よみました
わたしの読んだものがたりの感想です

「でんせつ」
工藤直子・詩/あべ弘士・絵


 いろいろないきものが、こっそりしまいこんでいる
物語を、でんせつという名前の散文詩でつづっています。
 絵本が、単に絵と文字だけでなく、見せることも
できるんだよというくらい、体裁に凝っていて、
それゆえに、とても読みやすい本となっています。
 絵があって、でんせつの詩があって、しゃれた感じの詩が、
添えられている構成になっています。
 このしゃれた感じの詩というのが、おもしろくて、
笑えるものあり、あざやかな表現のものあり、考えちゃう
ものあり、ぴんとこないものありと、さまざまです。
 絵は、詩に添うような添わないようなで、素朴な感じで
描かれていますが、描かれている景色は、その動物の営みを
よく捉えていて、小細工がありません。
 どちらも、いきものが好きで、その好きな気持ちを
軽い感じで書いたり、描いたりしていて、読んで楽しいなあと
思いました。


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