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「こどものころにみた空は」
工藤 直子 詩/絵
この本は、京都の「きりん館」で手に入れました。
ホームページを手がけていなければ、知ることの
なかった本です。
そして、この本のおかげで、「のはらうたホームページ」を
知ることができました。
でも、描かれているのは、とてもなつかしい、ちょっと
見失ってしまっていそうな、「たいせつなもの」です。
ぜんぶひらがなで書かれているのですが、ひらがなばかりの
文章というのは、意外と読みにくくて、そうじゃなかった
ころを、強く思い出させてくれます。
見るもの聞くもの触れるものの表現が、小細工なしで素直
なのですが、それでいてどこか洒落ていて、ちいさな頃を
呼び戻すような雰囲気を持っています。
いくつもの物語の、最後の文章を読むと、はっと我に返るような
そんな感じがあります。
取りたてて盛り上がるわけでなく、感動をさせようとしている
わけでなく、ふわあっと読めて、それでいてどこかに残る物語で
ものすごく好きです。
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