フロイドの人気を決定づけるとともに,『プログレッシヴ・ロック』という言葉を定着させたアルバム BACK


Enema Music in U.S.A. 2007/09/18
 私が1984年に某インディーズからEnema Projrct名義でリリースしたアルバム『Enema Music』がアメリカの『20th Century Music』というサイトに載っているのを発見して吃驚。どこをどう流れてアメリカはロサンゼルスまで行っちゃったんでしょうね?(^^;) BACK

Stranglers in サマソニ 2007/10/10

 先日ケーブルTVで今年のサマーソニックの映像を流していたので,ふ〜ん,最近はこ〜ゆ〜バンドがあるんだ...と眺めていたら,ストラングラーズが出てきたのに吃驚。今年のサマソニにストラグラーズが参加していたなんて全然知りませんでしたよ(^^;)。
 ストラングラーズは1977年に所謂パンク・バンドとしてデビューしたバンドですが,音楽的には全然パンクじゃなくて,1stアルバムからすでに幅広い音楽性を見せており,また,その存在感もPunka=チンピラではない凄味をみせていました。論より証拠,Youtubeで『stranglers』と検索して彼等の映像を見ればそれがわかるはずです。個人的にはこれとかこれとか,あと,これなんかがお薦めですね(Link切れならご容赦を)。ちなみに,1979年の後楽園ホールにおける初来日Liveは,私が体験したLiveの中でも間違いなくBest3に入ります。いや〜,あれは凄かった。
 5thアルバムの『Men In Black』あたりからサウンドから過激さが薄れるとともに日本でのストラングラーズ人気は下がっていくのですが(正直言って当時は私もガッカリしたものです(^^;),本国イギリスでは1980年代以後も人気が衰えることなく『Golden Blown』等のヒットを放ち,幾度かのメンバー変更を経ながらも,現在でも現役バンドとして活躍しているのです。
 その現役バンドとしての彼等のLive映像を見ることができたのは嬉しいのですが,その半面「年をとったなぁ」という寂しさも禁じ得ませんでした。まぁこれは仕方がないことなんですけれどね(^^;)。

 BGM :All Live And The All Of The Night / Stranglersストラングラーズが1985年から1987年にかけてホーンセクションをバックに行ったLiveを収録したCD BACK


トムとジェリーの音楽 2007/10/31

 Bud Powellのアルバム『Jazz Giant』に収録されている『All God's Chillun Got The Rhythm』を初めて聴いたとき,どこかで聴いた曲だなぁ......と思って調べてみたら,これってアニメ『トムとジェリー』でしばしば流れていた曲なんですね。どうりで聴いたことがあるわけだ。
 『トムとジェリー』のBGMはこの曲に限らずジャズ・ナンバーが多いのですが,実はこうして既製の曲を使うことも多かったようです。
 こちらのサイトには『トムとジェリー』で使用された曲とその作者が載っていますが,その中にはルイ・ジョーダンの名前も見ることができます。そういえば,『トムとジェリー』のドタバタ場面とジャンプ系のジャズって良く合うんですよね。

 BGM :Tommy - Original Soundtrack / Who1975年に封切られたケン・ラッセル監督映画『Tommy』のサウンド・トラック盤 BACK


ヘルプ!4人はアイドル 2007/11/17

 今月号の『レコードコレクターズ』にビートルズ主演映画『ヘルプ!4人はアイドル』のリマスターDVDの記事が載っていたのですが,それを読むと,今回のリマスターでは画面の傷がまったく無くなり,画質が飛躍的に向上しただけでなく,収録曲の方も5.1chサラウンドになっているとのこと。これは当然買わなければなりません。ということで,さっそくAmazonで注文しちゃいました。
 ところで,Amazonに書かれている批評を見ると,スタンダード・エディションの定価5800円は高いという内容が多く見られましたが(ちなみにデラックス・エディションは19800円也),私はといえば,そんなに高いとは感じなかったんですよね。というのも,アニメのDVDに比べたらボーナスDiscが1枚付いてこのお値段は,決して高いものじゃないんです。いや,安いと言えるでしょう。何しろ,先日買った『フルメタルパニックTSR』の定価が7800円ですからねぇ....
 つ〜か,アニメのDVDが高すぎるんだよなぁ......やれやれ

 BGM :Blemish / David Sylvian2003年にリリースされた現時点でのデヴィッド・シルヴィアンの最新アルバム BACK


ピーガブ時代のGenesisの映像 2007/12/16

 ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスは,ピーター・ガブリエルの奇妙な被り物やメイクによるシアトリカルなステージが有名でしたが,残念ながらジェネシスが来日したのはピーター・ガブリエルが脱退した後であり,また,当時はヴィデオ等も一般的ではなかったため,写真以外でしかそのステージの様子を見ることはできませんでした。
 そして,思いも寄らない映像が発掘されDVDとして発売されているこのご時世にあっても,ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスの映像を収録したDVDは何故か未だに発売されていないんですよね。まぁ確かに一部が収録されているものはありますが,あんな程度じゃ納得はできません。
 それじゃぁってYotubeで『Genesis Peter Gabriel』で検索をかけてみると,これが吃驚。なんとまぁピーター・ガブリエル在籍時のLive映像があるわあるわ。ほとんどメイクをしていない美少年顔のピーターが歌っているライヴや,不可思議なコスチュームに身を包んだピーターが歌っているライヴ...等々,初めて見るような映像も多くて,これは楽しみです。しかし,ライヴを隠し撮りしたような映像ならいらしらず,あれだけ素晴らしいTVショー出演時の映像を何故DVD化して発売しないのか...不思議でなりません。

 BGM :Great Gonzos - The Best Of Ted Nugent / Ted Nugent(1970年代に活躍したアメリカのギタリスト&ヴォーカリスト,テッド・ニュージェントのベスト盤 BACK


Justin Haywardの映像 2008/01/05

 私が中学生から高校生にかけて一番好きだったバンドは(ビートルズは別格なので除外(^^;)),ムーディ・ブルースという英国のバンドです。ムーディ・ブルースはジャンルでいえばプログレに分類されるバンドなのですが,所謂プログレ的な部分はメロトロンをフューチャーしているぐらいで,サウンド的には超絶技巧の演奏や人を驚かすようなギミックあるわけでもなく,ある意味メロディー主体の真っ当なポップであり,それが当時の私の琴線に触れたのかもしれません。
 そのムーディ・ブルースの中心的存在でるジャスティン・ヘイワードがアコースティック・ギター1本で歌う映像がYouTubeにupされているのですが,これが実に良いんです。歌っているのはアルバム『神秘の世界』収録の『新しい地平線』とジョン・ロッジとのプロジェクト『ブルージェイ』収録の『昨日の夢』なんですが,ギターの弾き語りであるが故に,メロディーの美しさとジャスティン・ヘイワードの歌声の素晴らしさが際立っているんですよね。これを見て思わずAmazonで『ブルージェイ』を注文してしまったんですが,残念なことに未だに届いていません。

 BGM :Best 1991-2004 / Sealブラジル人を父にナイジェリア人を母に持つ英国のシンガー,シールのベスト盤 BACK


最短&最長No.1  2008/01/22

 今手元には古い資料しかないのですが,その中から1955年から1986年までの約30年間で収録時間が最も短い全米No.1ヒット最も長い全米No.1ヒットを調べてみました。
*最も収録時間が短い全米No.1ヒットBest 3*
 1位 1:43 Teddy Bear / Elvis Presley '57
 2位 1:49 I'm Hennry VIII, I Am / Herman's Hermits '65
 3位 1:50 Yakety Yak / Coasters '58
 3位 1:50 Stay / Maurice Williams & The Zodiacs '60

*最も収録時間が長い全米No.1ヒットBest 3*
 1位 8:36 American Pie / Don McLean '72
 2位 7:11 Hey Jude / Beatles '68
 3位 6:58 Papa Was A Rollin' Stone / Temptations '72

 最も,『アメリカン・パイ』はpart1, part2とシングルのA面B面に別れているので,A面のみでいえば『Hey Jude』が1位なります。
 アナログのシングル盤の最大収録時間が正確に何分何秒になるのはかわかりませんが,グランド・ファンク・レイルロードの『孤独の叫び』(9:33)のシングル盤は33回転でリリースされていましたね。

 BGM :Best Of The Spirit / Spiritジミ・ヘンドリクスが芸名の名付け親であるというランディ・カリフォルニア(G)や,後にJoJo Gun等を結成するジェイ・ファーガソン等が参加していたロサンジェルス出身のバンド,スピリットのベスト盤 BACK


2007年購入分私的Best10(Music編) 2008/01/29

 2007年購入分私的Best10(Music編)

01.Perception / Doors 2007 (CD)
 
ジム・モリソン生存中にドアーズがリリースした6枚のスタジオ盤と,それらをエンジニア&プロデューサーだったブルース・ボトニックがオリジナル・マルチ・トラック・テープまで遡ってリミックスした5.1chオーディオDVDをセットにした12枚組BOX。Doors好きなら必携です。
02.The Dub Room Special / Frank Zappa 2007 (DVD)
 
1974年のLiveと1981年のLive映像を中心に制作された映像作品の国内版。ようやく発売されたって感じですが,実に見応え(聞き応え)のある作品だったので,そんな不満はいっぺんにふっとんじゃいました。
03.Live - The Deffnitive Edition / Lindisfarne 2005 (CD)
 
1973年にリリースされたLive盤(1971年12月に地元ニューキャッスルで行われたライヴ)にアルバム未収録だった6曲を加えてリイシューされたCD。私に英国トラッドの魅力を初めて教えてくれた思い出深いアルバムです。
04.ニコパチ / 坂本真綾 2003 (CD)
 
声優でもあり歌手でもある坂本真綾が2000年から2003年にかけてリリースしたシングルを中心に選曲されたコンピ盤。プロデュースは菅野よう子。
05.ごはんができたよ / 矢野顕子 1980 (CD)
 
私が一番大好きな矢野顕子のアルバム。アナログ盤では2枚組で発売されていました。
06.
Ramones Raw / Ramones 2007 (DVD)
 
元祖パンク・ロック・バンド,ラモーンズが世界各国で行ったLive映像にホーム・ヴィデオで撮影したツアー中の私的映像をミックスして作られた作品。
07.Obscure Alternative / Japan 1980 (CD)
 
私が一番好きなジャパンのアルバム(紙ジャケ盤)。
08.
Something For The Weekend / Stackridge 1999 (CD)
 
1970年代に『田舎のビートルズ』と表され,(一部で)高い評価を受けていた英国産POP Band,スタクリッジが1999年に再結成してリリースしたアルバム。
09.Eternity's Children / Eternity's Children 1999 (CD)
 
ソフト・ロック・ファンから高い評価を受けているアメリカの男女混合ポップ・バンド,エタニティーズ・チルドレンが1968年にリリースした1stアルバム『Eternity's Children』と2ndアルバム『Timeless』を一枚にまとめたCD。
10.
Slade Alive! / Slade 2006 (CD)
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972年にリリースされたLive盤『Slade Alive!』に1978年にリリースされた『Slade Alive Vol.2』と1982年にリリースされた『Slade On Stage』,そして1980年に行われたレディング・フェス出演時のLiveを加えた2枚組CD。

 BGM : Beyond the Biosphere / Webb Brothers数多くの名曲を送り出した偉大なる作曲家ジミー・ウェッブの息子であるクリスチャンとジャスティンのウェッブ兄弟が1999年にリリースしたデビュー・アルバム BACK


ラヴィング・ユー(Lovin' You) 2008/01/30

 現在,三井住友海上のCMで流れている曲は『ラヴィング・ユー(Lovin' You)』ですね。
 CMで使われているのが誰のヴァージョンなのかは知りませんが,オリジナルは1975年に全米1位,全英2位の大ヒットとなったミニー・リパートン(Minnie Ripperton)のヴァージョンです。作者は本人と夫であるリチャード・ルドルフですが,この曲をプロデュースしているのはスティーヴィー・ワンダーなのです。ミニー・リパートンはスティーヴィー・ワンダーのバック・コーラスをやっていたこともあるんですよね。
 ところで,ミニー・リパートンはガンのため1979年に31歳の若さでこの世を去ってしまったのですが,そんな彼女の作った曲をCMで使うということは,保険会社のCMだけに「備えあれば憂い無し」というメッセージも込められているのでしょうか?(^^;)。

 BGM : Beyond the Biosphere / Webb Brothers数多くの名曲を送り出した偉大なる作曲家ジミー・ウェッブの息子であるクリスチャンとジャスティンのウェッブ兄弟が1999年にリリースしたデビュー・アルバム BACK


『Bus Stop』のLive映像 2008/02/05

 『YouTube』の一番の楽しみは時として思いがけない映像を発見できることです。
 最近見つけた映像で吃驚したのが,ホリーズの1966年のヒット曲『バス・ストップ』のLive映像と,ディヴ・ディー・グループの1966年のヒット曲『ハイダウェイ』のLive映像です。
 『バス・ストップ』は日本で一番人気のあるホリーズの曲ですが,そのLive映像(1966年もしくは1967年)は今回初めて見ました。スタジオ盤で印象深いラガー風ギターの絡みはちょっとアレでしたが(^^;),ハーモニーの方はさすがというか,やっぱりグラハム・ナッシュのハイ・トーン・ハーモニーは良いですねぇ!
 ディヴ・ディー・グループ(正式名称はDave Dee,Dozy,Beakey,Mick&Titchなのですが,長すぎるってんで,日本ではディヴ・ディー・グループと呼ばれてました(他のメンバーの立場は(^^;))は,日本においてはグループサウンズもカヴァーした『キサナドゥーの伝説』や『オーケイ』をヒットさせたポップ・バンドとしての印象が強いのですが,実はポップなメロディーに荒々しいサウンドという,いわばハード・ポップの元祖的な曲も多く演奏していたんです。
 この『ハイダウェイ』はその元祖ハード・ポップ・ナンバーのひとつであり,このLive映像でも,歌とコーラスはとてもポップなのに,演奏はファズの効いたギターをフューチャーした,まるでガレージ・バンドのようなサウンドを聴かせてくれます。これが実にカッコイイんだな。

 BGM : Live At Carnegie Hall / Bill WithersUse me』『Ain't No Sunshine』『Lean On Me』等のヒットで知られるアメリカの黒人シンガー&ソングライター,ビル・ウィザースが1972年10月にカーネギー・ホールで行ったLiveを収録したアルバム BACK


Summer Wine祭り 2008/02/07

 YoutubeでコアーズのアンドレアとU2のボノがナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッドの『サマーワイン』(1967)を歌っている映像を見て、こりゃまた珍しい曲やってるよなぁ...と思ったら、Youtubeにはこの他にも様々なミュージシャンによるヴァージョンが数多く登録されてるじゃないですか。
 原曲であるナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッドのヴァージョンは、本国アメリカで最高49位、イギリスでもTop40に入っていないのですが、どうやら最近では男女デュエットの定番ナンバーになっているみたいですね。
 というわけで、本日は真冬なのに『サマー・ワイン』祭りです(^^;)

THE CORRS AND BONO : SUMMER WINE (Live In Dublin '02)
 コアーズのアンドレアとU2のボノのデュオ。珍しい取り合わせだな...と思ったら,二人ともアイルランド出身という共通点があったんですね。

Ville Valo feat. Natalia Avelon - Summer Wine
 フィンランドのHMバンドHIMのヴォーカリストVille ValoがNatalia Avelonとのデュエットで2007年にリリースしたヴァージョン。

Emilie Simon & Alain Bashung - Summer Wine - Live @ La Music
 フランスの新進女性シンガーEmilie Simonとベテラン・シンガーAlain Bashungのデュエット。

Maro Lytra & Kostas Martakis - Summer Wine (MAD VMA 2007)
 二人ともギリシャのシンガーのようですが、詳細は不明です。これも2007年の映像すが、ヨーロッパでは去年『サマーワイン』がブームだったんでしょうか?

Moimir Papalescu and The Nihilists - Summer Wine
 チェコのエレクトリカ(というよりテクノ?)系のバンドによるカヴァーのオフィシャル・ヴィデオ。こちらは2006年にリリースされたものです。

 こうして聞いてみると、Moimir Papalescu and The Nihilistsのヴァージョンがテクノ系のアレンジがなされている他は、それほど原曲のナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッドのヴァージョンとアレンジを変えてませんね。ヴォーカルの方はMoimir Papalescu and The Nihilistsのヴァージョンですら、原曲の歌い方そのままです。
 まぁ、歌い方を変えてしまったら『サマーワイン』の妖しげな魅力が失せてしまうんですけどね(^^;)。

 でもって、こちらが本家本元のナンシー・シナトラとリー・ヘイゼルウッドのヴァージョンです。
Nancy Sinatra and Lee Hazlewood - Summer Wine (1967)

 おまけ
 YouTubeにはこの他にもアマチュアによるカヴァーも多数登録されているのですが、その中でもこのドブロ弾きのじいちゃんとマンドリン弾きのばーちゃんが歌うヴァージョンがなかなか味わい深いものがあります。
THE BUSKERS PLAY SUMMER WINE

 BGM : Blue Jays / Justin Hayward & John Rodgeムーディ・ブルースがアルバム『神秘の世界』リリース後バンド活動を休止していた1975年にジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジの二人がユニットを組んでリリースしたアルバム BACK