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2000年8月5日
京都 拾得 サマーオブどんと38:その2



  次にテリー・ザ・トルゥース。拾得のご主人、テリーさんが歌とギター、磔磔の社長水島
氏がドラム、助っ人に女性ベーシスト、という三人組。拾得の正社員だった玉城さん、バイ
トやってたどんとさん、ともにずーっとお世話になった方々なんでしょう。音はパブ・ロッ
ク系と言いましょうか、ギジギジに歪んでブルージーな音色、フレーズ、なおかつハイ・テ
ンションで、テンポも早い。かなり好みでした。階段に陣取った地元出演者の人たちも、激
しく受けて、声をかけたり大笑いしたり。それもなんか暖かくていい感じ。先頃亡くなった、
スクリーミン・ジェイ・ホーキンスに捧げる歌なんてのもやってました。便秘のブルースか
と思ったけど、たぶん違う曲。とにかく意外にツボでした。

  次にマチルダ・ロドリゲス。基本的にバナナホールと近いメニュー。一曲目は、ジミヘン
のことを唄った「さらばジェームス」。拾得25周年でも、玉どんとしてやってました。そ
れから「橋の下」「いも虫まる虫」。バンドの演奏としては、確実に三日間の中で最もテン
ション高く、熱くはち切れそうな、寄らば切る!的すごさを感じました。ローザの曲では三
原さんのタイコを頭の中で鳴らしながら聴いてみました。つっこむ三原さんに対して、小関
さんのははっきりタメが効いて、ひきずる感じ。頭の中でタイコが鳴る!ときに対して実際
に鳴るまではフッと隙間を感じるほど時間があきます。実際には短い時間だけど、慣れのせ
いか、その隙間がちょっと寂しいという。ですが、これはもうタイプの差でしょうね。余り
に対照的です。
  四曲目、玉城さんが足を前後にふんばって、叫び上げるようにマイクに向かい「俺たちは
ロックバンドだけど、、、、どんとはフォークの神様だぜ!」、でもちろん「フォークの神
様」。007のテーマ付きアレンジ。もうギター弾き倒し。終わると「これで終わりだった
んだけど、もう一曲やっちゃう!昨日もやったけど!」で、「バカボン」。これも爆発。斜
め後ろから見てても凄さを感じたから、かなり圧倒的だったんではないかと思います。さち
ほさんはステージ脇でずーっと踊ってました。マチルダが引き上げると、客席からは熱に浮
かされたような満足のためいきが。

  ここまでで、約一時間半くらい。物販をごまめいとの人に替わってもらい、円卓へ。椅子
も譲ってもらえ、座ってみるとエアコンが思った以上に効いてて、快適。昨日の立ち通し、
汗まみれ、な状態に比べると天国のよう。

  セッティング終了後、アクアボム。昨日と同じく、キューピーのような白づくめの人物登
場。キーボードの女性は短パンでセクシー。ギターの人はジャージみたいな上着を着用。暑
くないんでしょうか。ドラムの人は、一時期のチャックベリーのようなでっかいモミアゲ。
短パン履いただけで素足、野人のような風体。永井さんも昨日同様、上半身裸で細長い白の
パンツ、サスペンダー、でかい白のシルクハット、サングラス。コーラスのドクロズにシル
クハットを渡し、ベースのストラップを装着。シルクハットをかぶりなおし、「Flowers」!
言うことなしの演奏。続いてオリジナル二曲やって、次の曲へ。確か京都のバンド、融点の
メンバーがコーラスに参加してたと思います。
  毎日やってる永井さんのMC「ピッポッパッ!プルルル〜、プルルル〜、ガチャ!おう〜
どんとかぁ!どないしてる?おれ、おれはええ感じやで〜。そう、いつものとおり祭りや、
祭り。そっちは?あー、ふぅん、おー!そうかぁ、ええ感じかぁ。そやろなぁ。うん?おれ
か、おれはもう少しこっちで祭りやってるわ。またそのうちそっちにも行くと思うけどな。」
心なしか、ちょいしんみり。デートの場所は「夢の中」。こーれも素晴らしかった!コーラ
ス大合唱で盛り上がり、ドラムの人もひたすらマイクへ顔を傾けて熱唱。おかげで中盤演奏
を抑えようとする永井さんの合図が目に入らない。永井さんはボンッ!タイコのひとつに手
を置いて合図するも、ドラム氏はなお顔をゆがめてマイクへ熱唱中(笑)そのうちやっと気
づき、無事抑え目のパートへ。メンバーの入り込み具合がよくわかる微笑ましい一幕でした。
アクアボムのオリジナルもよかったし、良いステージ!

  次に桑名晴子さん。また赤い衣装で、三曲。ビートルズの「どんと Let Me Down」、ボガ
ンボス時代に晴子さんがコーラスで参加した、予言的な名曲「カーニバル」、そしてハワイ
語の歌。ほんのりと南国の空気漂う、清涼剤のようなステージ。特に「カーニバル」は、あ
んまり人前で唄ったことないから、とのことでしたが、やはりこのどんとの誕生日に特別な
趣を添えていたと思います。
  それから、晴子さんのステージの前だったかと思いますが、どんとへの誕生プレゼントと
いうことでケーキがステージへ。38という数字をかたどったロウソク二本に火が灯され、
さちほさんの音頭で全員で「ハッピーバースデイ」を唱和。玉城さんと永井さんが鼻息でロ
ウソクの火を吹き消しました。ばっちり鼻水が飛んでた模様。玉城さんは歌の間、どういう
わけか、ジャンケンやるときみたいにコブシを組み合わせたりしてましたが、その甲斐もな
く一回では消せず。永井さんがブンッ!とひと消し。永井さんの鼻息は荒いようです。ちょ
っとお茶目な趣向がいかにも。なお、ケーキは皆さんから買っていただいたどんとシールの
代金でまかなわれました。

  また、ステージの向かって右脇に、ちいさな祭壇が設けられ、花やどんとの写真(たぶん
ボガンボス時代のステージ写真で、どんとが合掌してるもの)が飾られ、こちらへも皆で「
どんとおめでとう〜!」とお祝いを言いました。ちょっと、じ〜ん。いやかなり、じ〜ん。。

  そしていよいよローザ・ルクセンブルグ3/4!楽器類のセッティングが始まり、玉城さ
んの赤いストラトが二本並べられ、山添さんが準備。チューニングを合わせようとして「う
わっ」と渋面。熱気と湿気で音が狂いやすくなってる模様。三原さんも早々と登場。昨日と
同じ、赤地のアロハふうシャツ。汗はだいじょぶなのか、はたまた同じモノを二枚持ってる
のか?つまらないことが気になります。
  ひととおりセッティングをして、ツンタカ、ツンタカとマーチふうな音をひとしきり叩く。
客「うぉ〜!」「ひゅーひゅー!」「いけいけー!」「叩け!叩け!」「ボコボコッ!」既
に気が狂いそうになってます。三原さん「うるさいぞオフ会!」
  
実は、ホームページを開いた三原さんを囲んで、年季の入ったローザファンのオフ会を先月
やっており、このツアーでも久しぶりのローザメンバー同士のライブとあって、ほとんど皆
遠路はるばる集結しているのでした。もちろんそんなことはおかまいなしに、各地から大勢
のファンが集まってますし、元々京都はどんとがバンド活動を始めた土地。そしてローザが
よくよくお世話になってる拾得というこの場所柄。古い木造の建物の暖かさ。薄暗がりの心
地よさ。とーっても雰囲気がいいんですよね。古くからのファン、かつては少女や少年であ
った人たちも、10余年の歳月を経て30才前後のいい大人になって。若い人もちゃんとい
ますし、一方けっこうな年輩の方もいて、みんなこのどんとが中心になったライブを心から
楽しんでて。快適な空間!

  そのうち永井さん、玉城さんも登場!玉城さんは前のマチルダの時はSKY DOGのTシャツ
だったと思いますが、このときは昨日着てたTシャツに替えてたような気が。茶髪は長くて
ウェーブかかってて、目が隠れる長さ。パンツは赤っぽかったかな?なにせ三人とも、昨日
初回を無事終えてるためか、リラックスした良い笑顔。当然玉城さんが向かって右、永井さ
んが左。そして中央、本来どんとが居るべきはずの中央にも、背は低いけどマイクが一本。



2000/8/11、8/13訂正(IZUMIさん感謝!)


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