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海外 '92-'94へ↑

海外のレコード
1990〜1991年


  • Blood Sugar Sex Magic /Red Hot Chili Peppers
    L.A.出身の白人四人組、84年にデビューしており、ラップを使うハード・ファンク・バンドとしては先駆的なバンド。ギタリストのドラッグ死やドラマーの脱退を経て成功した前作「Mother's Milk」'89、に続く五作目。メンバーは引き続き、Anthony Kiedis、Flea、John Frusciante、Chad Smithの四人。シングル・カットされた「Under The Bridge」がヒットし、アルバムも二百万枚以上を売り上げ、代表的な作品になっています。私は前作に距離を感じて、ずーっと聴いてなかったんですが、これはやっぱいいですね。練れてます。演奏はカッチリしてるし、曲も良い、サウンドも良い。古く感じません。早く聴けば気に入ったのか、それともより唄モノに近い「Californication」で彼らのファンクに免疫ができたのか?わかりませんが、これなら高評価も納得!です。おはずかし。

    '91年 Warner : WPCP-4558


  • Out Of Time /R.E.M.
    アセンズ出身四人組、通算七作目。ワーナーに移ってからは「Green」に次ぐ二作目。前作にともなう長期のワールドツアーの反動か、今回はフォローのツアーをやらなかった由。それにもかかわらず初めてチャートで一位になり、全世界では1000千万枚以上売り上げたそうです。またライナーによると、前作に較べてギターが控えめで、キーボード、ストリングス、マンドリン等が多用されてるとのこと。ヒットした「Losing My Relision」など確かにそんな感じ。でも、だいたい彼らのギターはあんまり突っ込んでこないから、そんなに変わった印象も受けません。世評はむちゃくちゃ高いけど、私はいまいち苦手なバンドです。

    '91年 Warner : WPCP-4195


    これより上は前月更新分


  • Dirt /Alice In Chains
    二枚目。けっこうオルタナティブ・ロックの名盤集に挙げられてるんですよね。最初の印象は、ミクスチャー/グランジの有象無象のひとつ、というもので、その後はペリー・ファレルの真似っこやん、と思ってました。髪オールバックでサングラスの時期。で、一応聴いてみたんですが、これは全く私には対応不可の音。ダークでヘビーで。。。なんでもっとすぱっと明るくできんかね、楽しいかね、です。NINとかも同様。うう〜む。因みに解説は伊藤政則&増田勇一両氏。

    '92年10月 Sony : SRCS 5993


  • Generation Terrorists /Manic Street Preachers
    ウェールズ出身バンド、デビュー作。インタビューで「デビューアルバムをチャート一位に送り込んで、即解散だ!」なんてことをぶちあげ、ことに日本ではマスコミがこれを真摯に受け止めた為、生き急ぐ悲壮美を付加価値として持つようになってました。大言壮語はロックにつきもの、私も気に入ってましたねー。素直に見ても良い曲多いと思います。演奏は、パンクを標榜しつつもガンズやパブリック・エナミーも好きとかで、けっこうハードロックぽいです。歌詞は妙に小難しいですね。7には、R&R is our epiphanyなんてラインもあります。

    なお、7の冒頭のセリフはマーロン・ブランド、ヴィヴィアン・リー主演の映画「欲望という名の電車」から取られているのではないかと思いますが、どうでしょう??

    '92年2月 Epic/Sony : ESCA 5530


  • Bliss /Junk Monkeys
    中西部バンド、三枚目。ぐっと音がしっかりして、曲も水準アップ。これは良いです。特に革新的でもなく、若いもんの心をグジグジねらい打つこともないんですが、こーれがロック!でしょう。アナスタシア・スクリームドなんかにも近いとこありますが、大きな違いはリズムのキレ。ザクザク小気味良いビートを基調に、ドラムがオカズをひっぱたき、ギターがカッティングで応える、どれもこうでなくちゃ〜(@@)!な演奏。良いです、良いです、良いです。

    '92年 Warner/Metal Brade : 9 45100-2


  • Slinky /Miltown Brothers
    イギリスのバンド、デビュー作。粘っこい変な声で、大甘なメロディーを唄います。若いバンドの割にギターやオルガンが力強く、曲の中での聴かせどころもちゃんと設けられてます。正攻法しかなくて、新しさのかけらもないけど、やっぱ曲が良いので捨てがたいです。「Sally Ann」「Which Way Should I Jump?」「Never Coming Down Again」等など。次作はちょっと魅力後退。でもシングルでボブ・ディランのカバー4曲入りなんてのを出してましたっけ。あれは良かった。

    '91年 A&M : 395 346 2


  • Never Mind /Nirvana
    シアトルの三人組、メジャーデビュー盤。大売れしてグランジ・ブームの先駆となったアルバム。「How Low? How Low?」と歌い出す「Smels Like Teenspirit」はうまいこと切り出すな!と思ったものの、あまり相性良くないバンドです。なんでああ暗いのか。ヘビーでダークなのか。年は近いはずなのに、音楽の嗜好がちがってるんですよね(あたりまえか)。ほとんどの90年代名盤特集で一位を獲得、これで初めてパンクがアメリカで始まったのかもしれないし、影響でかいのはわかりますが、とにかく好みでない。ロックファンとしてはかなしいですね、こういうズレ。

    '91年 ゲフィン/MCA : MVCG67


  • Life 'n Perspective of a Genuin Crosover /Urban Dance Squad
    オランダ出身のミクスチャーバンド、二枚目。レッチリやリビングカラーとのツアーで人気を高めた由。冒頭「Comeback」など沸騰したようなファンク・グルーブにハードなギター、かっこいいです。でも結局印象がとっちらかってるんですよね。短い曲が挿入されたり、インドふうのがあったり、DJまで居てターンテーブルこすってるし。個人的にはグルーブ+ハードなギター路線に集中して欲しかったです。

    '91年11月 BMGビクター : BVCP-165


  • Screamadelica /Primal Scream
    三枚目。インディ・ギターバンドが、アシッド・ハウス系プロデューサーを起用してダンス仕様に変身。イギリスではラリって踊ることが大事件だったようですね。なるほど、こういうのがおもしろいのか、と思って聴いてましたが、うーん、やはりこの手の音はいまいち相性がよくないです。肉体性復権ということならジェーンズが居たし、イギリスのダンスものはなかなかぴんと来なかった。

    その後はジミー・ミラー(これにもちょびっと参加)を大幅起用しアメリカ南部系ロックへ変身。制作中の新作ではテクノやってるとのこと。どんどん変わり続け通したら、そのときは立派!と言ってあげてもいいか。

    '91年10月 日本コロンビア/Creation : COCY-7985


  • From Influence To Ignorance /Union Carbide Productions
    スェーデン・ガレージバンドの三枚目。ストゥージズ系。決定的な傑作とは言い難いですが、少ない音でなかなかいい線ついてます。彼らのことは、90年代ガレージR&Rのヘラコプターズが誉めてたんですよね。もっと激しいアルバムもあるそうなのでそっちに期待。尚、91年の解散後、メンバー三人がサウンドトラック・オブ・アワ・ライブズを結成、60年代ストーンズ色満開!な音出してます。変なバンド(笑)

    '91年8月 テイチク/NMW : TECP-25941


  • Gish /Smashing Pumpkins
    デビュー作。彼らの曲はリフをひたすら繰り返すばかりで、なっかなかカタルシスへ向かわないと思います。ギターをギラギラ鳴らしながら不思議に静謐な印象与える点などもユニークとは思いますが、なんでもっとこう爆発せんかなぁ、、、と歯がゆい気がしてしまいます。沸点近くをなぞって、また降りてくる感じ。といって捨てるにはもったいないし、、う〜ん、相性良くないです。

    '91年 Hut Recordings : CDHUT 2


  • Five Star Fling /Junk Monkeys
    アメリカ中西部出身バンドの二枚目。91年当時、ワーナーのサンプラー・アルバムに、このアルバムから「Sad Letters」が収録されてたんですよね。パンクを通過したキャッチーなロック。ずーいぶん経ってから中古で買えました。かなりリプレイスメンツっぽいです。ちょっとヨレた声に、ぐわしゃーっと押しつぶしたようなギター、バックビートをひっぱたくドラム、ロックの原型と言いたいです。Whoのカバー「A Quick One」あり。オフィシャルサイトは
    こちら

    '91年 Warner/Metal Brade : 9 26490-2


  • Loveless /My Bloody Valentine
    N.Y.生まれ、6才のとき家族と共にダブリンに移住したケビン・シールズを中心とする四人組。フルアルバム二作目。90年代の代表的名盤のひとつ。初期を振り返ると、80年代中頃にベルリンでバースディ・パーティふうの録音をおこなったり、ロンドンを拠点にしてからはジーザス&メリーチェイン、コクトーツインズふうの録音を残したりしている由。好みを言うと、ジザメリのきゃしゃなノイズや、端正すぎるコクトーツインズは全くアウトなんですが、このアルバムでは影響を残しつつも独自のものになっててOK、どころかすごいと思います。時間をかけて録音された多重ギター、サウンドエフェクトのコラージュ、とぎれとぎれに甘めのメロディーを唄うボーカル。それに重要だと思うのがリズムのゆるやかなうねり。これがサウンドに温かさと生気を与えていると思います。子宮の中を漂うような、不思議に郷愁を誘う万華鏡サウンドなんですよね。

    このアルバムはイギリスではそこそこヒットし、アメリカでもダイナソーJr.とのツアーで評判良かったようですが、セールスは震わず、結果的に膨大なスタジオ・コストの回収は失敗。クリエイションから契約を切られます。その後も録音はしてますが、ボツにしたり、メンバーも離れたりで、現在に至るまで新作は出ていません。評価が重いのでしょうね。彼らの影響は、イギリスではシューゲイザーと呼ばれるキラキラしたギターサウンドの一派、アメリカでもカレッジチャート系の有力バンドなどに多々見受けられます。

    '91年 Sire/Warner : 9 26759-2


  • Tremolo e.p. /My Bloody Valentine
    名作「Loveless」に先駆けるシングル。四曲のうちアルバムとだぶるのは一曲のみ。他の三曲がアルバムにひけをとらない内容なんですよね。特に「Swallow」は好きです。中近東フレーズさえ自然にとけ込ましてしまう、摩訶不思議なサウンド・プロダクション。ずっと欲しかったので近年の再発は嬉しかったです。他にもシングルのみの曲多いようなので、まとめたのを出して欲しいですね。

    '91年 Creation : cres cd085


  • Jesus Built My Hotrod /Ministry
    シングル。マッドハニーの人がしゃべりで参加。とーにかく、突っ走っててかっこいいです。ホットロッド、つまりぶっとばす車のことでしょう、エンジンの始動音で始まってます。ウォーミングアップの後、いきなりトップスピードへ到達、ぶっとばし〜〜〜!!一曲で8分ありますが、長く感じません。ブレイクあとのギターソロがまた火を噴くよう。ぐぇぇ、良いです。

    '91年 Sire : 9 40211-2


  • Bossanova /Pixies
    ボストン出身の四人組、三枚目。日本では前二作が2in1で出たので、実質二枚目のような感じ。イギリス経由ながら高評価を受けていて、買わずにおれないアルバムでした。プロデュースは引き続きGil Norton。ただ、バンドの内情としては既に複雑な緊張関係がもちあがっていた模様。前年のツアーが終わると一時休息に入り、ブラック・フランシスはソロ・ツアーへ。曲も書ける女性シンガーのキム・ディールは、Throwing Musesのタニア・ドネリーらとBreedersを結成し、スティーブ・アルビニのもとアルバム「Pod」を製作・リリース。今作はその後につくられており、キムの曲は一切排除、フランシスのサーフ・ロック嗜好を反映した内容になってます。

    まあ絶賛はされてたし、インディー・バンドの雛形と言えそうなギター・サウンドや、ポップな曲、緩急のダイナミクスなど健在なんですが、ちょっと肩すかしっぽい。私としては、トロトロしたベースの曲は単調に感じるし、意味のない歌詞のわりに曰くありげな態度や、サーフ・ロックという外し方も気に入らない、と段々抵抗を感じるようになりました。感情移入を拒絶するスタンスがいら立つのかな?閉じてませんかね、なんとなく。

    結局もう一枚出しただけで92年には解散してしまいます。Nirvanaをはじめ後続バンドへの影響は大きいし、ジンジャーも好きだったらしいし、ベスト&ライブ盤「Death To The Pixies」も買いましたが、いまいちすっきり「好き」とは言えないバンドですね。。

    '90年 日本コロムビア/4AD : COCY-6628


  • Goo /Sonic Youth
    N.Y.で結成、82年のデビュー以来初のメジャーアルバム。前作の評価も高かったし、影の番長現る、という感じで買わずにはおれないアルバムでした。タイトなドラムや、掻き削るようなギター、ボーカル等、徹底してクールではありますが、案外オーソドックスな作りの曲が多く、リフやメロディーを把握しやすいのでポップとも言えるのではないでしょうか。同時期のシングルではライブも収録されてて、これもよく聴きました。実にひんやり。

    '90年 Warner/DGC : WPCP-3592


  • In Case You Didn't Feel Like Showing Up /Ministry
    ライブ盤。エレクトロ・ボディ・ミュージックとかいうのでしょうか、機械的で偏執的なドラムビートに、刹那感を煽る必殺のギターリフ。中心人物はギターとキーボードの2人だったと思うんですが、クレジットではギターが5人、ドラムも2人います。まあ詳細はわからなくとも、この音の塊の前ではなんでもOK。選曲も代表曲をうまく収録してあるし、このバンドのアルバムを一枚買うならこれがいいと思いますね。特に前半の早い曲の連打には血が沸き立ちます。

    次のアルバム以降は、音がうるさいわりに直接的快楽を得にくくなった感あり。

    '90年 Sire : 9 26266-2


  • Up In It /Afghan Whigs
    ジャケットがかっこいいです。モノクロ・灰色の背景で、掌に縫合跡の目立つ腕が下からにゅっ。裏ジャケは街路ででかいスピーカーにもたれる黒人娘。壁にFUCK YOUと殴り書きしてあったり、なかなかの雰囲気。音の方は、悲痛なシャウトを多用、影のある曲調が主体。カッティングを生かしたかっこいい曲(1、6、12)もあります。しかし、いまいちバンドとしては演奏が平板なんですよね。。惜しい、捨てがたい、でもこれはちょっとなあ、、、という一枚。グランジ的?

    '90年 Sony/Sub Pop : SRCS 5867


  • Leningrad Cowboys Go America /Leningrad Cowboys
    フィンランドのバンド。アキ・カウリスマキ監督の同題映画のサントラ。尖った前髪&ブーツ、すっとぼけたチャンチキ演奏で50年代、60年代のロックをカバー。初めて見たときは可笑しかったなあ。CDで聴くとやや魅力半減だけど、オリジナルのたそがれたバラードや、民族音楽混ぜた曲などがけっこういけます。ただ、映画で一番気に入った「R&R Is Here To Stay」入れて欲しかった!50年代黒人グループのカバーで、歌詞もいいし、あれを演奏するシーンは颯爽としてかっこよかったんですけどねぇ。。。何故入らないかなぁ。

    '90年 BMG : 261153


  • Unplugged (The Official Bootleg) /Paul McCartney

    '91年5月 東芝EMI : TOCP-6713


  • Hymns To The Silence /Van Morrison

    '91


  • Seamonsters /Wedding Present
    高速カッティングに、のどを圧迫したような苦しげなvo.。悶えるようなバンドサウンド、その果てに開けてくる夏の朝のような光景。傑作です。「Niagara」という曲も入ってますが、ほんとに瀑布を思わすような強烈な音だと思います。
    最近はCineramaという名前で活動してるようですが、未聴。

    '91年7月 BMGビクター : BVCP-132


  • Mush /Leatherface
    あんまり評価されてなくて、もったいなさすぎなイギリスバンド。喉頭癌にかかりそうな悶えvo.に、ぎゅっと芯のつまったダブルギター。リフ、カッティング、ソロ、うるさくてけたたましくて最高です。当時はメロコアとか、エモとか、そんな言葉もなかったと思うけど、その手のファンにはいけるんじゃないでしょうか。名盤といえる一枚、というか、90年代からアルバム10枚選ぶなら、これを外すことは考えられないです。血がたぎります。
    また最近復活したみたいで嬉しい限り。歌詞も読み応えあり。

    '91 Roghneck : NECKCD 5


  • Deadicated /Various Artists

    '91 Arista : ARCD-8669


  • Weld /Neil Young

    '91


  • International Pop Overthrow /Material Issue
    パワーポップ中興の祖?シカゴ出身の三人組。デビュー作。コンパクトにまとまったパワーポップ・ナンバーを揃えていて、なかなか好きでした。「Valerie Loves Me」「Diane」など、女性の名前が唄い込まれてるのもそれふう。シングル収録のライブではシン・リジィの「Cowboy Song」等もカバー。案外アンバランスな迄にギターソロの音がデカかったです。あんまり名前聞かなくなったと思ったら、中心人物は亡くなってました。しかし、このアルバムタイトルを冠したパワーポップ系フェスも開催されており、けっこう評価されてるのかも。

    '91 Mercury : PHCR-1081


  • Lived To Tell /Eleventh Dream Day
    アメリカのカレッジチャートでコンスタントな人気のあった普段着バンド。可もなく不可もなく、しかも捨てがたいという感じ。「Rose Of Jericho」などはビートの効いた爽快な曲だし、雲母片をこすり合わせるようなギターの音も気持ち良いです。うじうじ&うだうだしてないのがまたいいかな。

    '91 Atlantic : 7 82179-2


  • Why Do Birds Sing? /Violent Femmes
    アコースティック楽器を多用し、パンクな演奏から皮肉の効いたコミカルソング、切々と歌い上げる曲などバラエティ豊か。声色も、スネたような声からすっとんきょうなハイトーンまで使いこなします。いいバンドですね。「(Do You Loke) American Music」や、カルチャークラブのカバー「Do You Really Want To Hurt Me」等。フォークソングの素養も侮れません。

    '91 Reprise/Slash : 9 26476-2


  • PTTM /Wise blood
    ミニアルバム。Clint RuinとRoli Mosimannのユニットで、機知をくすぐる音づくり。冒頭「Pedal To The Medal」は、スイングジャズのリズムに、ホーンやピアノなどを載せ、ダミ声でうめいたり唄ったり。ジャイヴバニーの強面版かなぁ。ラストの「Grease Nipples」も同様。けっこうおもしろいのです。

    '91 Big Cat : ABBCD30X


  • White Noize /Cop Shoot Cop
    陰鬱でインダストリアルふうな音。でもリフがはっきりしてるのでハマると聴けます。サンプラー専門のメンバーが居たり、メタルパーカッション多用してたりして、ニューウェイヴ期の音楽とつながる部分がありますが、とにかくリフ、わかりやすい唄、これですわ。切迫感も良いです。

    '91 Big Cat : ABB29 CD


  • Live And Rare /Jane's Addiction
    レア音源やシングル収録曲等を集めた日本編集盤。グラインド度を増した「Been Caught Stealing」のリミックス、粗削りでいかつい「Had A Dad」、ハードコアなライブ演奏、等など好内容。一部クレジットに誤りがあるのは
    ジェーンズのページで書いた通りだけど、シングルが入手しにくくなることを考えたら、これが出ていてよかったと思います。

    '91 WARNER : WPCP-4450


  • Green Mind /Dinosaur Jr.
    メジャー一作目。じゃらら〜ん、といきなり走り出します。ギターもいいけど、ドラムが力強いっすね。'88年頃から名前だけは雑誌で見かけていて、これでやっと聴けました。なるほどかっこいい。ただリズムの面ではオーソドックスで、ちょっと分が悪かったかも。米盤は歌詞がついてないのも損?

    '91 WARNER/Blanco y negro : 9031-73448-2


  • Get Off /Prince
    シングル。ダウンなファンクチューンで、ピーヒョロロ〜って入るリフが中毒性ありました。確かグラミーで演奏したんですよ。おどろおどろしい煉獄のようなセットの上で、裸に近い女性がウヨウヨうごめき、炎が曲に合わせてドヨヨ〜ンと上がる。印象深かったです。

    しかし、プリンス、この頃から徐々にオーラが消えていきましたね。不思議なもんですけど。 「Lovesexy('88)」「Batman('89)」「Graffiti Bridge('90)」「Diamonds and Pearls('91)」と、そこそこいいんですけど、未発表の「ブラックアルバム('80年代末)」の頃からファンク寄りのが増えたせいか、だんだん辛くなって、あとは編集盤しか追ってないです。そしたら次の「Love Symbol Album('92)」が良いらしいですね。何じゃいなー!です。

    '91 WARNER : ?


  • All My Trials /Paul McCartney
    日本盤シングル。さりげなくお店に並んでましたが、記念すべき一枚ではないでしょうか。タイトル曲のトラディショナルでの切々とした唄や、おだやかな「C Moon」もいいですが、ラストにリバプールでのジョン・レノン・メドレーが入っているのです。「Strawberry Fields〜Help〜Give Peace a Chance」。完璧な選曲、それに"Help"はジョンが望んでたとおりスローに演奏されてます。これは宝物ですね。

    '91年3月 東芝EMI : TOCP-6639


  • Did Ya /Kinks
    シングル。 タイトル曲の他、「GOTTA MOVE(LIVE)」「DAYS('91 VERSION)」「NEW WORLD」「LOOK THROUGH ANY DOORWAY」 が入ってます。「New World」が、シャキシャキした機械的な音使っていて、社会への警鐘っぽい内容で、んー前線にいるなー!と思いました。この後の活動は、意気込みのわりにちょっと低調かな、という気がします。特に曲がいまいち。。

    '91 CBS/Sony : 44K74059


  • Favorite Spanish Dishes /Lemmonheads
    シングル。モンキーズのMike Nesmithのカバー「Different Drum」や、マドンナ?「Step By Step」、Glen Danzig「Skulls」の他、キャッチーなオリジナルで計5曲。ポップな唄に、ずたぼろにひずんだギター、はっきりしたドラム、良いです。こういうのがアメリカではメジャーで出てるのに、日本では出てないんやなあ、と驚いた覚えがあります。

    '91 Atlantic : 7 86088-2


  • My Love Life /Morrissey
    日本版シングル。この頃、モリッシーの曲が実は美しい、と気づきました。タイトル曲、「I've changed my plea to guilty」など、ロック以外の人が唄っても美しい曲でしょう。ジャムのカバー「That's Entertainment」も切々として良いです。おおっと、タイトル曲のハーモニーはクリッシー・ハインドですって。

    '91 東芝EMI : TOCP-6909


  • Right Here, Right Now /Jesus Jones
    シングル。ミクスチャーの先駆けとしてちょっと人気のあったイギリスのバンド。そういうことは無視して、この曲だけは好きですねー。歌詞を確かめてみたいもんですが、おごそかに"よその場所や時間じゃなくて、ここに居たい"と唄ってる様子。なんか、ロックって感じします。

    '91 EMI/Food/SBK : K2-19734


  • Motown Junk /Manic Street Preachers
    シングル。これは好きでしたねー。"Revolution, Revolution...."とフェイドインしてきて、"ジョン・レノンの死なんか、俺には何の意味もなかった"っていう激しい歌詞、カタルシスの強い盛り上がる曲調。しかもカップリング曲がケヴィン・ローランド/レイ・デイビスを思わせるようなミディアム調の佳曲。しばらくシングル追いかけました。デビューアルバムを一位にして即解散するんだ、とか豪語してなかなかドラマチックでしたね。

    '91 Heavenly : HVN 8CD


  • Rutles Highway Tribute /Various Artists
    ビートルズのパロディバンド、ラトルズの曲を少年ナイフ、Galaxie 500、Das Damenら若手がカバーしたアルバム。元曲はもちろん良いし、キッチュなポップロックから内省的なアコギスタイル、疑似サイケまで幅広いです。

    '90 Shimmy Disk : Shimmy-041


  • The Last Temtation Of Elvis /Various Artists
    どういうものかイギリスの音楽新聞、NMEが企画したプレスリーのトリビュート盤。二枚組。スプリングスティーンによる豪放な「Viva Las Vegas」、R.プラントによる「Let's Have a Party」、P.マッカートニーのカンツォーネふう「It's Now Or Never」、モーターヘッドのレミーがぶっぱなす「Blue Sued Shoes」等など。A.ネヴィルの「Young & Beautiful」が極上に美しいです。

    '90 NME : NME CD. 038/039


  • Elektra's 40th Anniversary /Various Artists
    アメリカのレーベル、エレクトラが40周年記念に企画した二枚組。所属アーティストの曲をいろんなアーティストがカバーしてます。CureによるDoors、Billy BraggによるLove、Gipsy Kings によるEagles、PixiesによるPaul Butterfield Blues Band、Kronos QuartetによるTelevision等など。G. Satellitesや10000 Maniacsも良いです。

    '90 Elektra : 9 60940-2


  • Vehicle /Clean
    オーストラリアのバンドだそうですが、当時まったく情報得られませんでした。切なげでポップな唄に、ひきずるようなギターのカッティング。ちょっと壊れた感覚があって、時代柄でしょうか、そこんとこが大事に思えてました。

    '90 Rough Trade : Rough CD 143


  • Set /Youssou N'dour
    アフリカン・ポップ。実にまあ、音楽的体力が段違い。初めて聴いたときはぶったまげました。あんまり知られてなかったけど、こんな高度な演奏やってるんですもん。ソウルフルでパーカッシヴでファンキーで。歌もけっこうすんなり聴けますし、さすが音楽専従一族の出。

    '90 Virgin : VJCP-47


  • Enlightment /Van Morrison
    ポップ!コンパクトで軽やかな演奏、ソウルフルなボーカル、彼のアルバム一枚聴くならこれでいいのでないでしょうか。タイトル曲ほか、「Real Real Gone」「Youth of 1,000 Summers」「In The Days Before Rock'n'Roll」等など。活力の源になる音楽、ですね。じ〜んとしますわ。

    '90 Mercury : ?


  • John Peel Sessions 1987-1990 /Wedding Present
    「Take Me I'm Yours」、それにアルバム"Seamonsters"収録の「Dalliance」「Niagara」等が好きです。90年代に入ってもしぶとく活動続けてましたが、この頃がピークじゃないでしょうか。キラキラした高速カッティングが気持ち良いったらないです。この後の時期のピールセッションもCD化されてますね。

    ('93) Strange Fruit : SFRCD122


  • Let Them Eat Bingo /Beats International
    ノーマン・クックが、Fatboy Slim以前にやってたもの。エスニックな音源や、ダブ、レゲエなどを取り込みながら、仕上がりは実にポップ。ちょうどワールドミュージックとか一部盛り上がってましたけど、そうして広がった耳にぴったりハマりました。スマートでちょっと切なくて「For Specious Lies」とか不思議に感動的です。

    '90 Go! Discs : 842 196-2


  • Like A Daydream /Ride
    シングル。これは黄色のジャケット。初期のシングル、黄色とか青とか色変えて出てましたね。重いドラムに、きらきらしたギター、確かに良いです。が、ささやくような歌い方がどうも、、、、。もっと腹の底から声出せよ、酩酊してるなよ、と思ってしまう私は、わかりやすい形で現れるガッツが好きです。アルバムにも1,2曲ずつ好きなのありましたが。

    '90 Creation : crescd 75


  • Reading, Wrighting and Arithmetic /Sundays
    デビューアルバム。ハリエット嬢の声が、清涼飲料のように涼しくて気持ち良いです。「物語の終わり」「Hideous Towns」など曲も良いし、ギターもアコースティック感を生かしたオーソドックスな良さ。歌詞も、なんでこうちょろろっと文学っぽいの書けるかなぁ、と思います。若いのに。

    '90 Rough Trade : Rough CD 148


  • Simple Pleasures /Bobby McFerrin
    一人多重録音によるボーカリーズ・アルバム、確かグラミー賞とりまくったんですよね。ロックのカバーも多くて、クリーム・ナンバーのギターソロまで口でこなしてます。感心すると同時に笑えます。そしてなんといっても「Don't Worry, Be Happy」。いい曲だと思います。

    '90 東芝EMI : TOCP-6556


  • Let The Rhythm Hit 'Em /Eric B. & Rakim
    ラップですね。あんまり肌に合わないジャンルですが、この2人組の音はすんなり聴けます。音の引用、リフの組み合わせ方がけっこう音楽的で、こっちのバックグラウンドと重なる部分があるような気がするんですよね。ポップってことでしょうか。

    '90 MCA MCAD-6416


  • Ragged Glory /Neil Young & Crazy horse
    なんといってもギターの荒れた生々しい音が素晴らしいでしょう。ドラムとかバック陣はスカスカなんですけど、音が部屋に広がると、開放感があっていいんですよね。感覚が冴えてくる感じ。「Mansion On The Hill」「Days That Used To Be」などの、過去をひきずる歌詞もまた良いし。あー、ロック!ロック!ロック!

    '90 REPRISE : 9 26315-2


  • Around The Horn /Souled American
    ひなびた歌、壊れた演奏が良いです。「Luggy Di」というインストが特に好きでした。シカゴのグループらしいし、今で言うシカゴ音響派にもつながるのかもしれませんが、これはロックの範疇で聴けます。最近の音響派って言われてるものは、どうもいまいちぴんとこないですが。。(哀)

    '90 Rough Trade : Rough US75CD


  • Shake Your Money Maker /Black Crowes
    若い南部バンドのデビュー盤。粘るR&Rリフや、うなるバラード、突っ走る曲、うまい具合に揃ってます。このバンドはルーツ系以外の音楽も聴いてるし、72年のストーンズのような曲も書けるし、南部ロックって括り方だけで置いとくのはもったいないと思いますわ。あと、エンジニアはブレンダン・オブライエン。ギターの音圧が心地よいです。

    '90 Def American : 9 24278-2


  • Seasons In The Abyss /Slayer
    製作リック・ルービン、助手アンディ・ウォレスで、スラッシュのうるさい一枚。でも、アンサンブルは整ってるので静謐な印象も。悲鳴をあげるようなキリモミギター、展開のわかりやすいリフなど、けっこう好きで聴いてました。メタリカはダメだったんですが。ヘラコプターズのニッケは、スレイヤーはチャックベリーとつながってると言いましたが、わからなくもないような。

    '90 Def American : 9 24307-2


  • Ritual De Lo Habitual /Jane's Addiction
    待ちに待ったメジャー二作目。ジャケットが問題になってアメリカでは差し替え版も出ました。もちろん両方買いました。早い曲は、もっとテンポあげてほしかったですね。大作「Three Days」もすごいのかすごくないのかはっきりしない出来だと思いますが、何せジェーンズの新譜です。出るだけでもいい!あと「Classic Girl」の”これが俺たちの時代なんだ”って歌詞が好きでした。ロックにも歴史はあるけど、今は今、ですね。

    '90 WARNER : WPCP-3711




    1999/8/19


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