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青い月が映っている海。
月の光が一面に広がっている草原。
まるで海を見ながら語り合っているかのように咲いているたんぽぽ。
風にゆられて草原に来た種。
ずっと昔から草原にいた種。
同じように芽吹き、同じように葉を広げているたんぽぽ。
お日さまのまぶしさ。
小鳥の奏でるおだやかな音楽。
心を解き放ったように波の音に包まれているたんぽぽ。
開拓が進む草原。
葉を震わせながら耐えていた日々。
それでも花をつけ、海風にゆられているたんぽぽ。
地平線の白さが増してきた空。
葉の上をこぼれる、朝露のような涙。
淋しさという霧の中に隠れようとしているたんぽぽ。
楽しいことも、悲しいことも、全てを分かち合った種。
ある種は風にゆられて、ある種はそのまま草原に残って・・・。
それぞれの夢を抱いて旅立つたんぽぽ。
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