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BLUES Video

ブルース関連のビデオです。



  • サン・ハウス & ブッカ・ホワイト

    案内役はタジ・マハール。元々はシアトル・フォーク・ソサイエティの為に撮影されたスタジオライブ。 再発見後の1965年前後の映像でしょう。モノクロですが、異様な興奮を覚えさせられる内容です。

    曲目は、サン・ハウスが、4曲。

    1. Death Letter Blues
    2. John The Revelator
    3. Preachin' The Blues
    4. I Want To Live So God Can Use Me
    ブッカ・ホワイトが、6曲。
    1. Aberdeen Mississippi Blues
    2. Mama Don't Allow
    3. My Baby
    4. Broke Down Blues
    5. Poor Boy
    6. Old Time Boogie
    サンは、ブルース初期の巨人(でかいわけではないけど、よくそう言いますね)チャーリー・パットンと行動を共にしたり、ロバート・ジョンソンの師匠スジであったり、すごい人なわけです。録音は1930年頃に数曲、その後間を置いてちょびっとあるくらいでしたが、この当時白人ブルースファンから再発見され、ジョン・ハモンドのプロデュースでアルバムを録音、一部で注目を浴び始めたおじいさんだったのですね。

    自分は、動くサンハウス!を初めて見たのがこの映像だったんで、愛着のある一本です。しかも期待裏切らない演奏っぷり。日曜の教会に出かけるような礼装(スーツにネクタイ)で、メタルボディの共鳴板付きギターに光を反射させながら、喉を震わして唸る唸る。こめかみに血管が浮いてくるような唱法。骨太の指にスライドバーを填め、右の親指は低音弦を、バッチンバッチンはじいて、CDと同じあの音を出してくるわけです。ああ、もう、くぅ〜、です。
    堂に入った一人語り(MC)も、聖と俗の境界線をふらつく、妖気漂うもの(もしくは、酔っぱらいか耄碌しかけた老人の繰り言)で、語りかけるサンの目をみつめていると、判断力がどんどん低下していきます。どう受け止めたらいいのかわからなくなるんですが、この酩酊感がまたいいのですね。。

    一方のブッカ・ホワイトも似たような世代の人で、40年くらいから録音があります。BBキングのいとこでもある人。 豪快なノリの演奏で唯一無二でしょう。ギターのボディをバンバン叩く奏法に、目が点です。個性的な曲調とか、もっとロックの人が取り入れてもいいと思うんですが。ボブ・ディランもツェッペリンも、陰気なカバーだけでした。(In my time of dying)

    まあ、皆が皆感銘受けるかといえば、そうでもないでしょうが、個人的に大事な一品です。

    全54分 奏法解説付き/バップビデオ 1992年


  • デヴィル・ガット・マイ・ウーマン

    ブルース・アット・ニューポート1966

    これはもう、よくもこんなメンツで揃えたな!の特上メンバー。前出のサン・ハウス、ブッカ・ホワイトに、スキップ・ジェイムス、ハウリン・ウルフ(しかも、ギターはヒューバート・サムリン)。かー、すんばらしいです。

    スキップ・ジェイムスも、30年頃から録音の残っている、非常に陰鬱なブルースをやる人で、クリームがカバーしたI'm so gladも彼の曲(これはテンポむちゃ早いですが)。ロバート・ジョンソンへも、彼の影響はっきりしてます。この撮影当時は、他の人同様再発見されてて、再録音も評価高く、自分自身、非常にプライド持ってたという話が伝わってます。ファルセットで、上半身動かしたりしてけっこう若々しいです。

    期待のハウリン・ウルフは、演奏はいまいちなんですよね。残念ながら。バンドの音が合ってなかったように記憶してます。他の人が演奏してるときには、ちょこちょこ顔を見せて何かしらリアクションを見せてくれるので、それは面白かったです。お酒のんで、うだうだ言葉をかけてくるサンハウスに、ぴしゃりぴしゃり強烈な反撃をするシーンなどもあり、こいつら上下関係ないんか?それでいいんかい?と見ている方が心配になったりします。

    演奏にのって、ひょこひょこ踊るサンの表情を見ていると、それでいいのか、、、とも思いますけど。

    これが、クリームや、Revolver、ビートルズ武道館公演と同じ年なのですから、妙な気分ではあります。

    Pvine 1998年(?)

    1999/7/1


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