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海外のレコード
1986〜1987年


  • Sign O' the Times /Prince
    二枚組。プリンスの頂点でしょうか。これはRevolutionなしのソロ録音だったかな。リズムの粗いドラムなどが、かえって生き生きした感じを与えます。ただまあ、ライブの時のシーラEのドラム、プリンスのぐりぐりギターが音楽的には最強だと思います。強いも弱いもないですが、いろいろ音楽が出てきたなかでバンドやるなら、こういうタイプが最もボルテージあがると思うのです。プリンス、ローザ、ジェーンズ、ファンカデリック、ZEP、ジミヘン等など。。

    '87年 WARNER : ?


  • Jane's Addiction /Jane's Addiction
    メジャーデビュー前年のライブ盤。カバーセンスが素晴らしいです。ルー・リードの「Rock'n'Roll」とストーンズの「Sympathy For The Devil」がメドレーで入ってます。両方ともシンプルな循環コードでできているので、つなげやすいわけですがすが、こんな組み合わせ見たことなかったし、くそバッチリやな!!と思いました。
    攻撃的なギターとファンキーなリズム体、退廃的なアート風味、何より壊れてるとこから始まってるのが良いです。アコースティックな美しい曲から、部族的かつインダストリアルな感のある最終曲まで。これが新しい時代の幕開けでしょう。

    '87年 Triple X : 51004-2


  • Velvet Kiss, Lick Of The Lime /Lions & Ghosts
    LAのグラマラス美形バンド。ハードロックがかったところと、メロメロポップなところ、抒情的なところ等が混ざってます。A級とは言えませんが、捨てがたい魅力。数曲はトニー・ヴィスコンティがプロデュースしてます。「Man In A Car」「Love and Kisses From the Gutter」「When The Moon Is Full」等好きです。

    '87年 東芝EMI : CP32-5517


  • Earth, Sun, Moon /Love & Rockets
    ブレイクする直前のアルバム。「Waiting For The Flood」が気持ちよくも美しい。これなら洪水に流されてもいいかな、とちょっとだけ思いますが、やっぱ遠慮しときましょう。

    '87年 Big Time/Beggers Banquet : 6058-2-B


  • Louder Than Bomb /The Smith
    この頃までのシングル集めた編集盤。モリシーのボーカルが気持ち悪くて嫌いだったですが、解散前後に聴いてみるといける曲もありました。というかライブ盤での彼らはかっこいいな、と思います。ここでは「Ask」、そして「Please Please Please Let Me Get What I Want」。これは大好きです。この切なさ、いたたまれなさは、不思議な美しさに達してますね。

    ('90年) ビクター/Rough Trade : VICP-43


  • The Singles /Pretenders
    ベスト盤。お買い得。初期の「Stop Your Sobbing」「Kid」等から、ちょうどこの頃のヒット曲「Don't Get Me Wrong」「Hymn to Her」等まで入ってます。なんというか、かっこいいですよねー、クリッシー・ハインドは。曲がポップなのがまた良し。

    '87年 WEA : 32XD-884


  • Frank's Wild Years /Tom Waits
    70年代からの音源をまとめたベスト盤「The Asylum Years('86)」が出て、次のアルバム。彼はこの頃ずっといいですね。 「Swordfishtrombones('83)」「Rain Dogs('85)」、そしてこの後も「Big Time('88)」「Bone Machine('92)」など。これらIsland時代をまとめたベスト「Beautiful Maladies('98)」も良いです。映画でもおいしい役やってましたね。

    '87年 Island :


  • Uptown /The Neville Brothers
    ニューオリンズのファンクブラザース。これはメジャーを狙って、新しめな音づくりを取り入れたアルバム。もっぱら不評なんですが、私は好きです。 「Drift Away」っていうカバー曲があって、R&R賛歌なんですね。来日公演のとき、サビの部分をアカペラで繰り返してて、ぐぐぐっと来てしまいました。むくつけき大男のアーロンほか、既に40代になるであろう兄弟達が、真面目そのものの表情で唄ってる姿が目に焼き付いてます。いいのですよ!ゲストも豪華で、Branford Marsalis, Jerry Garcia, Carlos Santana, and Keith Richards等など。そもそも前進のミーターズは、ストーンズの前座に起用されてたんですよね。70年代にもニューオリンズが流行り、この後またちょろちょろ盛り返してきました。

    '87年3月 EMI :?


  • Gipsy Blood /Mason Ruffner
    テキサス出身の白人ギタリストで、粘っこいフレーズ弾きます。SRヴォーンの人気が出てきた頃でしたが、もっと地味。でも、全曲自作でけっこういけます。特に”ニューオリンズに帰ったらブードゥークィーンに会って、Dr.Johnが持ってるような厄除けをもらうんだ”と唄う「Under Your Spell」。良いです。プロデュースはデイブ・エドモンズ、バックも彼のバンドでした。地味に出て地味に消えたと思ったら、ニューオリンズでの大物のレコーディングで時々名前を見かけますね。

    '87年 CBS/Sony : 32DP 773


  • Live -I Hear You Knockin' /The Dave Edmunds Band
    スマイリー・ルイス「I Hear You knockin'」のカバー他、何の新し味もないけど、ごく気持ち良い音です。キーボード含む5人編成。デイブエドモンズは、この頃出たカールパーキンスのビデオでも活躍してましたね。ジョージハリスンやエリッククラプトン含むバンドの、仕切り役っぽい感じ。ジョージとデュエットする「Your True Love」がかっこよかった!

    '87年 Columbia : CK 40603


  • Rock'n'Roll /Motorhead
    ビル・ラズウェルとアルバム作って、次のアルバム。4人編成。これ大好きです。ゴリゴリ分厚い音で、唄はけっこう情緒的。”I'm in love with R&R, satisfies my soul/ I got R&R, to save me from the cold/ And if that's all there is, it ain't so bad, R&R!”と唄われるタイトル曲ほか、「Eat the rich」「Blackheart」「Stone Def in The USA」「All For You」「Boogeyman」など、怒濤のロックナンバー炸裂。グレイト。

    '87年9月 GWR Records(Castle) : ESM CD 556


  • Georgia Satellites /Georgia Satellites
    この頃紹介される洋楽はどれもこれもついていけなくて、まともなギターバンドがないじゃないか、、と思ってたです。そんな中ゴツゴツとギターリフを刻んで出てきたのが、彼ら。アメリカ南部出身で、前歯の抜けてる好青年ダン・ベアードとリック・リチャーズのギターのからみがかっこよかった。「Keep Your Hands」のリフは、80年代に生まれた数少ない古典でしょう。あと、初期のミニアルバムのみに収録されてた曲で、大好きなのあったんですよね。。CD化してほしいもんですわ。

    '87年 ? : ?


  • Menlove Avenue /John Lennon
    確か命日頃に出たんだったと思います。レコード屋で、冒頭フェイドインから始まって”Here We Go Again”と囁かれたときはゾッとしました。ヨーコと別居してた時期の未発表録音集ですね。「Be My Baby」はのべーっとしたアレンジで期待ハズレ。好きなのはカバーの「Angel Baby」です。”It's just like heaven, being here with you /No one can love you like I do”という単純明快な酩酊ラブソング。Ooh〜というファルセットが快感でして。。

    '86年 東芝EMI : CP32-5338


  • True Colors /Cyndi Lauper
    一枚目はアレンジがあっというまに風化する類のもので、好きになれなかった。曲はいいんだけど。この二枚目は、今聴くとなるほど、ドドンドドンというキーボード使ったリズムに時代感じるけど、まだいけます。カバーの「What's Goin' On」「Iko Iko」がよかったです。後者はちょっと前にDr.Johnのバージョンを知ったばかりだったし。

    '86年9月 Epic/Sony : 32.8P-150


  • Bad Influence /The Robert Cray Band
    当時エリック・クラプトンに曲をカバーされたりして、人気の出てきた新世代ブルースマン。タイトル曲はひそやかでいい曲だし、「I Got Loaded」など跳ねる曲では、流石!なソロ弾いてます。固いドラムがまた気持ち良いです。

    '86 Mercury : PPD-3074


  • Mardi Gras in Montreux /The Dirty Dozen Brass Band
    ニューオリンズのブラスバンド、その名を広めたライブ盤。ジャズ系でもあるのですが、曲はプロフェッサーロングヘアの「Mardi Gras in New Orleans」などやっていて、理屈抜きのお祭り騒ぎ。大盛り上がりのお客に対して、アンコール前にリーダーがメンバー紹介して、”、、and I'm your captain, Fly me(?) Davis. ハハッハー!”とキレのいい見栄を切るとこが、なんともかっこいいです。ファンク!

    '86 Rounder : J33J 20127


  • King Of America /Elvis Costello
    アメリカのベテランミュージシャンを集めて作られた、ルーツ寄りのアルバム。この版には当時のライブが一枚付いてます。どうもコステロの歌い方はアクが強くて、メロディーにしてももう少しすっきりならんのかい、と思うこと多いのですが、これは素直に好きな方です。”Oh No, Please don't let me be misunderstood”、いいです。

    '86 MSI : MSIEC 11


  • Pete Townshend's Deep End Live! /Pete Townshend
    84年の「Face the face」がかっこよかった。指揮者棒振り回して、びくんびくん踊る曲。あとWho時代のデモを集めたアルバム「Scoop('83)」「Another Scoop("87)」が良かったですよね。充分聴けるし、ピートのボーカルもいける。ブルース弾いたり、奥さんか彼女に罵声を浴びせるとこがあったり。

    '86 Atco : ?


  • Live 1975-1985 /Bruce Springsteen & E Street Band
    ボスボスボス。この時期まで「リバー」「ネブラスカ」ボーンインザUSA と続いて、すっかり大メジャー。長時間ライブがまたすごい!ということで、CD5枚組のこのアルバムが出ました。 高いんで買わなかったけど、レンタルで(当時はすぐレンタル屋にブツが廻った)聴きました。このあとはストレートな 勢いがなくなりました。最近またEストリートバンドといっしょにやり始めましたね。

    '86 ? : ?




    1999/8/17


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