エスビットでご飯を炊く(冬季版)

条件  気温・・・0度くらい(笑)  天候・・・雪(笑)  風・・・無風
☆さて今回は『冬にメスティンとエスビットでご飯を炊く』というチャレンジです。災害は時と場所を選ばないもの。いざと言うときの備えに買ったエスビットが、冬だから使い物にならなかった・・・ではお話になりません。冬季は使えないor冬用の燃料を使わないとならないという携帯コンロ類は意外とあるんです(例を挙げると家庭用カセットガス。あれは厳寒時には寒冷地用に調整されたガスが入ったボンベが必要になるようです)。

☆というわけで、今回はかなり非常時の備えとしての検証寄りです。こんな季節にアウトドアでご飯を炊く人もあまり居ないでしょうし・・・(^^;)。

☆また、今回のメニューを思いついた当初は、富士山の頂上での炊飯も想定して・・・という面も有ったんですが、ウィキで『富士山山頂では通常の方法ではご飯を炊くことは出来ない』という事を知ってしまったのでそっち関係は無しになりました(^^;)。標高の高い山では気圧が下がるために沸点が下がるわけですが、そのせいでいくら加熱しても米がちゃんとしたご飯になる温度を越せなくなるそうです。無理にやると・・・糊になるそうな(笑)。
☆今回もこれらの道具です。ヘキサ固形燃料は最初にハンズで買った一箱(18タブレット入り)がついに無くなりました。たった一箱でこれだけ調理出来てHPのネタが出来るんですから、なんてコストパフォーマンスがいい燃料なんでしょう(笑)。もちろん新しいのは通販で購入済です。
☆さて今回も米1号(180cc)を研ぎ、200ccの水を加えて30分ほど放置してから炊飯開始です。
☆外は・・・雪!(笑)。しかも今回は朝ご飯で作ったので当然かなーり寒いです。もちろんこういう気象条件も有り得ますから検証としては申し分ありません。ただし、実際に災害時を考えた場合、厳寒の屋外の吹きさらしで炊くというのはあまり現実的とは言えない感じがします。部屋の中で・・・というのはさすがに危険すぎるので駄目ですが、せめて玄関の土間(コンクリートやタイルの部分ね)といった風が吹き込まないところでやるんじゃないでしょうか?。
 いや、決してこんな天気の中外でやりたくないという理由からじゃありませんよ?(笑)。

☆というわけで、今回は玄関で調理をしました。今回は普通のご飯なので、釜飯の時のようにいい匂い充満の心配も少ないです(笑)。ただしもちろん周囲には可燃物を置かず、エスビットの下にはアルミホイルをひきます。『くれぐれも、真似して屋内でやる時には周囲に注意してやってください』。もちろん何かあっても責任は持ちません(^^;)。エスビットはあくまで直火を使用するコンロなんですから、テントの中や板間の上とかは論外だと思ってください。
☆前振りが長くなりましたがやっと加熱開始です。今回も『はじめちょろちょろ〜』の格言に従ってタブレット1個で加熱開始。7,8分程で程よく湯気が上がってくるので、そこから一気に2個投入して強火で過熱する予定。
☆が、5分くらい経過した時点で既に派手に湯気が(笑)。エスビットは火力が風に左右されやすいですが、逆に言えば無風ならかなりの力を発揮するということでしょうか。

☆まあとにかく、タブレット1個だけなのに力強い湯気が上がって・・・蓋が外れそうになりました(^^;)。慌てて手近にあった塩の瓶を重石代わりに乗せます。『赤子泣いても蓋取るな』ですしね。

☆そうこうするうちにヘキサ固形燃料の場合追加燃料を入れる目安である7分が経過しました。ここで・・・前にやった通り一気に2個入れて強火にするか、既に強火状態になっているから1個で済ますか迷いました(^^;)。既にかなり沸騰している状態で2個も入れたらあっという間に焦げ付くんじゃないか・・・と。しかし、もし1個だけで加熱して火力不足だった場合、半生という悲惨な状態になってしまいます。生よりは焦げているほうがましだろうと判断。2個投入しました。
☆更に派手に湯気が噴出し・・・メスティンが炎に包まれます(笑)。大丈夫かなーと見守っていると・・・・案の定というべきか、数分でおろし時の合図である『メスティンから響いてくるクツクツという音』が全くしなくなりました。しかし、経過時間的に見ればまだ初めて炊いた時の3分の2位しか経っていません。もちろん燃料の燃焼時間もまだまだ余裕そう(^^;)。
☆そうこう迷っている間に・・・なんか芳ばしい匂いが漂ってきました(笑)。これはさすがに炊き上がったと判断。メスティンを降ろして逆さまにして蒸らします。なお、エスビットは燃焼したままほったらかし(笑)。シェラカップでお湯を沸かせるくらいは残ってましたね。
☆蒸らしの時間を利用しておかずの準備。今回も長期保存可能なものでご飯に合っておいしいもの・・・ということでシンプルに『ツナマヨしょうゆ』で行ってみることにしました。非常用の缶詰というと意外と手に入りにくく、また入れ替えの際に古いのを食べるのが大変といった面がありますが(特にカンパン系はきついと思う^^;)、ツナ缶ならそんな心配も無用です。むしろ普段使いしてしまう危険性のほうが高いかも?(笑)。また、寒さに耐える食事なら油分が多いほうがいいみたいです・・・ってそれってつまり脂肪増やして乗り切るという事なのかなあ?(^^;)。
☆さて蒸らしが終わったので蓋を開けてみると・・・今回もばっちりでした!(^^)。しっかりとおかずがいらないほどおいしいご飯が出来ており、しかも今回はオコゲのおかげで(しっかりとこげてました^^;)初めて炊いたときよりおいしく感じました。
☆で、その上にツナマヨをどーんとのっけて一気にいただきまーす(^0^)。う〜ん、至福のひと時(笑)。やっぱり日本人なら腹いっぱいのご飯でしょう。
☆というわけで、厳冬期でもちゃんと使い物になり、ご飯を炊くことも可能だと言うことが判りました。ただ、炊飯はその時のいろいろな条件にかなり左右されるという事も判りましたね。アウトドアでうまくご飯を炊くためにはとにかく回数炊いて経験を積むのが上達への道だと聞いたことがありますが、まさにその通りだと実感しましたね。

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