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「きいちゃん」
山元加津子 作/多田順 絵
この本は、ホームページをやっていなければ
出会えなかった本です。
「たんぽぽの仲間たち」のページに同じお話が
掲載されていますが、本で読むと、また違った
感動があって、うまく言えないのですが、うれしさで
一杯になりました。
絵を描かれている多田順さんは、これが初めての
絵本らしいのですが、すごく素朴で、お話に寄り添うような
すっきりとした絵で、とても好きです。
お話は、ほんとうに「事実」を書いたものなのですが、
時として「事実」は、創作よりすばらしい物語を紡ぐ
ものです。
のびやかで素直な文章に込められた想いが、ストレートに
伝わってきます。
きいちゃんの想い、お姉さんの想い、周りの方の想い・・・
誰もが素直で、いいことだろうなあと思って行動して、
えてしてこういう時のお話は、その想いがぶつかってしまって
あつれきが・・・となりがちなのですが、そうならないところに
この物語の、すばらしさがあります。
この本、ほんとうに好きです。
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