ロックンロール・ベスト100シングル/ポール・ウィリアムス
著者は、60年代にロック雑誌「クロウダディ」をつくったアメリカ人。ボブ・ディラン・フリークでもあり、ディランについての評伝本も書いてます。
この本では、ロバートジョンソンの「テレプレイン・ブルース」からニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーンスピリット」まで100枚のシングルを選び、見開き2〜4頁の文章を添えています。権威主義的な人ではないので、フランクな書き方です。情熱はたっぷりとあるので、読んでるとちょっとぐらぐら揺さぶられます。R&Rについての新しい体験(?)
音楽の友社 1995年刊
ジャズ・プロデューサーの半生記 /ジョン・ハモンド
著者は、ジャズ創生期から、ディラン、サンハウス、アレサ・フランクリン、スプリングスティーン等に至る幅広いアーティストをプロデュースしたアメリカ人。その自伝です。
30年代の芸能界では、人種混合で演奏するのはタブーだったらしいのですが、彼の薦めでチャーリークリスチャン(黒人)がベニーグッドマン(ユダヤ人)のバンドに入ったんだそうです。他にもビリー・ホリディや、カウンド・ベイシーに目をつけたりして、大した人だと思います。
モダンジャズにはちょっと距離を置いていたようですが、ブルースを基盤にジャズやロックを受けとめる視点は、ロックファンにはとっつきやすいものではないかと思います。あんまり本屋でも見かけませんが、おもしろい本です。
彼の肉声は、ライブ盤「フロム・スピリチュアル・ツゥ・スイング」や、サンハウス「ファーザー・オブ・ザ・ブルース(2枚組)」、スプリングスティーン「レア・トラックス」等で聴けます。いい声だと思います。
スイングジャーナル社 1983年刊
1999/7/1
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