装備と評価


☆今回のリストは過去の経験等からの、私なりのワンポイント付きでまとめてみました。
※が、別ページに詳しくまとめたので、そっちを見てもらった方がわかりやすいと思います(^^;)。


○ザック類
 今回も『Aconcagua CORDOBA』の容量35リットルを使用。前回は慣らしをせずに使ってしまったので擦れて痛かったのですが、今年はそんなこともなく快適に使えました。容量も余計な物を入れて丁度ぴったり。
 
《ワンポイント》
 私みたいに余計な物を持っていかない場合でも、ご来光登山の場合、防寒着が意外と嵩張るので容量が多い方が楽です。30リットル以上はあった方がいいでしょう。私のはザックカバー内蔵タイプですが(おしりの所に収納されている)、ザックカバーも用意しておいた方が安心ですね。あ、あと子供がよく使う横に広いタイプは疲れるので向いていません。



○靴類
 これまた去年と同じトレッキングシューズ。ソルボライト製中敷き(衝撃吸収に優れているらしい・・・ソルボライトの板に玉子をたたきつけるCM覚えてます?)も、もちろん引いています。

《ワンポイント》
 くるぶしまで来る靴じゃないと、小石や砂が入って大変(特に下山時)。といっても本格的な登山靴は必要なく、靴量販店等で売ってる軽量安価なトレッキングシューズで充分。あと靴下は二重にした方が靴擦れを起こしにくくなります。



○雨具
 今年もホーマックオリジナルブランドの、普通より湿気放出性能がいい品。

《ワンポイント》
 富士山では雨は下からも降ってくる(吹き付けてくる)のでレインコートは全く役に立たないのは有名な話です。上下セパレートタイプでないとならないわけですが・・・どれを選ぶか?という問題が発生します。千円くらいで買える品、湿気放出用のスリットなどの工夫がされている4,5千円くらいで買える品(私が使っているのはこれ)、素材自体が湿気を放出し、なおかつ雨を染みこませないという1万円以上する高級品等が有ります。山によく登るなら高級品を買っても損はありませんが、富士山のためだけに揃えるにはちょっと値が張りますね。どれを選ぶかは予算等と相談して決めて下さい。
 個人的には、そもそも富士山は『悪天候の中登っても全く面白くない山』だと思っています。よって天気が不安定なら登るのを止めるという方針で行くなら非常用と割り切って安物を用意するというのも有りだと思いますね(遠隔地に住んでいたり、ツアーだとそうもいかないわけですが^^;)。あと防寒着の上から着ることもありますので、ワンサイズ上を選んだ方がいいです。それと、以外と嵩張ります。



○耳栓
 カプセルホテル、山小屋と大活躍。

《ワンポイント》
 意外なほど使用する場面があります。山小屋ではもちろんですが、ビジネスホテルによっては安くないところでも防音のしっかりしていないところも・・・。なお、初めて使う場合は上手く装着できないことも多いので、試しておいた方がいいです。



○杖
 今回も金剛杖を使用。しかも記録本編に書いてある通り1合目からの焼き印をコンプリート(^^)。

《ワンポイント》
 登りの時ははっきり言って邪魔です(笑)。しかし下りの時は凄く役に立ちますよ。収納を考えたら伸縮式の杖がベストでしょうか。
 金剛杖は5合目や山小屋等で買えます。山小屋で焼き印を押していくことが出来(200〜300円位)、下手なお土産品より遥かに記念になります。ただしツアー参加の時は山小屋毎に休憩するわけではないので、全て集めるのが困難になります。また、深夜だと寝静まって押して貰えない所も・・・あと悪天候の時も駄目な所多いみたいですね(焼き印を加熱する炭火が消えるから)。



○防寒具
 私の場合は厚手のフリース2枚とウィンドウブレーカー。登っている最中はフリース一枚1枚で充分でしたが、頂上では2枚無いととキツイですね。

《ワンポイント》
 ご来光登山の場合は必須(日帰りでも山頂付近は寒くなるので要りますが)なアイテムながら、最も厄介な装備で有ることは間違いない品(^^;)。夜明け前の山頂は0〜5度くらいになることが多いんですが、一度日が出てしまうと途端に邪魔なアイテムに・・・。しかし最も重視すべき品であるというのも間違いない所です。山小屋ではさすがに防寒着は売ってませんから。毛糸の帽子とかも有効。
 お勧めは厚手のフリース。それも新品ではなく、着古したようなので構いません。これを2,3枚持っていき、寒さに応じて調節するという形がいいかと思います。風が出てきたらその上からウィンドブレーカー等何か風を防ぐ物(フード付きで)を。なお、雨具は高級品でない限り防寒具にはなりません(経験者^^;)。



○下着類
 今回もワークウェアショップで購入したシャツで快適快適(^^)。

《ワンポイント》
 綿100%はあっという間に冷えて肌に張り付きます。登山用品店には汗を快適に放出してくれる特殊繊維(ダクロンとかいう)製のシャツが売っていますが、かなり高いので化繊混合のシャツでも充分です。あと転倒時のことを考えて昼間登る時に着るシャツは長袖シャツの方が無難です。
 入手先ですが、上記の通り作業着専門店(全国チェーンかどうか知りませんが、ワークマンとか)での購入がお勧め。こういう店では夏場屋外で作業する人が快適に作業できるように作られた品が結構売って居るんです。しかも安く。長袖シャツも、発汗性能と保温性能を両立した特殊繊維とかうたっているのが売っていたりします(性能の違いはよく判りませんが^^;)。あとユニクロとかでも発汗性能のいい品が売ってますね。



○日よけ対策
 日中は長袖シャツで陽射しをカット。あとウェットティッシュタイプの日焼け止め(コンパクトだし、取り出してささっと塗れるのが利点)を使いました。頭には汗対策を兼ねてタオルをターバンみたいに巻いてました。

《ワンポイント》
 高地なだけに紫外線が平地に比べてかなり強烈です。日焼け止めは必須。目が弱い人はサングラスも。また、帽子などの熱射病対策も必要になります。以外と忘れがちなのが、下山時の日焼け止め。前日塗っていてもかなり剥がれ落ちてますから、塗り直しが必要です。



○軍手
 イボイボ付きの軍手を使用。

《ワンポイント》
 岩場を登ったりするんですから無いと大変。転んで手を突いた時にこれがないと・・・・。夜は防寒具代わりにもなります。なお予備を持っていくなら濡れた時を考えて、フリース製等の水が染みこまないタイプを持っていった方が安心です。



○ライト
 去年と同じヘッドライトを使用。LEDで単4電池を使用するタイプなので、軽量なのが利点。予備はキーホルダーサイズのLEDライトで明るそうなのを、ザック外側に取り付けてました。

《ワンポイント》
 ご来光登山には必須として、日帰りの場合も必須です(スケジュールが遅れて日が暮れた場合・・・立ち往生しますよ^^;)。また、手持ちタイプではなく安物で構いませんからヘッドライトにするべきです。岩場を登る時両手が使えるかどうかで大違い。今売っているヘッドライト類は大抵LEDタイプですが、こっちの方が電池の保ちが良く、壊れにくいという利点があります。あと電池もライトも予備を忘れずに。



○ズボン
 去年と同じく裏地メッシュのカーゴパンツを使用。岩場でも全く妨げにならず、快適に登れました。

《ワンポイント》
 実はジーンズは向いていません。汗を吸って重くなりますし(背中から垂れた汗がおしり付近に・・・^^;)、雨が降ったりして濡れた時はなかなか乾かず体力を奪われます。お勧めは裏地が入っているタイプのカーゴパンツですね。足首の所を閉められるタイプならくるぶしを覆うスパッツの代わりにもなります。



○携帯酸素
 私は使わないので持って行ってません(^^;)。

《ワンポイント》
 気休め程度のアイテム(^^;)。しかし効果がある人も居ます。気分的な面もありますが、吸う時深呼吸になるからというのも有るのかも?。ただし・・・すっごいかさばります(笑)。500ミリボトルより大きいですね。そのくせ詐欺みたいな軽さという・・・。
 購入方法ですが、スポーツ用品店や量販店のスポーツ用品売り場等で売っています。山小屋でも売っていますので、現地調達というのも有りですね(当然値段が数倍しますけど)。



○水
 今回は500ミリ4本位と言うところでした。持参したのは2本+非常用の300ミリ1本。非常用には手を付けませんでした。飲んだのは主に水やお茶系。

《ワンポイント》
 7合目より上だと1本500円位しますが、ブルドーザーで運び上げるんですからこの位はします。2本ほど持っていき、必要に応じて買うのがいいと思います。なおケガした時の傷口の洗浄等にも使用しますので、真水は必ず残しておきましょう(私の場合は非常用の300ミリは必ず真水)。あと下山道には販売しているところが無い場合が多いので(特に河口湖口)、下山前に用意しておきましょう。
 あとペットボトルクーラーがあると便利です。アウトドアコーナーで売ってます。


○衛生用品
 トイレットペーパー代わりの水溶性ポケットティッシュ、ウェットティッシュ、タオル、バンドエイドといった所。

《ワンポイント》
 トイレに紙は一応ありますが(トイレ自体が有料ですが)、切れることもあるので持参した方が絶対に無難です。ただし水に溶けない普通のティッシュは使用禁止なので(バイオトイレが壊れてしまいます)、水に溶けるタイプかトイレットペーパーを必要量だけ切って持っていきましょう。手洗水がないからウエットティッシュも必須ですね。



○替えの下着類
 今回も下着類一式をフリーザーパックに入れておきました。

《ワンポイント》
 一式をフリーザーパックに入れ、体重をかけて封をすれば一気にコンパクトになります。濡れる心配も無し。なお濡れて困る物はフリーザーパックに入れておくと取り出しやすく安心です。あとパッケージングとして、全ての荷物をLサイズのゴミ袋に入れてそれをザックに入れた方が雨対策として有効です。ザックカバーとか有っても以外と染みこむみたいですし、安いザックだと意外な伏兵なのが自分の汗だったりするんです(^^;)。


○ごはん・おやつ
 持参したのは昼ご飯用におにぎり3個、ソイジョイ、あとエスビットで作るためにアルファ米とカップ麺。しかし結局作らなかったのは記録の通り(^^;)。おやつはチョコと梅干しとグミ位でした。

《ワンポイント》
 山小屋の夕飯の定番はカレーライス。しかしカレーは人によって好みがかなり出ますし、高山病や激しい運動をした直後ということで入らない人も居ます。ゼリー飲料等を持っていってもいいですね(山小屋で買うことも出来ますけど)。あとおやつは甘いのとしょっぱいのと両方用意した方がいいです。



○サバイバルシート
 サバイバルシートをブルーシートに蒸着したオールウェザーブランケットというのを持参。ビバーク時にくるまってみたんですが・・・暖かいことは暖かいのですが、ビニール袋を被っているのと同じで全く通気しないため、かなり蒸れました(^^;)。

《ワンポイント》
 サバイバルシートとはアルミを蒸着したビニールシート。毛布代わりにくるまって使用します。ホームセンターのアウトドアグッズ類売り場等で販売しています。小さいので、非常用の寒さ対策(9合目の岩場で動けなくなった時とか)として荷物に加えておくと安心ですね。



○ゴミ袋
 おやつが入っていたコンビニの袋に入れてました。ペットボトルは潰して片っ端からザックに詰めてました。

《ワンポイント》
 ゴミは当然自分で持ち帰りましょう。山小屋で買ったペットボトルはその場で飲みきれば山小屋側で回収してくれますが、それくらい自分で『家まで』持ち帰りましょう(駅やSAとかに捨てないよーに^^;)。



○マスク
 持っていきましたが、今回は下山道がガスの湿気を含んでしめり気味だったため、それほどほこりは出ませんでした。

《ワンポイント》
 砂走りがない下山道(河口湖側とか)の場合でも途中盛大に砂埃が出る地点もあるので、有った方がいいです。特にツアーだと団体でかき回すので列の後ろの人はそれはもう大変(^^;)。



○携帯電話
 FOMAでは河口湖口側の登山道では全く問題なく使用できました。下山道はかなり入りませんでしたね。

《ワンポイント》
 携帯電話は各社とも河口湖口側登山道、富士吉田口側登山道等にぎやかな登山道なら問題なく使用出来るみたいです(ウィルコム等のPHS類は当然論外^^;)。ただしご来光直後は通信量が増大するため、繋がりにくかったりすることもあります(特にメール)。あと防水もお忘れ無く。


☆以下余計なアイテムの評価。当然普通は要らない品々です(^^;)。ここからはワンポイントではなく、結果を表記していきます。


○SA1F(工人舎)
 富士山山頂でのブログ更新&ご来光画像即アップという計画のために購入・・・・したわけではありませんが(^^;)、前までブラウザボードで更新しようとしていたのの代用品。軽量でタフで長時間駆動可能な為、こういう用途にぴったり・・・って普通こんなのやる奴は居ませんね(笑)。なお通信はFOMAの64Kデータ通信を使用予定でした。

《結果》
 本編の通り、出している暇がなかったので見事に無駄アイテム!(笑)。なおバッテリーの保ちですが下山後河口湖駅でバスの待ち時間の間に使ってみたところ、半分以上残っていました。上で使おうと思えば楽にブログ更新等が出来たと思います。EeePCでも大丈夫じゃないでしょうか?(そうまでしてやることがあるのかという問題もありますが^^;)。なお短いブログなら普通ブログサービスには携帯からの更新機能(メールでの更新機能)が付いているので、それを使った方が当然楽です(ただし練習を忘れずに・・・)。



○エスビットクッキングシリーズ
 道具はメスティン、エスビット、ヘキサ固形燃料、チャッカマン等々。持っていった食料はアルファ米、おかずの缶詰、翌日の朝飯用にカップヌードル・・・・と、お湯だけ有れば何とかなる品を持っていきました。あとインスタントコーヒーも。
《結果》
 本編の通り(以下略)!(笑)。コーヒーのお湯だけは湧かしてみましたが、缶入り固形燃料を使った去年と違って今回はあっさり沸き、温かいコーヒーを飲むことが出来ました。食欲さえ有ればねえ(^^;)。


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 近所で富士登山用品が手に入りにくい方向けにネット通販リンク集。当然他にも様々な種類があるので、探す方は↑のショップリンクへ直接どーぞ(種類多すぎて迷うと思うけど^^;)
     
 ザック類は非常に種類があるので自分の好みと予算で。ただし夜間登山の場合は防寒着が非常にかさばるので、最低でも30リットル以上はあった方がいい。レインカバーが内蔵されていないタイプは用意したほうが安心。
     
 トレッキングシューズはその辺の靴量販店でも売ってる。サイズが合わないと大変なことになるから、実際に履いて合わせるのが一番。当然慣らし履きもしておいてね。あと靴下はトレッキング用の厚手の品だと当然快適。
     
 レインスーツは安物はいくらでも安い品があるけど、透湿性能とかがしっかりしている品の方がいい。昔はゴアテックス一択でかなり高かったけど、今は新素材が色々出ているおかげで比較的安価になっている。
 
     
 長時間の装着で以外と負担が来るので、ヘッドランプは軽ければ軽いほどいい。今は殆どLEDだ。 右は帽子や胸ポケット等に取り付けるタイプのライト。
     
 吸ったり食べたり飲んだりする酸素物・・・気の持ちようアイテム?(^^;)。でも食べる酸素は09年に試したところ、以外と有効(かもしれない)と判った。
     
 小物類。トレッキングポールについては、実際に使った日の記事参照で。右のサバイバルシートは、防寒具が足りなかったときとかに備えておくと安心の品。使っている人は結構居る。
      
 富士山は紫外線が強烈。でも度入りサングラスは高い。これらは普段使っているメガネに付けたり、メガネの上から装着する事によってサングラス化(偏光グラス化)することが出来る便利アイテム。
 
     
 ウェア類。汗をかいても快適なスポーツ用品かワークウェアがお勧め。綿製品は汗がなかなか乾かないので不向き。右端は腹を冷やさない袖無しウィンドブレーカー。
 
     
 膝用のサポーター。膝に不安感がある場合は有って安心の品。富士登山においては、下山時の方が膝に負担が来る。
 
     
 飲んだ後折りたためて便利なプラスチック製水筒と、ハイドレーションシステム(チューブで水を飲むシステム)のセット。
        
 その他有ると便利な品々。まあ別になくてもなんとかなる品々だけど(^^;)。でも左端の頭巻き専用のタオルはかなり便利。あと右端は私のおすすめの富士登山ガイドブック。ネットが普及しても、やはり紙媒体は非常に解りやすくて便利。