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「雪のひとひら」
ポール・ギャリコ/作 矢川澄子/訳
おそらく、はかない冬の物語と聞かれた時に、
海外の作品だったら、「これ!」という方もいると
思えるくらい、有名になっているかもしれません。
ふんわりと降り落ちた、ひとひらの雪が、いろんな
旅をして、いろんなことを見て、経験して、やがて海へ
流れるまでの間の、冒険というか、できごとを通じて
知ったことを綴っています。
ものすごく簡単に言ってしまうと、それは雪の
ひとひらが、水になっちゃうまでの過程なのですが、
そこに、ちょっとしたエッセンスが入って、とてもすてきな
物語になっています。
作り事でなくても、細かいことをきっちり書いて、
ほんの少し、「こうなればいいなあ」という望みを書くだけで
すばらしい物語になるというのを教えてくれるような本です。
もうちょっと文字が大きければ読みやすいのですが、
素直で、きれいな物語で、わたしは好きです。
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