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「白樺のテーブル」
安房直子 作/味戸ケイコ 絵
この本は、わたしが好きな作家さんが組んでいる、とっても大切で
大好きな本です。
安房直子さんの書かれるお話には、どこか影があって、そこに
魅力を感じていますし、味戸ケイコさんの描かれる絵にも、なにか
言いようの知れない、ざわざわっとした雰囲気があって、それでいて
きれいな感じを持っています。
現実の中での不思議なできごとを描いたお話で、あまり大事に
していないテーブルを持っている主人公に、「緑の娘」が現われて
いろんなことが起きます。
さらりとした中に、「あれ?」と考えさせられるような部分が
あって、テーブルを作る前の白樺の木を、だんだんと意識して
読んでいくのですが、ラストは、さーっと消えるような感じなので
ずしっと重たい感じは無いです。
安房さんのお話に、味戸さんの絵が、がちっと合って、とても
きれいで、品のある一冊だと思います。
かなり無理を言って取り寄せた本なのですが、それだけの価値は
あります。
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